HOMEビジネス 就職試験の対面面接、マスク着脱は学生の意見分かれる 企業側からのアナウンスを求める声は6割以上

就職試験の対面面接、マスク着脱は学生の意見分かれる 企業側からのアナウンスを求める声は6割以上

菓子翔太

2023/04/07(最終更新日:2023/04/07)


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マイナビは4月7日(金曜日)、2024年卒業予定の大学生・大学院生を対象に行った活動実態(3月)の調査結果を発表。対面面接でのマスク着脱に対して、学生側の意見が分かれる結果となりました。

同社は、「マイナビ2024」に登録している2024年3月卒業見込みの大学生・大学院生2963人に対し、3月25日から3月31日までWebアンケートを実施。内々定率や企業に対して安定性を感じるポイント、対面面接でのマスク着脱について問いました。

マスク着脱、学生の考えは?

「対面面接でマスクを外すことについての考え」を聞いたところ、「どちらかといえば抵抗はない」学生が最も多く37.4%に。次いで「どちらかといえば抵抗がある」が21.1%、「外して面接したい」が16.6%、「わからない・どちらともいえない」が15.3%、「外して面接したくない」が9.6%となり、意見にばらつきがみられました。

企業からのアナウンス求める声

「企業との面接におけるマスクの着脱について、どのような形で行ってほしいと思うか」という問いには、「自分で判断して決めたい」と答えた学生が38.0%となった一方、「企業側からのアナウンスの下で判断して決めたい」と回答した学生が62.0%に上りました。

調査を担当した長谷川洋介氏は、結果を受けて「2024年卒の学生は大学入学時からコロナ禍が始まり、常にマスク着用を求められてきた経験から、自己判断に戸惑っていることも予想されます」「就職活動においても、企業・学生ともに状況に応じて感染防止対策は意識しながらも、企業として学生の意向を尊重したり、学生が着脱しやすいようアナウンスするなど、配慮が求められるでしょう」とコメントしています。

3月末時点での内々定率

また、同社のアンケート調査によると、2024年卒業予定の大学生・大学院生の3月末時点での内々定率は前年比3.6%増の30.0%に。企業に安定性を感じるポイント(複数回答あり)については、「福利厚生が充実している」が58.8%、次いで「安心して働ける職場である」が49.3%、「売上高」が37.7%となっています。

<参照元>

「マイナビ 2024年卒大学生 活動実態調査(3月)」を発表

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