諦めた夢も叶わなかった思いも今につながっている―――。　ライフスタイルブランド創業者の進路決定ドキュメンタリー『アフリカで、バッグの会社はじめました』発売

2023/06/15（最終更新日：2023/06/16）

目次: +仲本千津さんのこれまで; +書籍の内容; +書籍の販売時期・値段など

ウガンダ発のライフスタイルブランド「RICCI EVERYDAY（リッチーエブリデイ）」を展開する同名会社代表・仲本千津さんの“進路決定ドキュメンタリー”『アフリカで、バッグの会社はじめました　寄り道多め、仲本千津の進んできた道』が6月下旬に発売。予約販売がRICCI EVERYDAY公式オンラインストアやAmazonなどで始まっています。

仲本千津さんのこれまで

仲本さんは、三菱東京UFJ銀行（現三菱UFJ銀行）で法人営業を経験した後、国際農業NGOに参画し、ウガンダに駐在。カラフルな色合いのアフリカンプリントと現地のシングルマザーとの出会いをきっかけとして、2015年に日本在住の母親とともに「RICCI EVERYDAY」を設立しました。シングルマザーをはじめとした社会から疎外されやすい女性たちを積極的に採用し、彼女らが手仕事で作ったアフリカンプリントを使用したバッグやインテリアアイテムを販売しています。

書籍の内容

ライター・児童書作家の江口絵理さんが取材・執筆した同著では、仲本さんがさまざまな「寄り道」をたどりながらも一貫して持ち続けてきた「人の命を救う仕事をしたい」という思いを胸に奮闘し、持続可能な社会に向けて尽力してきた生き様がつづられています。

筆者の江口さんは、仲本さんのこれまでの人生や思いを伝えることが、自分の将来を考え始める年代の女性にとって進路選択の助けになるのではと考え、ウガンダへ出向いて取材したとのこと。結果、「男の子も、大人の女性も男性も励ましてくれるような本」になったそうです。

仲本さんは刊行にあたり、「『寄り道多め』の半生でしたが、どの経験も今の自分には欠かせない大事なパズルのピースでした。もし今、特に若い世代の人たちで将来をどう生きていこうか悩んでいる人がいるとしたら、人生は自分の意志で創っていくことができること、そしてどんな経験でもかけがえのないピースになるということを、この本を通じて伝えていきたいです」とコメントしています。