HOMEYOASOBIはなぜヒットした!? ポスト・サブスク、ポストSNS時代の音楽ビジネスを読み解く書籍『音楽デジタルマーケティングの教科書』発売

YOASOBIはなぜヒットした!? ポスト・サブスク、ポストSNS時代の音楽ビジネスを読み解く書籍『音楽デジタルマーケティングの教科書』発売

服部真由子

2023/05/08(最終更新日:2023/05/08)


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音楽業界の第一線で活躍中の講師からマーケティングを学ぶ講座「音楽マーケティングブートキャンプ」の主宰である山口哲一、脇田敬の両氏による書籍『音楽デジタルマーケティングの教科書』が、2023年5月22日に発売されます。価格は税込2,200円。すでに音楽業界で働く人のみならず、これから音楽を仕事にすることを志す方にとっても音楽に特化してデジタルマーケティングの基礎や現状を学ぶことができる1冊です。

配信サービスは定着したが、デジタル領域での音楽ビジネスは……

日本でも、Apple MusicやSpotifyをはじめ、Amazon Music Unlimited、LINE MUSIC、YouTube Musicなどの音楽配信サービスが海外に遅れながらも根付き、音楽ビジネスの主戦場もデジタル・フィールドへと拡張しています。一方で、いわゆる音楽業界ではミュージシャン、レコード会社やディストリビューター、プロモーターらがそれぞれ手探りでデジタル領域での“ヒット曲の作り方”を模索、音楽ビジネスに特化したデジタルマーケティングのノウハウはいまだに確立されていない現状です。

本書は音楽プロデューサーの経験に基づいたリアルなノウハウとマインドセットをベースに、デジタル音楽ビジネスの基礎やシーンの現状などについて解説。さらに「音楽マーケティングブートキャンプ」の13の講座レポートが掲載されています。なお、初版限定でNFT特典のデジタル小冊子が付属するとのことです。

著者プロフィール

山口哲一(やまぐち・のりかず)

起業家育成と新規事業創出のスタートアップスタジオStudioENTRE代表取締役/ iU超客員教授。

音楽事務所社長兼音楽プロデューサーとして、数々のアーティストをデビューさせる。日本の音楽業界のデジタル化の遅れに危機感を持ち、2010年ころから執筆活動を開始。エンターテックエバンジェリストと名乗り、新規事業のアドバイザーや起業家育成に取り組む。プロ作曲家育成「山口ゼミ」、Z世代向けのビジネススクール「山口ゼミbiZ」主宰。

常に時代の先を読み、グローバルな視座で音楽・エンタメの未来を考える、業界横断・次世代型のプロデューサー/オーガナイザーである。『世界を変える80年代生まれの起業家』『最新音楽業界の動向とカラクリがよくわかる本』『コーライティングの教科書』等、著書多数。
https://note.com/yamabug

脇田 敬(わきた・たかし)
音楽プロデューサー、マネージャー。株式会社LAB代表取締役。

レコード会社勤務、ライブハウス/クラブ・マネージャーを経て、有限会社FLYMUSICを設立。豊富なライブやマネジメント現場の経験とデジタル時代の音楽ビジネス知識を活かし実績を作る。また音楽ビジネス知識を広める発信や著述活動を行なう。洗足学園音楽大学教員。経済産業省監修デジタルコンテンツ白書編集委員。

デジタル時代の音楽ビジネスマンを育成するニューミドルマン養成講座(現ニューミドルマン・コミュニティ)。著書『ミュージシャンが知っておくべきマネジメントの実務』(リットーミュージック)
https://lit.link/wakita

書誌情報

書名:音楽デジタルマーケティングの教科書
著者:山口哲一+脇田敬
定価:定価2,200円(本体2,000円+税10%)
発売日:2023年5月22日
発行:リットーミュージック
商品情報ページ https://www.rittor-music.co.jp/product/detail/3123317103/

CONTENTS
PART1 <音楽デジマの基本>
01:DSP(サブスク):音楽生態系の幹
02:UGM:音楽は動画で広がる時代
03:SNS:不可欠な情報インフラ
04:誰もがレーベルに ディストリビューター

PART2 <音楽デジマの実践>
01:新時代音楽ビジネス 重要ポイント
02:Web3と音楽ビジネス
  NFTと音楽の近未来 Pianity×.mura「日欧NFT音楽マーケットCEO対談」
PART3 <音楽ビジネスの現在>
01:ILMARI(RIP SLYME)インタビュー:真っ当に曲が評価されている
02:音楽マーケ最前線レポート
03:山口脇田対談:起点はアーティスト

PART4 <音楽マーケターになるには?>
01:音楽デジタルマーケターの時代
02:著者2人が取り組む新しい挑戦

レポート:<音楽マーケティングブートキャンプ講座レポート>
01:西村謙大(CotoLab. Inc.) DSPを最大のマーケティングツールに
02:高橋明彦(LINE MUSIC) 拡散とエンゲージメントに優れたツール
03:山内直己(SWEET SOUL RECORDS) 日本人アーティストの海外アプローチ
04:野本 晶(Merlin Japan) 世界へリーチする方法
05:中村雄太(スターミュージック・エンタテインメント) TikTokで、トレンドを作る
06:金野和磨(Gerbera Music Agency) Instagram での実践的広告運用法
07:野田威一郎(TuneCore Japan) DIYアーティストのための戦略とTips
08:金子雄樹(The Orchard Japan) 海外展開でのディストリビューターの役割
09:高野修平(トライバルメディアハウス) 成功する施策・失敗する施策を分ける戦略思考
10:今井一成(ポニーキャニオン) レコード会社のデジタルマーケティング戦略
11:屋代陽平+山本秀哉(ソニー・ミュージックエンタテインメント) YOASOBIはなぜヒットしたのか
12:籔井建一(グリッジ) 「summertime」から学ぶ海外マーケティング
13:礒崎誠二(ビルボードジャパン) データ解析がヒットを生み出す

NFT特典:本書抜粋記事/山口脇田対談ロングバージョン/MID3M+レポート

※初版のみ、電子版には付属しません。

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000005217.000005875.html

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