大豆ミート(植物肉・代替肉)商品を展開するメーカー6社と2団体が共同で推進する「肉の日に大豆ミートプロジェクト」が、料理SNS「スナップディッシュ」ユーザーに実施した大豆ミートの利用調査結果を「第3回大豆ミート食卓白書」として公開しました。
2022年4月から開始され、3回目となる本調査では900人を超える回答者の声をとりまとめたもの。大豆ミートがどのように各家庭に取り入れられているか、見ていきましょう。
大豆ミートとは
大豆ミートは、プラントベースフード(植物性食材からなる食品)のひとつ。大豆からタンパク質を抽出、繊維状にして、お肉のような食感や味わいに加工した食品です。ソイミートやベジミートとも呼ばれ、お肉と比べて脂質やコレステロール値が低いことや、高たんぱくで食物繊維を多く取れることで、近年ではベジタリアンやヴィーガン以外からも注目を集め、スーパーなど小売店で目にする機会が増えた加工食品です。
また、健康食としてのみならず、畜産業による環境破壊・汚染の問題や、人口増加による食料不足問題などを改善するサステナブルな選択肢のひとつとしても認知が高まっています。
本調査によると、大豆ミートの存在を知っている人は98%、実際に食べたことがある人は74%という結果でした。
購入理由と使用頻度
実際に大豆ミートを食べたことがある、と回答した人に購入理由を尋ねると、66%の方が「低脂質高たんぱく、ヘルシーだから」と回答。環境・食糧問題以外にも、備蓄性の高さや話題になっていることなどが理由に挙げられています。
使用頻度については前年比で増えたという回答が38%に上っていて、減ったと答えた方は全体のおよそ10%。大豆ミートが多くの食卓に浸透していることがうかがえます。
どんな時に料理しているのか
実際に大豆ミートを使って料理をするシチュエーションはダイエットをしたい時が1位に。また、すでに大豆ミートを活用する方を対象に、どんな料理で使うことがおすすめかをたずねると和・洋・中に回答が集まっています。
※本記事で紹介するデータはすべて「肉の日に大豆ミートプロジェクト」調べ「第3回大豆ミート食卓白書」より引用。
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000101.000007310.html
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