株式会社オロは、IT・広告・コンサルティング業に従事する18歳~29歳の906名に対して、インターネットを通じて「残業時間」に関する調査を実施しました。自身の残業時間に対して、少ないと感じる人が4割を超える結果になりました。
また、Z世代の仕事に対する考え方の特徴で「効率」を重視しているということがこの調査から推測されます。
残業時間は「少ないと思う」4割越え
残業時間が多いか少ないかを質問したところ、「少ない」が44.3%という結果になりました。残業時間については「多い」と感じる人よりも「少ない」と感じる人の方が多い割合でした。
早く帰るために「仕事の優先順位を決める」
残業の有無にかかわらず、早く帰宅できるように実践していることを質問したところ、最も多くの回答を集めたのが「仕事の優先順位をつける」55.3%となりました。後に続いて「スケジュール管理を徹底する」33.6%、「できない仕事は断る」21.4%という回答を集める結果でした。
Z世代はワークライフバランスを保つために、「優先順位をつける」、「スケジュール管理の徹底」という工夫をしながら、仕事に取り組もうと考えていることが予想できます。
Z世代が古いと感じる風習とは?
古いと思う「仕事に関する価値観」をたずねたところ、82.8%と多くの割合を占め、1位となった「上司より先に帰ってはいけないという暗黙のルール」でした。次いで「新人は誰よりも早く来て、誰よりも遅く帰る」79.9%が2位、「残業時間は長い人ほど頑張っている」71.7%が3位という結果になりました。
これらの結果から、Z世代は仕事に対して、時間をかけているという事実を気にせず、効率を重視する傾向にあることが分かりました。
<参照>
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000170.000075257.html
https://zac.go.oro.com/news/news-2085.html
【関連記事】
メンズメイクのトレンドは“涙袋メイク”? Z世代美容男子にマンダムが調査、他人の印象に「目元」が大きく影響
ギャツビーは、Z世代の目元・肌ケアを毎日行っている男性に対し、彼らの美意識を調査。涙袋を作る・強調するメイクに、8割以上の回答者が関心を持っていることが分かりました。 調査期間は2023年...
Z世代の就活生が“理想の企業”と出会うには?「共感」がキーワードの新たな新卒採用手法
人々の価値観や働き方が多様化し、従来の採用戦略では新卒で入社する社員を確保することが難しくなってる昨今。 SNSが普及し、どのような状況でも自分の欲しい情報が簡単に手に入る時代に育った「Z...
「戦わずして勝つ」ための仕事のノウハウを収録 『新版 プロデューサーシップのすすめ』
非営利活動法人ZESDAは、研究・イノベーション学会プロデュース研究分科会と共同で、6月7日にビジネスパーソン向け書籍『新版 プロデューサーシップのすすめ』を発売しました。 「競争」ではな...
U-NOTEをフォローしておすすめ記事を購読しよう