アプリ開発企業bondaviは4月5日、「投票行動と交際関係」に関する調査の実施結果を発表。「選挙に行った方がモテる」というデータが複数確認されたことを示しました。
総務省によると、近年の国政選挙における投票率はピーク時の70%台(衆議院選挙は1958年の76.8%、参議院選挙は1980年の74.54%)と比べて低下ぎみ。直近の選挙は衆議院・参議院ともに微増となりましたが、50%台にとどまっており、特に10~20代は、ほかの年代と比べて低い状態です。
同社は、こうした状況を背景に、投票率向上につながる事実を把握するため、「投票行動と交際関係」について調査。特に若年層にとって投票のモチベーションとなりうる「異性への魅力(モテ度)」と投票行動の関係性を調べました。
2023年4月3日~同4月4日までの間にインターネットでアンケートを実施したところ、359人が回答。「およそ5人に4人は、選挙に行く異性に好感を抱く」、選挙に行く人の方が「交際経験 (交際したことのある人数) が約24%多い」「現在パートナーがいる割合が約6ポイント高い」など、「選挙に行った方がモテる」とみられるデータを確認したと説明しています。
選挙に行く人に対し「好感を抱く」を選んだ人は、その理由について「政治に関心を持っていて知的な印象を受けるから」(10代女性)「自分のこと以外にも周りのこと、世間のことをちゃんと考えてそう」(20代男性)などと回答。一方、「何も思わない」を選んだ人は「行くのが当然なので…」(10代女性)「パートナーの自由なので」(20代女性)と答えました。
同社は今回の調査結果を受け、「もしかすると、年齢の低い頃は『不良の方がかっこいい』という風潮が多少あるかもしれません。しかし、多くの大人は『不良がかっこいい』などとは思いません。選挙権を持つ年齢に達した人が魅力を感じるのは、もっと大人な異性。責任感や主体性を持ち、信頼できる言動をとる、そんなしっかりした大人な異性こそに自然な好意を感じる。そのような傾向が、今回の結果となって現れたのではないでしょうか」とコメントしています。
<参照元>
・「選挙に行った方がモテる」論の調査|選挙に行く人の方が、告白された回数が15%多い(PR TIMES)
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