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インタビューのコツ21選|質問や対談のポイントを紹介

U-NOTE編集部

2023/08/28(最終更新日:2023/10/23)


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初めてインタビューをすることになった場合、どのようなことに気をつけて実施したらいいのか不安な方も多いのではないでしょうか。限られた時間内で相手に質問を行い、回答の中からコンテンツのテーマに合った答えをピックアップし、それを記事としてまとめるまでがインタビューの一連の流れです。

本記事ではインタビュー依頼から準備、当日、終了後までを項目分けしてそれぞれのコツをご紹介しています。これからインタビューに挑戦する方、インタビューをもっと上手に行いたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

本記事の内容をざっくり説明
  • インタビューを依頼するときや質問を考えるときのコツとは
  • インタビュー時に意識したい8つのポイント
  • インタビュー終了後に大切な作業とは

 

インタビュー取材を依頼するときのポイント・コツ

インタビュー取材は相手にも時間を確保してもらって、一緒に1つのコンテンツを作り上げる仕事です。当日の取材だけでなく、取材準備からプロとしての対応が求められています。そこで、インタビュー取材を依頼するときの4つのコツをご紹介します。

インタビュー取材を依頼するときのポイント・コツ

コツ1.2週間〜1ヵ月前にはアポを取る

コツ2.取材相手(インタビュイー)や、その業界について調べる

コツ3.相手をインタビューしたい理由を熱意を持って伝える

コツ4.取材依頼書を添付する

 

コツ1.2週間〜1ヵ月前にはアポを取る

インタビュー取材の依頼は、1ヶ月前には行います。難しい場合は、最低でも2週間前に依頼するのがマナーです。

その際、構成や質問項目は送る必要はありません。まだ詳細が決まっていないから……と直前まで連絡をためらうのではなく、まず相手がインタビューを受け付けてくれるのかの意思を確認してから、詳細を決めるのがベターです。

取材依頼のアポ取りをする際には、インタビューの主旨や掲載媒体、インタビュー日程の目安、費用の有無など、相手が判断するのに必要な情報を必ず記載して連絡しましょう。

 

コツ2.取材相手(インタビュイー)や、その業界について調べる

取材相手であるインタビュイーや、その業界について徹底的に調べることも、インタビュー取材を依頼する際のポイントのひとつです。

依頼を受ける側からすると、業界や自分について詳しい方であれば前提の説明をする必要がなく、取材がスムーズに進むので負担があまりかかりません。的を得た質問も多くなるので、内容が充実したコンテンツを作成してもらえる安心感があります。

また、相手のことを調べていない場合、インタビューのテーマに合っていない人をアサインしてしまう可能性もあります。取材相手がどのような考えを持っているのか、基本的な情報は確認しておくようにしてください。

 

コツ3.相手をインタビューしたい理由を熱意を持って伝える

取材相手に依頼を受けてもらう一番のコツは、インタビューしたい理由を熱意を持って伝えることです。さまざまな人がいる中で、なぜ取材したいと思ったのか、どんなことを聞きたいのかを具体的に取材メールに記載しましょう。

 

コツ4.取材依頼書を添付する

下調べや取材理由などが固まったら取材依頼書を作成し、メールやお問い合わせフォームに添付して依頼を出します。

取材依頼書は必要な情報が書かれていれば簡潔な内容で構いません。取材の希望日時や取材場所、取材テーマ、掲載媒体などを記載します。謝礼が決まっているのであれば、謝礼についても記載します。

取材依頼書は、相手が取材を受けるかどうかを決めるのに必要な資料です。取材依頼書の他に資料があるのであれば一緒に添付し、取材の可否を判断してもらいましょう。

 

インタビューの質問を考えるときのコツ

インタビューは、事前のリサーチや準備などで完成度が決まると言われています。質問もその準備の中に含まれています。コンテンツの質を高めるには、相手の個性や人となりを引き出すような内容が大切です。次に、質問を考えるときに意識したい4つのコツをご紹介します。

インタビューの質問を考えるときのコツ

コツ1.相手にしか聞けないような内容を考える

コツ2.過去との変化や、未来のことを聞く

コツ3.質問に優先順位をつけておく

コツ4.オープン・クエスチョンとクローズド・クエスチョンのバランスを考える

 

コツ1.相手にしか聞けないような内容を考える

インタビューの質問を考えるときの1つ目のコツは、相手にしか聞けないような内容を考えることです。

取材時間は大体1時間程度が目安。話を聞ける時間には限りがあるので、主旨とはズレる質問はお互いにとって無駄な時間になってしまいます。

例えば、「最近はいかがですか?」という質問は漠然としすぎているため、相手も何を答えれば良いのかわからず困惑してしまいます。解像度の高い回答を得られるように、なるべく具体的に質問しましょう。

また、インタビューにおいて定型と呼ばれている質問も不要です。一例として「あなたにとって○○とは?」「読者のみなさんへメッセージをお願いします」などがあげられます。

誰にでも答えられることではなく、この人だからこそ答えられることにフォーカスして質問を考えましょう。

 

コツ2.過去との変化や、未来のことを聞く

インタビューの質問を考えるときの2つ目のコツは、過去との変化や、未来のことを聞くことです。

インタビュー取材は時間軸だと現在・過去〜現在・未来の3つに分けられます。中でも過去〜現在までの変化はインタビュー取材の中心となる部分。過去を振り返ってみて現在の自分はどう変わったのか、過去から現在までに挑戦したことなど、時間軸に沿って質問をすると個性が伝わる回答が得られます。

過去から現在までの変化を聞いた後は、未来についても質問します。直近の活動内容でも良いですし、今後のビジョンでも構いません。

 

コツ3.質問に優先順位をつけておく

インタビューの質問を考えるときの3つ目のコツは、質問に優先順位をつけておくことです。

インタビュー取材の質問は、最初に作成した構成骨子にあわせて考えるのが一般的。一旦、各見出しで聞きたい質問を全て書き出したら、次に質問の優先順位を付けます。

インタビューを通して、新たに質問したい内容が出てきたり、話が膨らんだりして、準備していたすべての質問ができない可能性があります。限られた時間の中でこれだけは聞いておきたいことと、最後に時間が余ったら聞きたいことと分けておくと当日インタビューがしやすくなります。

 

コツ4.オープン・クエスチョンとクローズド・クエスチョンのバランスを考える

インタビューの質問を考えるときの4つ目のコツは、オープン・クエスチョンとクローズド・クエスチョンのバランスを考えることです。

オープン・クエスチョンとは、「はい」「いいえ」で答えるような回答範囲が決まっているものではなく、自由な回答をするための質問のことです。例えば、「〜についてどう思いますか?」「今後の展望は?」などの質問が該当します。

一方、クローズド・クエスチョンとは、選択肢を用意してその中から回答を選んでもらう質問のことです。例えば、「犬と猫どちらが好きですか?」「朝型と夜型のどちらですか?」などが考えられます。

オープン・クエスチョンはより多くの情報を引き出したいとき、クローズド・クエスチョンは事実の把握を行いたいときと、使い分けるのがコツ。まずはオープン・クエスチョンで質問をし、内容の解釈があっているかどうかはクローズド・クエスチョンを行うなど会話の流れを見て行うのがベターです。

 

インタビューをするときのコツ

インタビューはマニュアル通りに行えば必ず成功するものではありません。さまざまな現場で経験を重ねることで、自分なりのインタビューの雛形ができていきます。ただし、インタビューの基本を押さえておくことも必要。これからインタビューを行う方に向けて、インタビュー時のコツをいくつかご紹介します。

インタビューをするときのコツ

コツ1.質問をするときは起承転結を意識して話す

コツ2.インタビュー写真を忘れずに撮る

コツ3.ボイスレコーダーは2台以上準備する

コツ4.質問を消化するだけではなく、深掘りする

コツ5.相手のペースに合わせて話す

コツ6.長々とアイスブレイクをしない

コツ7.相手が話しやすい環境を作ることを意識する

コツ8.相手が言いたいことを汲み取る努力をする

 

コツ1.質問をするときは起承転結を意識して話す

インタビューをするときの1つ目のコツは、質問するときに起承転結を意識して話すことです。

話が行ったり来たりすると、話している方も聞く方も話の道筋を見失って混乱してしまいます。1つの物事を深掘りしたい場合、起承転結を意識することで相手も全体の流れを考えて話やすく、実際にコンテンツにする際も誤った情報を入れずにストーリーを作れます。

 

コツ2.インタビュー写真を忘れずに撮る

インタビューをするときの2つ目のコツは、インタビュー写真を忘れずに撮ることです。

インタビュー写真の撮り方は大きく分けて2つです。1つは、カメラマンが同行していて取材中の様子を撮影してくれるパターン。この場合、取材対象者には取材中に撮影が行われることを事前に説明しておきましょう。

もう1つは、1人で取材と撮影を担当するパターンです。取材をし終えてからの方が良い表情が引き出せるので、まずは取材を行い、その後撮影に移行しましょう。実際に受け答えをしているかのようなポージングや表情でと伝えることで、自然なインタビュー写真が撮れます。

 

コツ3.ボイスレコーダーは2台以上準備する

インタビューをするときの3つ目のコツは、ボイスレコーダーは2台以上準備することです。

ボイスレコーダーは突然音声が入らなくなったり、再生できなくなったりする可能性があるため、2台以上持ち歩いていると安心です。取材前には必ず音声が録音できる状態のあるか、フル充電されているかなどをチェックしましょう。

万が一、ボイスレコーダーが直前で故障してしまった場合は、iPhoneやAndroidスマホにインストールされているボイスレコーダーもアプリが使えます。ただし、ボイスレコーダーに比べると集音声が低いため、最後の手段として使うのがおすすめです。

 

コツ4.質問を消化するだけではなく、深掘りする

インタビューをするときの4つ目のコツは、質問を消化するだけでなく、深掘りすることです。

インタビュー初心者がやってしまいがちなミスで一番多いのが、事前に用意してきた質問を順番に聞くことです。想定質問から聞いていくのは決して誤りではありませんが、それだけでは相手の個性や人となりを深く知ることはできません。

用意してきた質問を相手に投げかけ、回答内容で気になる部分があれば追加で質問していくこと。質問の流れから逸れてしまったとしても、回答をさらに深掘りすることが良いコンテンツ作成に繋がります。

 

コツ5.相手のペースに合わせて話す

インタビューをするときの5つ目のコツは、相手のペースに合わせて話すことです。

緊張からか早口で質問をしてしまったり、相手がまだ続けようとしているのに次の質問をしてしまったりするのも、インタビュー初心者がやりがちなミスのひとつです。

相手によって話すペースや考えをまとめるのに必要な時間は異なります。最初の1、2問で相手のペースが掴めるので、時間がないからと慌てて質問したりするのは意識的に避けましょう。

 

コツ6.長々とアイスブレイクをしない

インタビューをするときの6つ目のコツは、長々とアイスブレイクをしないことです。

多くのインタビュー取材では、相手と自分は初対面です。それに加えて、会ってまだ数時間も経過していない状態で、質問に対して自分の考えや価値観を話さなくてはなりません。すぐにインタビューに入るのではなく、軽くアイスブレイクを行いましょう。

ただし、アイスクブレイクの時間は長すぎてもいけません。相手が関心のありそうな最近のニュースや話題などを取り上げ、軽く触れる程度で良いでしょう。自分について興味を持って調べてきたということが相手に伝わり、少しだけリラックスできればアイスブレイクは完了です。

 

コツ7.相手が話しやすい環境を作ることを意識する

インタビューをするときの7つ目のコツは、相手が話しやすい環境を作ることを意識することです。

矢継ぎ早に質問したり、表情がなかったりしてしまうと、相手に緊張感を与えて萎縮させてしまいます。話しをしている最中はにこやかに聞いたり、適度に相槌を打ったりするなど、「話の内容に興味がある」と相手に伝わることが大切です。

また、動作も意識したいポイントのひとつです。メモを取るのに必死になりすぎたり、頭をかいたり、貧乏ゆすりをしたりと普段の悪いクセが出ていないかどうかにも気を付けましょう。

 

コツ8.相手が言いたいことを汲み取る努力をする

インタビューをするときの8つ目のコツは、相手が言いたいことを汲み取る努力をすることです。

インタビュイーの中には、自分の言葉で考えや感情を話すのが苦手な方もいます。そのような場合には、こちらから内容を汲み取りましょう。「〜ということでしょうか?」「〜という意味で合っていますか?」など、相手の意図を質問するのがおすすめです。

 

インタビュー終了後のポイント・コツ

インタビューは、終わった後の対応も大切です。終了後も気を抜くことなく、インタビュイーへのお礼連絡や録音の文字起こしなどを早めに行っておきましょう。そのほかにも大切なポイントについて解説します。

インタビュー終了後のポイント・コツ

コツ1.インタビューを受けてくれたことに感謝を伝える

コツ2.メモやボイスレコーダーの内容をまとめる

コツ3.インタビューの熱が冷めないうちにコンテンツを作成する

 

コツ1.インタビューを受けてくれたことに感謝を伝える

コンタビュー終了後は、インタビュイーに対して感謝を伝えることを忘れないでください。インタビュー終了直後に一度お礼をし、直接連絡できるのであれば解散後もお礼のメールをしておきましょう。

簡易的なお礼ではなく、具体的に何が良かったのかを書いて相手に伝えましょう。次回もインタビューを受けてくれるかどうか、今後の関係性にも影響を与える重要なポイントです。

 

コツ2.メモやボイスレコーダーの内容をまとめる

インタビュー終了後はなるべく早く、メモやボイスレコーダーの内容をまとめましょう。時間が経過してしまうと、どの話に関わるメモなのかがわからなくなり、せっかく残したメモをコンテンツに活かせなくなってしまいます。

ボイスレコーダーの文字起こしは、できればその日のうちにまとめましょう。当日、時間が取れない場合は次の日の午前中には書き起こすなど、スピード感をもって作業することが大切です。

 

コツ3.インタビューの熱が冷めないうちにコンテンツを作成する

インタビューを終え、メモやボイスレコーダーの内容をまとめたら、インタビューの熱が冷めないうちにコンテンツ作成に取り掛かりましょう。

まずは、ボイスレコーダーの文字起こし内容やメモ、収集した資料を参考にしつつ、構成骨子を作ります。その後、必要に応じて録音も聞きつつ、骨子に肉付けをします。

インタビュー時の相手の様子や盛り上がりなどを思い出しつつコンテンツを作ると、必要なポイントを押さえた読み応えのある内容に仕上がります。

 

インタビューのコツを押さえて、実践してみよう

本記事のまとめ
  • インタビュー取材の依頼は相手にどれだけ熱量を伝えられるかどうか
  • インタビュー取材は事前準備と想定質問でほとんど成果が決まる
  • インタビュー後はしっかりと感謝を伝え、なるべく早く文字起こしやコンテンツ作成に取り掛かる

インタビューは相手と1対1で会話を行いつつ、テーマに沿った内容について回答をもらうことをメインとしているため、非常に緊張感があります。慣れていないと、質問が早口になってしまったり、事前質問を順番通りに行ってしまったりと小さなミスを犯してしまうもの。基本を押さえることで、そうしたミスは減らせます。

本記事を参考に、相手に失礼がないように、かつインタビューで成果を出せるようにポイントを意識しながら、インタビューを行ってみてください。
 

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