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メールのCCとは?宛名(TO)・BCCとの違いを紹介

U-NOTE編集部

2023/03/24(最終更新日:2023/03/28)


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メールのCCと、宛名(TO)、BCCの違いに迷う人もいらっしゃるでしょう。ビジネスメールでは、TO・CC・BCCを明確に使い分ける必要があります。

本記事では、メールのCCの意味や、使用する際のポイント、使用例などをご紹介します。CCと宛名(TO)、BCCの違いを理解してメールを書きたい人はぜひ参考にしてください。

本記事の内容をざっくり説明
  • メールで使用されるCCとは
  • メールでCCを使う際の3つのポイント
  • CCと宛名(TO)、BCCの違い

 

メールで使用されるCCとは

社会人になると「CCで〇〇さんを入れといて」などの指示が出ることもあるのではないでしょうか。初めてメールのCCやBCCを使用する人は、機能について理解しておきましょう。

CCとは、カーボン・コピー(Carbon Copy)の略で、複写を意味します。メールを送る相手以外にも、メールを確認しておいて欲しい相手に送るときに使われる機能です。

例えば、社外の人とのアポイントの約束をする場合、同席する社内のメンバーにも日時を確認しておいて欲しいときなどに使われます。

CCとして送るアドレスは、TOで送った人にも表示されていることに注意してください。

 

CCと宛名(TO)との違い

すでにご紹介したとおり、CCは「メールを確認してほしい相手」に使用するものであり、CCでメールを受け取った相手は、必ずしも返信をする必要はありません。

「〇〇の内容について確認してほしい。読んでくれたら読んだという返信がほしい」という場合は、「宛名(TO)」でメールを送ります。

つまり、メールを読んだ相手になにかアクションしてほしい場合は「TO」を、相手に確認だけしてほしい場合は「CC」を使用しましょう。

TOは原則一人ですが、複数人設定することも可能です。複数人TOを使用する際は、誰にどのようなアクションをしてほしいのか具体的に書くことをおすすめします。

 

CCとBCCとの違い

CCと似たBCCは、ブラインド・カーボン・コピー(Blind Carbon Copy)の略です。CCとして送ったメールアドレスは、すべての人に表示されますが、BCCに入力されたメールアドレスはCCやTOの相手には見えません。

一般的に、BCCは一斉送信をする際に使用されることが多いです。

例えば、メールマガジンを送信する際に、面識がない人たちのメールアドレスを入れてしまうと、それぞれのメールアドレスが漏洩してしまいます。

BCCを使用すると個人情報を守り、一度にたくさんのメールを送ることが可能です。

 

メールでCCを使う際の3つのポイント

「メールを一応確認しておいてほしいから、とりあえずCCに入れて送ろう」と考えている人もいるのではないでしょうか。

正しくCCを使用しなければ、トラブルが起きる可能性もあります。以下で紹介するメールでCCを使う際の3つのポイントを押さえた上で、CCを使用しましょう。

ポイント1.宛名(TO)・BCCとの違いを理解して使用する

メールでCCを使う際の1つ目のポイントは、宛名(TO)・BCCとの違いを理解して使用することです。

宛名・CC・BCCの意味の違いを理解せず、適当に使用していると「メールを送ったはずなのに、返信こない」というトラブルが起こってしまうことも。

どういうシーンでTO・BCC・CCを使用するかを理解し、間違った使い方をしないように注意しましょうう。

ポイント2.CCを乱用しない

メールでCCを使う際の2つ目のポイントは、CCを乱用しないことです。

社会人は一日数十通、多い人だと数百通のメールを受け取っています。相手の負担を減らすためにも、目を通してもらう必要がないメールには、むやみにCCをつけないことが大切です。共有をするべき内容なのか考えてから送るようにしましょう。

ポイント3.メール本文にCC:○○様と書き入れる

メールでCCを使う際の3つ目のポイントは、メール本文にCC:○○様と書き入れることです。

メールを受け取った相手は、メール本文に気を取られて「CC」にメールアドレスが入っていることに気が付かないことも。相手にもらう返信にも同様にCCを入れてもらうためにも、他の相手が見ていることを示すためにも、メール本文にわかりやすくCCにもメールアドレスを入れていることを書き入れましょう。

 

CCと宛名(TO)、BCCの使用例

CCと宛名(TO)、BCCの具体例を知って使い分け方を知りたいと思っている人もいるのではないでしょうか。

社外のクライアントとのやり取りをしており、社内の関係者にも内容を見ておいて欲しい場合は、クライアントをTO、社内のメンバーをCCとして送信します。

また、クライアントの担当者が複数人いる場合、メインで担当をしている人をTOに、それ以外の人をCCに入れておくなどもよくある使い方です。

BCCを使う場合は、「お互い面識がない相手に一斉送信する場合」が多いです。メールマガジンや、お知らせなどの場合は重宝する機能です。

 

CCと宛名(TO)、BCCの違いを理解して使用しよう

本記事のまとめ
  • CCは「メールを確認しておいてほしい」場合に使用するもの
  • CCは乱用せず、メール本文にCCを使用していることを記載する
  • CCと宛名(TO)、BCCの違いを理解した上でメールを送信する

本記事では、メールのCCの意味や、宛名(TO)、BCCとの違いをご紹介しました。

日常ではあまり使わないCCやBCCですが、ビジネスシーンでは使用することも多いもの。

はじめは使い方がわからず悩むかもしれません。「アクションをしてほしい相手」は「TO」、「メールを確認だけしておいてほしい相手」は「CC」を使用すると覚えておきましょう。

本記事を参考に、TO・CC・BCCの機能を理解して使いこなしてくださいね。
 

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