HOMEイベント トルコ・シリア大地震、発生から2カ月の現状は 国際協力NGOがオンライン報告会、災害時のジェンダー視点の重要性も解説

トルコ・シリア大地震、発生から2カ月の現状は 国際協力NGOがオンライン報告会、災害時のジェンダー視点の重要性も解説

菓子翔太

2023/04/18(最終更新日:2023/04/18)


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トルコ・シリア大地震が起きてから2カ月。国際協力活動を行う公益財団法人ケア・インターナショナル ジャパンは、4月26日(水)19時からトルコ・シリア危機緊急支援事業のオンライン報告会を開催します。

トルコ・シリア大地震について

2023年2月6日未明にトルコ南部を襲ったマグニチュード7.7規模の地震。その数時間後にも1回目の地震の震源地から約96キロメートルほど離れた場所で2度目の大きな地震が発生しました。さらに2月20日20時ごろにも、3度目の強い地震が起きています。地震発生後の2月18日時点で死者数はトルコで3万9672人、シリアで約5800人にまで上ったそうです。

国際協力NGO「CARE」は地震が発生した直後からトルコとシリアで緊急支援を開始。これまでに37万人以上に支援を届けてきたといいます(2022年4月6日時点)。同NGOの一員であるケア・インターナショナル ジャパンは、国内で活動資金を個人、法人、政府などから集める「ファンドレイジング」を行ってきました。

報告会の概要

今回の報告会では、地震から2カ月が過ぎた現状と支援活動の進捗、今後の課題などを解説。さらに、同財団理事でJICA(独立行政法人国際協力機構)シニアジェンダーアドバイザーを務める田中由美子さんが災害時におけるジェンダー視点の重要性についてもお話するそうです。

オンライン報告会は、26日19時から19時45分まで。誰でも参加可能で、Zoomを使って行います(Zoomのリンク先はこちら)。

クラウドファンディングも実施中

ケア・インターナショナル ジャパンでは、「トルコ・シリア地震被災者緊急支援募金」として、5月13日(土)までクラウドファンディングも実施中。目標金額は、150万円です。

<参照元>

地震発生から2か月、トルコ・シリア支援の今とこれからを伝えるオンライン報告会 開催

トルコ・シリア大地震 緊急募金のお願い(国連UNHCRのWebサイトより)

アラブ諸国からシリアに地震に対する緊急支援が到着(シリア、エジプト、アラブ首長国連邦、トルコ)(JETROのWebサイトより)

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