HOMEライフスタイル がんや子どもの発達・発育異常につながる!海洋プラスチックごみ問題を電巧社が解説、自分達にできることは?

がんや子どもの発達・発育異常につながる!海洋プラスチックごみ問題を電巧社が解説、自分達にできることは?

サダユウカ

2023/04/28(最終更新日:2023/04/28)


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ペットボトルやレジ袋、テイクアウトのお弁当のトレー…

日常生活にあふれているプラスチック製品ですが、陸地から海に流出したプラスチックごみによる海洋汚染が地球規模で広がっていることを知っていますか?
世界経済フォーラムの報告書(2016年)によると、2050年までに海の中に存在するプラスチックの量は、魚の重量を超えることが予想されており、生態系に深刻な影響を及ぼすことが懸念されています。

会社で排出する温室効果ガス「0」の経営を目指す株式会社電巧社は、同社が運営する情報サイト『脱炭素経営ドットコム』で、「日本における海洋プラスチック問題」をテーマに現状を伝えるレポートを公開しました。
本記事ではその内容を紹介し、自分達にできることを考えてみました。

海洋プラスチックによる生態系破壊

海洋ごみには様々な種類がありますが、最も問題とされているのがプラスチックごみです。世界全体で、毎年約800万トンのプラスチックごみが海洋に流れ出ており、この数字は東京ドームに換算すると約7個分に匹敵。

中でも、海に漂う有害物質を吸収したマイクロプラスチック(サイズが5mm以下の微細なプラスチックごみ)は、魚介類の体内に蓄積され、その魚介類を人が食べることによって、がんや免疫機能低下、胎児・乳幼児の発達・発育異常などが引き起こされることが報告されています。

『脱炭素経営ドットコム』のレポートはこちらから。

社会全体で取り組む、海洋プラスチックごみ削減

この海洋プラスチック問題に対して、環境省は海洋ごみの回収・処理等を行う事業に補助金の支援を行っているほか、プラスチックの代わりとなる再生可能資源素材の製造設備導入を推進。

G20大阪サミットでは、「2050年までに海洋プラスチックごみによる追加的な汚染をゼロにまで削減することを目指す」ことが宣言されるなど、国際社会全体で取り組むべき問題として認識されています。

自分達にできることは?

海洋プラスチックごみ削減のための一歩として、日々の生活で「プラスチックの3R(リデュース・リユース・リサイクル)」に取り組んでみることもおすすめです。

 Reduce:ごみになるものを減らす
  ・マイバックを持参してレジ袋はもらわない
  ・使い捨ての食器や容器の使用を控える など

 Reuse:繰り返し使う
  ・シャンプーや洗剤は詰め替えを使い、ボトルを再利用する など

   Recycle:原材料として再生利用する
    ・プラスチックを分別回収し、原料として再利用する
    ・再生プラスチックの製品を使う など

日頃の自分達のちょっとした行動の積み重ねで、将来の海洋環境を変えることができるかもしれません。

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000031.000090370.html

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