HOMEビジネス 【楽天みん就発表】「2024年卒 IT業界新卒就職人気企業ランキング」、独立系企業の人気が急上昇 スキルアップや手厚い研修を求め

【楽天みん就発表】「2024年卒 IT業界新卒就職人気企業ランキング」、独立系企業の人気が急上昇 スキルアップや手厚い研修を求め

神田 晃輔

2023/05/08(最終更新日:2023/05/08)


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楽天グループ株式会社(以下「楽天」)は5月8日、運営するクチコミ就職情報サイト「楽天みん就」において、2024年卒業予定の学生を対象に調査した「楽天みん就 2024年卒 IT業界新卒就職人気企業ランキング」を発表しました。

調査概要

「楽天みん就 2024年卒 IT業界新卒就職人気企業ランキング」は、2022年4月7日(木)から2023年3月23日(木)にかけて、2024年卒の大学生・大学院生を対象に、「楽天みん就」が主催する就職イベントおよびウェブサイトでアンケート調査を行い、2,876人の回答から作成したランキングです。

調査対象企業約200社から志望する上位5~7社を選択し、各企業の志望理由を「仕事」「会社」「働き方」「採用広報」の4つの観点から回答したものを、「楽天みん就」がポイント化して集計総合トップ150社に加え、「分類別」「文理/男女別」「魅力別」などの各ランキングも掲載されています。

総合トップ20では、NTTデータが14年連続で1位


「楽天みん就 2024年卒 IT業界新卒就職人気企業ランキング」の総合ランキングにおいて、NTTデータが2010年の調査開始以来14年連続で1位を獲得しました。楽天は2位につけ、昨年と同じ順位を維持しています。

また、大手企業を親会社とするユーザー系SIer企業であるSCSK(昨年9位)が伊藤忠テクノソリューションズ(昨年3位)が7位にランクインするなど、安定感のある企業の人気傾向も継続」(楽天グループ)しているそうです。

「社風・居心地が良さそうな企業ランキング」

同社によると、「働き方の魅力」の項目における志望理由別ランキングで、学生たちから人気のあるのは、自分らしく働ける環境を提供している企業のようです。1位のニッセイ情報テクノロジーをはじめ、2位にパーソルプロセス&テクノロジー、3位に電通国際情報サービス(ISID)と、トップ3すべてがユーザー系企業となりました。

1位のニッセイ情報テクノロジーでは、「人と向き合うIT」という新卒採用のキーメッセージを掲げており、社員の成長にも注力している姿勢が学生たちから共感を呼んでいると考えられます。

入社後のスキルアップや研修に期待、独立系企業の人気が急上昇 

今回のランキングから最近の傾向として、親会社を持たず独立しているSIer企業の人気が急上昇していることが判明

独立系企業の中でも、昨年のランキングから大幅に順位を上げ、今回のランキングの総合トップ20に、TIS(昨年12位)が6位、オービック(昨年21位)が8位、大塚商会(昨年27位)が16位、BIPROGY(昨年48位)が19位と4社がランクインしました。

また、「教育研修が充実していそうな企業ランキング」では、日本ビジネスシステムズ(JBS)が3位、オービックが6位、ユニアデックスが7位、TISが9位に入っており、独立系企業4社トップ10にランクイン。

これらの企業は入社後のスキルアップや手厚い研修を希望する学生からの需要が高まっていると考えられます。

<参照>

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001952.000005889.html

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