非営利活動法人ZESDAは、研究・イノベーション学会プロデュース研究分科会と共同で、6月7日にビジネスパーソン向け書籍『新版 プロデューサーシップのすすめ』を発売しました。
「競争」ではなく「協同」
本書が会社でイノベーションを起こす方法として提案するのは、多くのビジネス書で書かれてきた「競争」や「サバイバル」ではなく「プロデュース」です。
必ずしも本人自身が華々しい成功を収めて世間から注目を集めているわけではなくても、集団のクリエイティビティを引き出してきたプロデューサー人材の手腕に注目。彼ら彼女らに共通する「隠れたリーダーシップ」を生むマインドと技術を紹介します。豊富な事例から法則性を導き出し、誰でも明日から実践可能だというノウハウが書かれた本です。
また、一般のビジネス書のように「読んでいるときだけ元気になる」のではなく、自分や周囲の仲間たちが前向きな方向に踏み出していけるヒントも収録しました。
なかなか変わらない会社で働くことがつらくなっている人、やりたいことがあるのに組織の空気や掟でがんじがらめになって動けない人、他人と競争し「蹴落とす」タイプのビジネス社会に馴染めない人に、「こういう仕事のやり方があるんだ」と新たな発見を見つけることができる内容となっています。
著者紹介(一部)
研究・イノベーション学会 プロデュース研究分科会(PSRI)
研究開発やイノベーションに関する経営・政策を研究し、学会として交流も行うことを目的に1985年に設立された「研究・イノベーション学会」を母体としている任意団体。
「プロデューサーのあり方の研究」(プロデューサー人材の資質・スキルの解明)、「世代を超えたプロデューサー人材の知見と経験の伝授」、「協創出来る人材間のネットワーク・コミュニティの構築」を目指している。
NPO法人ZESDA
2012年に20-30代のメンバーが中心となり立ち上げた、日本の技術と世界にあるニーズをつなげるプロデューサーの支援・育成を通じて日本企業のグローバル競争力の強化を目指す非営利団体。
本の販売リンク
本書はAmazonと版元・紫洲書院のECサイト「ホンノカクレガ」で販売。紙書籍は1,980円で、Amazon限定で電子版を販売。電子版の価格は1250円となっています。
<参照>
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000019.000113255.html
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