HOMEイベント アイデアを作品にするための学生向け体験型ワークショップ開催ーー「パテントコンテスト」挑戦への足がかりに

アイデアを作品にするための学生向け体験型ワークショップ開催ーー「パテントコンテスト」挑戦への足がかりに

西 並子

2023/07/27(最終更新日:2023/07/27)


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文部科学省、特許庁らが主催する「パテントコンテスト/デザインパテントコンテスト」の一環となる「発明体験ワークショップ」(参加費無料)が全国4都市で開催。第1弾の大阪会場が7月24日(月)に終了し、7月~8月に仙台・東京・広島と続きます。

パテントコンテスト/デザインパテントコンテストとは

パテントコンテスト/デザインパテントコンテストとは、2002年から継続して20年以上にわたって開催される学生向けのコンテストです。どちらも、自由な発想やデザインで身近な社会の困りごとを解決することを目的としています。

コンテストで優秀賞に選ばれた作品は、主催者による支援を受けながら特許権・意匠権にチャレンジできます。その際、特許庁への申請にかかる弁理士への相談費用や、出願料、審査請求料、さらに特許権・意匠権を取得した際の特許料・意匠登録料などを主催者が負担するそうです。

【主催】文部科学省、特許庁、日本弁理士会、(独)工業所有権情報・研修館

【後援】世界知的所有権機関(WIPO)

【応募期間】令和5年6月26日(月)~9月29日(金)消印有効

【応募資格】高校生、高等専門学校生、大学生、専修学校生、大学校生

【募集内容】生徒・学生による発明(アイデア)または意匠(デザイン)

発想から応募書類の作成までを体験できるワークショップを開催

コンテストの一環として発明やデザインの発想から応募書類の作成までを1日で体験できる「発明体験ワークショップ」が開催されます。

■申込URL(全日程共通):https://forms.gle/4UGywPun9DL7C6zz7 

■各日程

7月29日(土) 【発明】仙台(東北大学 片平キャンパス)

8月6日(日) 【デザイン】東京(虎の門三井ビル)

8月10日(木) 【発明】広島(広島YMCA)

8月16日(水) 【発明】東京(虎の門三井ビル)

時間:10時~16時(12時~13時休憩)全会場共通

※すべての会場は対面と同時にオンラインでも参加が可能です。

講師紹介

【7月29日仙台・8月10日広島】

山口大学 大学研究推進機構 知的財産センター 副センター長 生田容景准教授

高分子に関する研究に従事したのち、技術移転機関 (TLO)や大学の知財管理・イノベーション支援・人材育成などを経て現在に至る。

山口大学 大学研究推進機構 知的財産センター 陳内秀樹准教授

山口大学において「知的財産入門」、「農業と知的財産」などの授業の他、知財教育共同利用拠点(文科省認定)の活動として、他機関(大学、高校、企業、公設試等)への知的財産教材開発の支援や指導法の普及を行う。

【8月6日東京】

千葉工業大学 創造工学部 デザイン科学科 佐藤弘喜教授

本田技術研究所・和光研究所デザインセンターにてデザイナーとして乗用車の開発を担当。千葉工業大学にて感性工学やデザイン学を指導。

【8月16日東京】

大阪工業大学 教務部 辰巳育男教授

東京工業大学附属科学技術高等学校にて機械系専門教育の一環としてパテントコンテストの指導を経験。令和4年より大阪工業大学教職教室にて工業高校教員、中学校技術科教員の免許取得科目の授業を担当。

 

詳細ページ:https://www.inpit.go.jp/patecon/

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000123833.html

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