HOMEビジネス 「残業時間」を少ないと感じるZ世代が4割超、仕事は「効率性」重視の傾向も【株式会社オロ調査】

「残業時間」を少ないと感じるZ世代が4割超、仕事は「効率性」重視の傾向も【株式会社オロ調査】

神田 晃輔

2023/06/21(最終更新日:2023/06/22)


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株式会社オロは、IT・広告・コンサルティング業に従事する18歳~29歳の906名に対して、インターネットを通じて「残業時間」に関する調査を実施しました。自身の残業時間に対して、少ないと感じる人が4割を超える結果になりました。

また、Z世代の仕事に対する考え方の特徴で「効率」を重視しているということがこの調査から推測されます。

残業時間は「少ないと思う」4割越え

引用:株式会社オロ

残業時間が多いか少ないかを質問したところ、「少ない」が44.3%という結果になりました。残業時間については「多い」と感じる人よりも「少ない」と感じる人の方が多い割合でした。

早く帰るために「仕事の優先順位を決める」

引用:株式会社オロ

残業の有無にかかわらず、早く帰宅できるように実践していることを質問したところ、最も多くの回答を集めたのが「仕事の優先順位をつける」55.3%となりました。後に続いて「スケジュール管理を徹底する」33.6%、「できない仕事は断る」21.4%という回答を集める結果でした。

Z世代はワークライフバランスを保つために、「優先順位をつける」、「スケジュール管理の徹底」という工夫をしながら、仕事に取り組もうと考えていることが予想できます。

 Z世代が古いと感じる風習とは?

引用:株式会社オロ

古いと思う「仕事に関する価値観」をたずねたところ、82.8%と多くの割合を占め、1位となった「上司より先に帰ってはいけないという暗黙のルール」でした。次いで「新人は誰よりも早く来て、誰よりも遅く帰る」79.9%が2位、「残業時間は長い人ほど頑張っている」71.7%が3位という結果になりました。

これらの結果から、Z世代は仕事に対して、時間をかけているという事実を気にせず、効率を重視する傾向にあることが分かりました。

<参照>

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000170.000075257.html

https://zac.go.oro.com/news/news-2085.html

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