コロナ禍でリモートワークが普及しておうち時間が増え、ペットを飼い始めたり、ペットを飼っている人は一緒に過ごす時間も増えたことと思います。
5月8日に新型コロナが5類に移行し、本格的なアフターコロナを迎える中、「オフィスにも家族の一員であるペットと一緒に出社できたら…」と思う飼い主もいるかもしれません。
そんなペットと働ける環境の実現を目指して、ペット関連事業を展開する株式会社PETOKOTOは、サンフロンティア不動産株式会社と共同で、シェアオフィス「A YOTSUYA」でペット同伴出社の実証実験を実施しました。
PETOKOTO社員のペット同伴出社を見据えた実証実験
株式会社PETOKOTOは、コロナ禍を経て完全リモートワーク勤務に切り替えたところ、家族である犬や猫たちと安心して働ける環境ができたことで、生産性の向上につながった一方、社員間のコミュニケーションの希薄化などの課題も生まれたそうです。
そこで、同社は2021年10月よりオフィス勤務とリモート勤務のハイブリット型ワークスタイルへ移行し、曜日単位での利用が可能なシェアオフィス「A YOTSUYA」へオフィスを移転しました。
本実験では、事業や規模の異なる複数の入居者(企業)が利用する「A YOTSUYA」にて、ペット同伴出社の本格導入を見据えた検証が行われました。
実証実験概要
【実施場所】シェアオフィス「A YOTSUYA」(PETOKOTO入居の4Fオフィスフロア)
【検証期間】2023年3月22日〜4月19日の約1ヶ月間 ※ 実際のペット同伴出社は水曜日の全5回
【検証方法】
・ペット同伴出社におけるルール検証
・ペット同伴日の清掃オペレーション
・シェアオフィス入居企業アンケートによる、効果検証と課題の把握
・ペット同伴対象企業アンケートによる、効果検証と課題の把握
シェアオフィス入居者の83%が実証実験の継続に賛成
実験後に行ったアンケート調査によると、ペット同伴出社については83%が「賛成」「どちらかといえば賛成」で、本実験の継続にも賛成と回答したそうです。
具体的には「働き方の多様化につながると思う」と答えた人が最も多く、そのほか「交流が生まれやすくなる」「場所が明るくなる」など、コミュニケーションの活性化につながるといった声が挙がりました。
一方、「アレルギーがある人や苦手な人へのストレス」や「オフィスの清掃面」についての意見もありました。
ペット同伴出社の本格導入に向けて、様々な人へ配慮した環境を丁寧に検証する必要がありそうですが、社員のモチベーションにもつながる、生き生きとした職場環境が生まれることが期待できそうです。
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000114.000015317.html
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