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エクセルのショートカットキー11選|一覧や使えない場合の対処法を紹介

U-NOTE編集部

2023/08/18(最終更新日:2023/09/12)


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パソコンで効率よく仕事をするためには「ショートカットキー」を活用することがポイントです。いくつか活用しているものがあっても、そんなにはよく知らないという方も多いのではないでしょうか。

本記事では、基本のエクセルのショートカットキー11選や、覚えておくと便利なショートカットキー一覧をご紹介します。

初めて使うショートカットキーを覚えるまでには時間がかかりますが、慣れたら大幅に時間短縮できるようになるので、ぜひ参考にしてください。

本記事の内容をざっくり説明
  • 覚えるべきエクセルのショートカットキー11選
  • いつか役に立つエクセルのショートカットキー一覧
  • エクセルのショートカットキーが使えない場合の対処法

 

覚えるべきエクセルのショートカットキー11選

エクセルのショートカットキーの種類が多すぎて何から覚えればいいのかわからないと困っている人もいるのではないでしょうか。

まずは、使う頻度が高い、覚えるべきエクセルのショートカットキー11選を紹介。一つひとつ丁寧に確認していきましょう。

本記事では、Windowsを使ったときのショートカットキーを紹介しているので、macOSを使っている場合は、記事中で「Ctrl」となっているものを「command」として活用してください。

覚えるべきエクセルのショートカットキー

コピー:Ctrl+C / command+C

ペースト:Ctrl+V / command+V

上書き保存:Ctrl + S / command+S

取り消し線:Ctrl + 5 / command+5

値貼り付け:Ctrl+V+Alt / command+V+Alt

行削除:Ctrl +(負符号) / command+(負符号)

行挿入:Ctrl +(正符号) / command+(正符号) 

検索:Ctrl+F / command+F

 

コピー

コピーしたいセルの上で右クリックをすると、上記の画像のような画面が表示されます。マウスポインターを移動させ「コピー」をクリックすると、コピーできます。これでは、コピーをするのに時間がかかってしまう可能性が高いです。

「Ctrl+C」のコピーのショートカットキーは幅広い人に使用されています。コピーの「C」と覚えるといいですね。

基本中の基本である「コピー」と「ペースト」をまずは覚えましょう。

セルをワンクリックした状態で、「Ctrl+C」のショートカットキーを押します。

コピーしたいセルが点線になると、コピーできたことがわかります。

 

ペースト

ペーストのショートカットキーは「Ctrl+V」です。

何かをコピーした状態で、「Ctrl+V」を押すと、上記の画像のようにコピーして貼り付けができます。

貼り付け方法を変えたい場合は、セルの右下をクリックもしくは「Ctrl」を押します。

 

上書き保存

エクセルの保存を忘れてしまい、時間のかかった内容を誤って消してしまったことがある人もいるのではないでしょうか。

上書き保存のショートカットキーをこまめに押すことを習慣にすれば、上書き保存を忘れることも減るでしょう。

上書き保存のショートカットキーは「Ctrl + S」。「Save(保存する)」の「S」と覚えるといいですね。

 

取り消し線

ショートカットキーなしで、取り消し線を引くためには、「ホーム」>「…」>「取り消し線」をクリックする必要があります。

取り消しのショートカットキー「Ctrl + 5」を押すと、簡単に取り消し線を引くことが可能です。

セルを選択した状態では、ショートカットキーを押しても取り消し線は引けません。

セルをワンクリックした状態で、ショートカットキーを押しましょう。

 

値貼り付け

ペーストではなく、値のみ貼り付けるショートカットキーもあります。

まずは、コピーしたい内容のセルの上で「Ctrl+C」のショートカットキーを使います。

通常の貼り付けのショートカットキー「Ctrl+V」に加え「Alt」を同時押しし、もう一度「V」を押すと、値のみ貼り付けが可能です。

貼り付け方法を変えたい場合は、「Ctrl(command)」を押し、好きな貼り付け方法を選択しましょう。

 

行削除

行削除は、削除したい行を選んで「Ctrl +(負符号)」をクリック。

「セルを上にシフト」を選び、「OK」を押すと、行を削除できます。

列を削除したい場合は、「セルを左にシフト」や「列全体」を選んで「OK」を押しましょう。

簡単に一列だけ消すことができました。

 

行挿入

「Ctrl +(正符号)」で行を挿入できます。

「Ctrl +(正符号)」で挿入、「Ctrl +(負符号)」で削除と覚えておくといいですね。

 

移動

マウスを使わずにセルを移動したい場合は、以下のショートカットキーを使用しましょう。

移動のショートカットキー
  • 上に移動する:Shift + Enter
  • 下に移動する:Enter
  • 左に移動する:Shift + Tab
  • 右に移動する:Tab

実際に使ってみることで、ショートカットキーを体で覚えることをおすすめします。

 

フィルタ

便利なフィルタ機能は、「ホーム」>「▽」>「フィルター」と少々手間がかかってしまいます。便利なショートカットキーは「Ctrl+Shift+L」です。

覚えにくく感じる人のために、以下では、フィルターのショートカットキーの活用手順をご紹介します。

 

STEP1.「alt」キーを押す

「alt」キーを押すと、上記の画像のように「ホーム」の下に「H」が表示されます。

「H」キーを押すと、ホームに移動します。

 

STEP2.「S」キーを押す

フィルター機能を開くために、「S」キーを押します。

 

STEP3.「T」キーを押す

「T」キーを押すと、フィルターが設定されます。

画像の赤枠で囲まれた「V」をクリックすると、フィルターの詳細設定が可能です。

 

塗りつぶし

塗りつぶしは、フィルターと同様に「alt」キーを使うことで、作業をショートカットすることが可能です。

まずは、塗りつぶすキーを選択します。

「alt」キーを押し、「H」キーを押します。

もう一度「H」キーを押しましょう。

塗りつぶす色を選びます。

これで塗りつぶしが完了しました。

 

検索

「Ctrl+F」で検索窓を表示させることができます。「find(見つける)」のFと覚えられるといいですね。

 

いつか役に立つエクセルのショートカットキー一覧

エクセルのショートカットキーは、すでにご紹介したショートカットキー以外にも様々あります。

以下では、いつか役に立つエクセルのショートカットキー一覧をご紹介します。

いつか役に立つエクセルのショートカットキー一覧
  • 今日の日付を入力する:「Ctrl+;」
  • 現在の時刻を入力する:「Ctrl+:」
  • ファイルを開く:「Ctrl + O」
  • 名前を付けて保存する:「F12」
  • 上書き保存する:「Shift + F12」
  • 印刷:「Ctrl + P」
  • 置換:「Ctrl + H」

 

エクセルのショートカットキーが使えない場合の対処法

エクセルのショートカットキーが使えない場合は、キーボードに問題がある可能性があります。

キーボードを問題なく使用できるけれど、ショートカットキーが使えない場合は「固定キー機能」が自動的に有効になっている可能性があります。

通常ショートカットキーは「Ctrl+C」のように、ふたつ以上のキーを同時押しします。手が小さい場合、一度に押せないこともあるでしょう。

そんなときに便利なのが、固定キー機能。固定キー機能がオンになっていると、「Ctrl」を押した後、「C」を押すという手順に分けることができます。

しかし、便利な機能が仇になってショートカットキーが使えないことも。固定キー機能は、「Shift」キーを5回押すとオン・オフを切り替えられます。

ショートカットキーが使えない人は、試してみてはいかがでしょうか。

 

エクセルのショートカットキーが覚えられない場合の対処法

ショートカットキーを一度に覚えようとしても、なかなか覚えられない人も多いのではないでしょうか。

ショートカットキーを覚えるときは、一つひとつ覚えることを意識することが大切です。まずは、覚えたいショートカットキーを書き出し、パソコンから見えるところにメモを貼りましょう。

クリエイティブな仕事をするためにショートカットキーを覚えようとしている人は、ハイエンド・キーパッド「GKey-Cad」がおすすめです。

色々なデバイスを使ってみて、自分にあった方法を見つけてみましょう。

参考:デザインや製図作業のスピードを引き出す!プロ向けハイエンド・キーパッド「GKey-Cad」をガジェットストア「MODERN g」で販売開始

 

エクセルのショートカットキーを覚えよう

本記事のまとめ
  • 基本のエクセルショートカットキーを覚えよう
  • 基本を覚えたら応用のショートカットキーを使ってみよう
  • エクセルのショートカットキーをメモして見えるところに置こう

本記事では、エクセルのショートカットキーの使い方や、基本のショートカットキーなどをご紹介しました。

ショートカットキーを覚えるのは、はじめのうちは難しいかもしれません。「コピーのC」や、「セーブのS」など、自分なりにルール付けして覚えるといいですね。

本記事を参考にエクセルのショートカットキーを身につけてみてはいかがでしょうか。

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