社会情勢の変化や、働き方への価値観が多様化し、従来の終身雇用制度を見直しジョブ型雇用へのターニングポイントを迎えているとされる昨今。ジョブ型雇用とは、実際どんな制度のことなんでしょうか。
①仕事の成果に応じて、給与や役職などの待遇を決める制度
②年齢や勤続年数が増えるにつれて待遇が良くなる制度
③職務にあったスキルを持つ人を採用する制度
答え…
職務にあったスキルを持つ人を採用する制度
解説
ジョブ型雇用とは、職務や責任の範囲を明確にしたうえで、それに合った人材を雇用する方法です。職務内容やポジションなどを「ジョブディスクリプション(職務記述書)」で明確にしたうえで、それに合った人材を採用します。
ジョブ型雇用に対して、日本企業が従来行っている‟人を軸にした”採用方法は、メンバーシップ型雇用と呼ばれるようになりました。新卒者を一括で採用し、従業員の職務内容を限定せず、部署や担当させる仕事をローテーションさせることで「ジェネラリスト(万能型)」を育てることを目指しています。
「ジョブ型雇用」についての詳しい解説は以下の記事から↓
ジョブ型雇用とは?従来的な雇用の違いとメリット・デメリット、事例を紹介
前回のビジネスマナークイズ「【クイズ】執行役員ってどんな仕事?」はこちら
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