ユニファースト株式会社は、“海洋プラゴミ”を使用した自社開発製品『着られるエコバッグ』を、6月28日から30日にかけて東京ビッグサイトで開催される「第6回スポーツビジネス産業展」に出展します。
ビブスの無駄遣いをなくそうとして生まれた商品
『着られるエコバッグ』とは、エコバッグの底がファスナーになっていて、閉じればバッグに、開ければ着られる仕組みになっている環境にやさしい2WAY製品。この商品はスポーツ観戦を行っていたとき、使い捨てられるビブスを無くそうと考えた結果、開発されました。
海洋プラゴミ素材でつくった『着られるエコバッグ』の特長は、あえて商品名を大きくプリントすることで、“海洋プラゴミ”削減に貢献していることを前面に打ち出し、使用する方が自身のサステナブルな行動をアピールできることです。
同社の担当者は「最初はスポーツビブスとして開発されたが、今では大手企業のボランティア活動のユニフォームとして使用されている」と語りました。
同社はこの商品を導入することによって、SDGsへの貢献をアピールできると同時に、オリジナリティを兼ね備えた新たな企業ブランディングが可能になると考えています。
商品の展開と今後の展望
今回はエコバッグのほかに、ナップサックや巾着ポーチを開発。生活に身近なアイテムかつ環境に優しいアイテムとなっています。同社によると、今後は海洋プラゴミを使用したPCケースなどを制作予定であり、顧客が抱える潜在ニーズにこたえながらサステナブルを意識した商品開発を行うとのことです。
<参照>
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000013.000053607.html
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