HOMEビジネス 自動運転モビリティが西新宿エリアを駆ける! LINEで無料の乗車体験、7月運行

自動運転モビリティが西新宿エリアを駆ける! LINEで無料の乗車体験、7月運行

服部真由子

2023/06/29(最終更新日:2023/06/29)


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7月20日から22日の3日間、西新宿を訪れる人を増やし、まちの活性化へ貢献を目指して自動運転モビリティ(※)が走行します。8月以降も毎月平日・休日を含めた3日間程度の実施を予定。新宿住友ビルを起点に、新宿駅西口地下ロータリー、新宿中央公園を巡回する走行ルートが定められています。このルートは、3月に策定された「西新宿地区再整備方針」で2030年代に自動運転車の導入を目指すルートを参考に決定されました。

※自動運転タクシーや自動運転バスなど、運転手を必要としない自動車などによる移動サービス

ポテンシャルがありながら、にぎわいに欠けるエリア

高層ビルが立ち並ぶ西新宿エリアは、都内有数のオフィス街。オフィスビル以外にもホテル・飲食店・病院・学校・美術館・公園などさまざまな施設が存在します。一方、地上・地下に入り組んだ構造で移動ルートがわかりづらいことから、訪れた人が街歩きを楽しむことで生まれるにぎわいや、消費行動が活発ではないという課題があるようです。

この課題解決に向けた取り組みとして、2020年から信号やトンネルなどのインフラとの協調・整備、イベント開催に合わせた自動運転モビリティ走行などが行われ、7月からは自動運転サービス事業の持続可能性を検証するために本プロジェクトが実施されます。

プロジェクト概要

実施期間(予定)
初回は2023年7月20日(木)から7月22日(土)の3日間
8月以降は、毎月、平日・休日を含めた3日間程度

※実施日の走行時間は、10:00~17:00(途中休憩時間があります)
 詳細は決まり次第LINE公式アカウントなどで告知されます。

走行ルート:
新宿住友ビル → 新宿駅西口 → 新宿中央公園 → 新宿住友ビル
※令和5年3月策定「西新宿地区再整備方針」で2030年代に自動運転車の導入を目指すルートを参考に決定

車両:
JPN TAXI車両をベースに開発した自動運転車両・1台
(自動運転レベル2・セーフティドライバー乗車)

乗車定員:2人/1台
乗車時間:約10~15分
乗車賃:無料
※乗車にあたり事前に注意事項に同意すること、乗車後のアンケートに協力が必要

乗車方法・運行日程
LINE公式アカウントで発行される2次元コードを新宿住友ビル地下1階に設置予定の固定端末にかざして配車されます。
運行日程の詳細は、決まり次第LINE公式アカウントなどで案内。(以下のQRコードから登録)​​​​​

実施内容 (予定)
安心・安全なサービスのための取り組み
固定型配車端末の運用(新宿住友ビル地下1階に設置予定)
TOKYO UPGRADE SQUARE(新宿住友ビル25階)にて遠隔監視
信号情報の連携、トンネル走行支援技術等、路車間連携技術の導入
(関係行政機関との協議完了後に導入)
コネクテッドサポートセンター(中野坂上)からの遠隔見守りサポート

プロジェクトに参画する事業者の役割分担

このプロジェクトには一般社団法人新宿副都心エリア環境改善委員会、大成建設株式会社、株式会社ティアフォー、損害保険ジャパン株式会社、アイサンテクノロジー株式会社、KDDI株式会社、日本信号株式会社、大成ロテック株式会社、株式会社プライムアシスタンス、三菱電機株式会社の10者が参画しています。

また、協賛企業に大成建設株式会社、損害保険ジャパン株式会社、野村不動産株式会社、京王電鉄株式会社、東京ガス株式会社(2023年6月27日現在)、協力企業・団体に西新宿スマートシティ協議会、TOKYO UPGRADE SQUARE(公益財団法人東京都中小企業振興公社)、新宿区、一般財団法人公園財団、新宿区立西新宿小学校、住友不動産株式会社が参画しています。

参画事業者の役割は下図の通りです。

PR TIMES:

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000324.000078307.html

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000012.000120285.html

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000096.000050415.html

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