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Googleの認定資格とは?取得できる種類一覧や難易度を紹介

U-NOTE編集部

2023/08/17(最終更新日:2023/09/12)


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「Googleの認定資格を取りたいけれど、どのような資格があるのだろうか」と思っている人もいるのではないでしょうか。Googleでは、Webで仕事をする人に役立つ認定資格がたくさんあり、学習を通して業務に使えるスキルを向上させることが可能です。

本記事では、Googleの認定資格の種類一覧や、難易度などをご紹介します。Googleの資格を受けてみようと思っている人は、ぜひ参考にしてください。

本記事の内容をざっくり説明
  • Googleの認定資格の種類一覧
  • 無料で取れるGoogleの認定資格の難易度
  • 有料のGoogleの認定資格の難易度

 

Googleの認定資格とは?

Googleの認定資格は、Googleが公式に認定している資格です。IT企業として最も有名なGoogleの資格を持っていることは、スキルを証明することになるため転職や就職に役に立つ可能性も高く、人気の資格です。

また、動画を見ながら勉強でき、無料で受けられるものも多い点も特徴。「資格を取って自分の実力を測りたい」「就活で有利になりたい」と思っている人は、Googleの認定資格にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

 

Googleの認定資格の種類一覧

一口にGoogleの認定資格といってもさまざまな資格があります。

  • Google アナリティクス個人認定資格(GAIQ)

  • Google マーケティング プラットフォーム認定資格試験

  • Googleデジタルワークショップ無料認定資格

  • YouTube Music 認定資格

  • YouTube Music 著作権管理認定資格

  • Google 広告の認定資格

  • Google Cloud 認定資格

  • Google for Education

自分のキャリアや、どのような知識を身に着けたいのか、就職先などを考慮に入れた上で勉強するものを選びましょう。

 

無料で取れるGoogleの認定資格の難易度

Googleの認定資格の名前だけ見ても、どのような内容・難易度かわからない人がほとんどでしょう。

以下では、無料で取れるGoogleの認定資格の内容と難易度についてご紹介します。

 

Google アナリティクス個人認定資格(GAIQ)

Google アナリティクスとは、Googleで提供するサイトやアプリを訪れたユーザーを分析する際に使用します。

サイトを分析することで、ユーザーに購買行動を促すための改善点や、多くの人にサイトを訪れてもらうための工夫などを考えられるようになります。

Google アナリティクス個人認定資格は、以下の2種類のコースがあります。

・Google アナリティクス初級者向けコース

・Google アナリティクス上級者向けコース

Google アナリティクス初級者向けコースでは、Google アナリティクスを使ったことがない人のための講義を受けられます。Google アナリティクスのメリットや、操作方法など簡単な内容を学びたい人は、Google アナリティクス初級者向けコースを受けてみましょう。

Google アナリティクス上級者向けコースは、データ収集や設定方法、マーケティングツールなどを勉強することが可能です。基本的な操作を学び終えている人は、上級者コースがおすすめです。

>>Google アナリティクス個人認定資格(GAIQ)の公式サイトはこちら

 

Google マーケティング プラットフォーム認定資格試験

Google マーケティング プラットフォームを使ったことがない人も多いのではないでしょうか。

Google マーケティング プラットフォームとは、Googleが提供するマーケティングツールのことをいいます。Google マーケティング プラットフォームは、有料の大企業向け、無料の中小企業向けの2つのプランがあります。

中小企業向けのGoogle マーケティング プラットフォームでは、以下のような、非常に便利なツールを使用可能です。

  • Googleアナリティクス

  • Googleタグマネージャー

  • Googleオプティマイズ

  • Googleサーベイ

  • Googleデータポータル

有料のGoogle マーケティング プラットフォームでは、パワーアップしたマーケティングツールや、その他の便利なマーケティングツールを使用できます。

例えば、以下のようなツールが使用できるようになります。

  • Googleディスプレイ&ビデオ360

  • Google検索広告360

  • Googleアナリティクス360

Google マーケティング プラットフォーム認定資格試験には、以下の4種類の試験があります。

・ディスプレイ&ビデオ360

・検索広告360

・キャンペーンマネージャー360

・クリエイティブ

Googleで広告出稿を行う人や、マーケティング業務に携わりたい人におすすめです。

>>Google マーケティング プラットフォーム認定資格試験の公式サイトはこちら

 

Googleデジタルワークショップ無料認定資格

Googleデジタルワークショップ無料認定資格では、デジタルマーケティングやオンラインビジネスなどの知識を身につけることが可能です。

また、機械学習の基礎やオンライン広告について学べます。特に「デジタルに関わる仕事をしたい」と思っている人におすすめのスキルです。

初級の場合1時間〜3時間程度で学習できるものが多いため、スキマ時間を使って学習してみてはいかがでしょうか。

>>Googleデジタルワークショップ無料認定資格の公式サイトはこちら

 

YouTube 認定資格コース

「YouTuberとして色々な動画を発信したい」「YouTuberを支える裏方になりたい」という人は多いのではないでしょうか。

Google資格「YouTube 認定資格コース」は、YouTubeの基本についてのプログラムを勉強できます。

しかし、2019年よりYouTube 認定資格コースは、誰でも受けられる認定資格コースではなくなりました。YouTube 認定資格コースを受けられる対象者は、以下の条件を満たした人とされています。

  • YouTube パートナー マネージャーによるサポートを受けているか 

  • Content ID へのアクセス権を持つクリエイターまたはパートナー

引用:Google「YouTube 認定資格プログラムの概要

YouTube パートナー マネージャーによるサポートは、「YouTube パートナー マネージャー プログラム」に参加している人のみ受けられます。また、このマネージャープログラムは招待制であり、チャンネルが成長する可能性があることや、ガイドライン違反警告を受けていないことなどがあります。

また、「Content ID」とは、YouTube の自動コンテンツ識別システムのことをいいます。

例えば、YouTubeに自分が作った音楽Aをアップロードしたとします。音楽Aを別の人が違法アップロードした場合、YouTubeはContent IDを認識し、著作権を持っている人に違法アップロードされている可能性があることを通知します。音楽Aを作った人は「動画をブロック」「動画が収益化された場合の配当」を決める権利などが与えられます。 

しかし、すべてのYouTuberに、Content ID の利用資格を渡してしまうと管理が難しくなってしまいます。そのため、YouTubeが決める一定の基準を満たさなければ、Content ID の利用資格を得ることはできません。

YouTube 認定資格コースを受けたいという人は、まずはYouTubeに動画を挙げて、「YouTube パートナー マネージャー プログラム」や「Content IDへのアクセス権」などを手に入れる必要があるでしょう。

 

Google 広告の認定資格

Google 広告の認定資格では、アプリやショッピング、ディスプレイなどさまざまな広告の勉強が可能です。

例えば、「自社のウェブサイトの広告を出したい」「より効果的な広告の出し方を知りたい」という人におすすめです。

Google 広告の認定資格は、以下でご紹介するように、11種類存在します。

  • Google 広告「検索広告」

  • Google 広告ディスプレイ

  • Google 広告動画

  • ショッピング広告

  • Google 広告アプリ

  • Google 広告測定

  • Google 広告「検索広告」プロフェッショナル

  • Google 広告「ディスプレイ広告」プロフェッショナル

  • Google 広告動画プロフェッショナル

  • Google 広告クリエイティブ

  • オフライン販売の促進

引用:Google「Google 広告の認定資格について

ディスプレイ広告やショッピング広告など分野に分かれているため、自分が使う可能性が高いものを選んで勉強することができます。

ひとつの分野は、3〜4時間程度で学習が可能です。例えば、1週間で1個ずつ学習するなどと、目標を決めて学習できるといいですね。

>>Google 広告の認定資格の公式サイトはこちら

 

Google Cloud 認定資格

Googleの認定資格には、有料のものもあります。以下では、「Google Cloud 認定資格」について詳しくご紹介します。

Google Cloud 認定資格は、以下の3つの認定資格に分割されます。

  • 基礎的な認定資格

  • アソシエイト認定資格

  • プロフェッショナル認定資格

基礎的な認定資格では、Google Cloudのサービスやメリットなどを学ぶことが可能です。「Google Cloudを使うことが初めての人」や、「Google Cloudの基礎を知りたい人」などにおすすめの資格です。

アソシエイト認定資格では、Google Cloudの基本を知っていることを前提としたクラウド ソリューションの計画や実装、運用などの知識を学ぶことができます。

Google Cloudの料金は、固定ではなく使った分だけ請求される方式を取っています。料金はどの資格を勉強したのか、どれくらい勉強したのかで微妙に変わってくるので気をつけておきましょう。

Google Cloudの利用料金が気になる人は「料金リスト」をチェックしてみてくださいね。

>>Google Cloud 認定資格の公式サイトはこちら

 

Googleの認定資格を受験する方法

Googleの認定資格を初めて受験する人は、どこから受験できるのかわからない人も多いのではないでしょうか。

以下では、Googleの認定資格を受験する方法を画像を使ってご紹介します。

 

STEP1.Googleスキルショップにアクセスする

まずは、Googleスキルショップにアクセスする必要があります。「Googleスキルショップ」と検索すると表示される「スキルショップ」をクリックしましょう。

>>Googleスキルショップはこちら

 

STEP2.新規ユーザー登録を完了させる

Googleスキルショップを開いたら、画面右上にある「Sign in」をクリックしましょう。

Googleアカウントがある場合は、ログインするアカウントを選びます。ExceedLMSに「許可」を与えることを納得した上で「許可」をクリック。

新規ユーザー登録が自動的に開始されます。すでにGoogleアカウントを持っている人は、タイムゾーンを選ぶだけでユーザ登録が可能です。

日本のGMT(Greenwich Mean Time)は+9時間なので、スクロールして見つけ出しましょう。

これでスキルショップにログインできるようになりました。

 

STEP3.

画面左上にある「一覧」をクリック。

Googleスキルショップで受けられるトピックが表示されます。以下では「Google広告」を例に上げてご紹介します。

「Google広告」をクリックすると、上記のような画面が表示されます。試験を受けたい場合は、「Google広告の認定資格」をクリックしましょう。

受験したい試験の内容を選択します。画面をスクロールし、「開始」をクリックすると試験が開始されます。

まずは、勉強をしたい人は一覧に戻り、勉強したい内容を選択しましょう。

 

キャリアに沿ったGoogleの認定資格を取ろう

本記事のまとめ
  • Googleの認定資格を取ることでスキルの証明ができる
  • 自分のキャリアに沿ったGoogle認定資格を選んで受けよう
  • まずは、Googleスキルショップの新規ユーザー登録を始めよう

本記事では、Googleの認定資格の種類一覧や有料・無料のGoogle認定資格などをご紹介しました。

Googleでは幅広い資格の勉強を無料ですることが可能です。どれを受ければいいのか迷う人は、自分のキャリアを振り返りどの資格を取れば役に立つのかを考えてみましょう。

本記事を参考にGoogleの認定資格の勉強を始めてみてはいかがでしょうか。

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