イカロス出版株式会社は、6月30日に『そのカワイイは誰のため? ルッキズムをやっつけたくてスリランカで起業した話』 (前川裕奈 著)を発売します。
ルッキズムとは?
「ルッキズム」 とは「外見至上主義」とも訳され、主に外見を重視する価値観や、人を外見で評価・判断することを指しています。人の外見や美の基準はそれぞれであるにもかかわらず、「こうであるべき」と世の中が押しつけてくる風潮のことです。
外見を気にする苦しみと約20年戦った著者
本書は10代~20代を通して常に容姿コンプレックスと闘い続けた著者が、米国留学やスリランカ単身駐在を機に、「セルフラブ(自分を肯定して自分に自信を持っている状態)」という考えに出会い、容姿の考え方について変化が生まれます。
その後、同じような容姿の悩みを持つ人たちに、「セルフラブ」を伝えるためにスリランカで現地の女性たちとサステナブルなフィットネスウェアのブランドを立ち上げたという内容となっています。
自分の容姿に悩んでいる人の気づきや救いとなるようにと30代女子が自身の経験と思いを綴った約20年間のルッキズムとの戦いが記されている書籍です。
周囲の人をルッキズムの呪いにかけないために
著者は人をルッキズムの呪いにかけるのは、周囲の人の何気ない一言であると主張。そのため、ルッキズムの呪縛に囚われる人をこれ以上増やさないためにも、性別や年齢に関係なく、ルッキズムって何?と単に関心を持った人に向けた書籍となっています。
前川裕奈 (まえかわ・ゆうな)
1989年生まれ。慶應義塾大学法学部卒。三井不動産に勤務後、早稲田大学大学院アジア太平洋研究科にて国際関係学の修士号を取得。 独立行政法人JICAでの仕事を通してスリランカに出会う。後に外務省の専門調査員としてスリランカに駐在しながら、2019年8月にフィットネスウェアブランド「kelluna.」を起業。現在は、日本とスリランカを行き来しながらkelluna.を運営するほか、企業や学校などで講演を行う。趣味はランニング、ロードバイク、漫画、アニメ、声優の朗読劇観賞。
<参照>
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000005299.000005875.html
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