【マイナビ調査】メンタル不調を意識している従業員が5割以上、ストレス解消法は人それぞれ

2023/05/23（最終更新日：2023/05/23）

目次: +調査結果

株式会社マイナビは、「企業と従業員の健康課題への認識に関する調査」の結果を発表。5割超の回答者がメンタル面での心配を抱えていることが明らかになりました。

調査は、従業員数100人以上の企業に勤務する全国の22-65歳の男女や人事・労務・企業内の健康経営担当者を対象に、インターネットで実施。調査期間は3月13日から3月14日までで、有効回答数は1,076人でした。そのうち、従業員100人以上の企業に勤務する全国在住の22-65歳の男女が722人、人事・労務・企業内の健康経営担当者が354人でした。

調査結果

メンタル面での心配が5割超す結果

「現在自身の健康面で気になっていることは何か」という質問に対して、従業員が自身の健康面で気になっていることは、「運動不足」が最多で39.9%。次いで「ストレス」が35.2%、「肥満」が24.2%となり「特に気になることはない」を除くと、約7割が何かしらの健康面に不安を抱えていることが分かりました。

3人に1人がメンタル面の不調を実感

従業員にメンタル面で不調を感じることがあるか聞いたところ、「はい」と回答したのは33.4％という結果になりました。3人に1人が仕事やプライベート関わらず、日常生活の中で何かしらのストレスを抱えていることが判明。

メンタル不調が仕事に悪影響

メンタル面での不調を感じると答えた359人に「メンタル面での不調で仕事への影響はあるか」と質問したところ、仕事への影響を多少なりとも感じている人は85.8%だった。気持ちの持ちようが仕事に影響することが分かります。

ストレス対処の方法はさまざま

メンタル不調から回復する方法は人それぞれだと考えられます。メンタル不調への対策を尋ねる質問では、「何もしていない」が最多で37.0％、次いで「ウェブで検索できることを調べた（25.6％）」「医療機関を受診（24.2％）」でした。メンタルヘルスに課題を感じながらも、自分自身で対策ができていない従業員も一定数いるようです。

＜参照＞

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001790.000002955.html

【関連記事】