上司や先輩からアドバイスをいただいたとき、あなたはどのようにお礼を伝えていますか?さまざまな伝え方がありますが、今回は「ご助言ありがとうございます」はお礼を伝えるときに適切な言葉なのか、考えてみましょう。
答えは…
使わない方がよい
解説
助言という言葉には「役に立ちそうな言葉をそばからかける」意味があります。その言葉に敬意を示すべく「ご(御)」を組み合わせた言葉が「ご助言」です。
助言は、あくまでも目上の人間にアドバイスを乞うときに使う言葉です。お礼を伝える際にはアドバイスをいただいた人への、より深い感謝の意味を込めるために使わない方がよいでしょう。
また、「助言」は実務に対するアドバイスを求めるための言葉なので、社外の人へ使うことは控えましょう。
適切な言葉は?
上司や先輩にアドバイスをいただいたお礼を伝えるのならば「助言」の代わりに「ご教示」や「ご指導」をつかうことで感謝の気持ちをより伝えることができそうです。また、「勉強になりました。ありがとうございます。」など使い慣れた言葉を使ってお礼をすることも誤解を招くことがないのでおすすめです。
「ご助言」についての詳しい解説は以下の記事から↓
【例文】「ご助言」の使い方は?上司からアドバイスをもらったときのお礼の伝え方
前回のビジネスマナークイズ「【クイズ】モラハラの正しい意味は?パワハラとの違いを再度確認」はこちら
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