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チューリッヒ保険会社は、Z世代の環境意識とチルに関する実態調査を実施。Z世代の半数以上が環境問題に関心があるということが分かりました。また、「ごみを捨てる時」や「海や川に行ったとき」など実際に自然に触れ合うときに環境を意識しているそうです。
※「チル」とは「のんびりする・まったりする・くつろぐ・心身をリラックスさせる・落ち着ける」などの状態を表す言葉です。
調査は、2023年2月7日から2月13日までの間、インターネットを通じてZ世代(1990年半ばから2010年代での出生)の18歳から26歳未満の1,009名に対して行われました。対象者は毎日2時間以上SNSを利用している人々です。
調査結果
Z世代の半数が環境に危機意識あり
Z世代に環境への意識を調査するために、「あなたは、環境問題に対してどの程度危機意識を感じていますか。」と質問したところ、「非常に危機感を感じている」が15.1%、「やや危機感を感じている」が47.1%という回答となりました。
生活の中で環境を意識
「あなたは、日常生活の中で環境や自然について意識する瞬間はどの程度ありますか。」と質問したところ、「非常にある」が13.2%、「ややある」が44.3%という回答となりました。Z世代は日常で過ごしている瞬間から環境を意識する場合があるということが分かりました。
環境を意識する場面は日常生活の中でもさまざま
環境を意識するのは、「ニュースを見たとき」や「ごみの分別をしているとき」など、ある決まったときに意識することではなく、人それぞれの場面でした。
「環境や自然について意識する瞬間があれば、教えてください。(自由回答)」と580人へ質問したところ、「自然災害や異常気象」、「バイトで食品を捨てるとき」など277通りの回答を得ることができました。
<参照>
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000082.000042390.html
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