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パワーポイントでグラフの作り方|折れ線や円、グラフの設定変更のやり方を紹介

U-NOTE編集部

2023/03/06(最終更新日:2023/03/28)


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パワーポイントでのグラフの作成方法について悩んでいる人も多いのではないでしょうか。複雑に見えるグラフも、慣れたら簡単に作成できます。

本記事では、グラフ作成初心者でもわかるように、画像を用いながらグラフの作り方を紹介。細かな設定の変更方法も説明しているので、ぜひ参考にしてください。

本記事の内容をざっくり説明
  • パワーポイントで折れ線グラフ・円グラフを作る方法
  • パワーポイントでグラフの設定を変更する方法
  • エクセルのグラフをパワーポイントに貼り付ける方法

 

パワーポイントで折れ線グラフを作る方法

本記事では、折れ線グラフ、円グラフ、複合グラフの作り方を説明し、その後グラフデータの変更方法などについて開設していきます。

まずは「折れ線グラフ」を例として、まずは基本的なグラフの作成方法をご紹介します。

 

STEP1.「挿入」>「グラフ」をクリック

グラフを挿入するために、パワーポイントの上部にあるメニューバーから「挿入」>「グラフ」をクリックします。

 

STEP2.「折れ線」を選択

すべてのグラフから「折れ線」にカーソルを当てます。折れ線グラフの中でも「折れ線」「積み上げ折れ線」などの様々なグラフがあるので、自分が挿入したいグラフを選択し「OK」をクリック。

 

STEP3.凡例を変更し折れ線グラフを作成する

自動的にエクセルが表示されるので、データを編集して折れ線グラフを作成しましょう。

 

パワーポイントで円グラフを作成する方法

パワーポイントで円グラフを作成する方法は、折れ線グラフを作成する方法とほとんど変わりません。

以下では、パワーポイントで円グラフを作成する方法を簡単にご紹介します。

 

STEP1.「挿入」>「グラフ」から円をクリック

「挿入」>「グラフ」から円にカーソルを合わせます。

パワーポイントの円グラフには

円グラフ

補助円グラフ付き円グラフ

補助棒グラフ付き円グラフ

ドーナツグラフ

があるので、いずれかの好きなグラフを選択しOKをクリック。

 

STEP2.数値を入力する

エクセルが表示されるため、数値を入力し円グラフを完成させましょう。

 

パワーポイントでの2軸の複合グラフの作り方

2つの軸を使う複合グラフでは、ひとつのグラフでふたつの情報を取り入れられます。

以下では、パワーポイントでの2軸の複合グラフの作り方をご紹介します。

 

STEP1.「挿入」>「グラフ」をクリック

まずはパワーポイントの上部にあるメニューバーから「挿入」>「グラフ」をクリックします。

 

STEP2.「組み合わせ」を選択する

グラフを選択する画面の一番下にある「組み合わせ」にカーソルを合わせて、グラフの種類やどのグラフに軸を付けるかを選びましょう。

 

STEP3.数値を入力する

エクセルに数値を入力し、グラフを完成させましょう。

 

パワーポイントでグラフの種類を変更する方法

「円グラフから折れ線グラフに変えたい」などと、グラフの種類を変更したくなることもあるのではないでしょうか。

一度グラフを消してグラフの挿入からやり直すと、エクセルのデータをもう一度入力しなければいけなくなってしまいます。データを引き継いでグラフの種類を変更する場合は、以下の方法を使ってみましょう。

 

STEP1.「グラフのデザイン」>「グラフの種類の変更」をクリック

グラフをクリックし、「グラフのデザイン」>「グラフの種類の変更」を選択しましょう。

 

STEP2.変更したいグラフの種類を選択する

変更したいグラフの種類を選択します。今回は円グラフから折れ線グラフに変えたいので、折れ線グラフを選んで「OK」をクリック。

 

STEP3.グラフを確認する

このように、円グラフから折れ線グラフにデータを引き継いで変更できたことを確認できます。

 

パワーポイントでグラフのデータを編集する方法

グラフのデータを編集する方法がわからず困っている人もいるのではないでしょうか。

基本的にはすでに凡例が表示されているので、凡例を足したり減らしたりして編集していきます。以下では、パワーポイントでグラフのデータを編集する方法をご紹介します。

 

STEP1.エクセルの凡例を確認する

まずは、​​エクセルの凡例を確認し、作りたい表を作成するためにはどこを変更するべきなのか考えてみましょう。

 

STEP2.凡例を変更する

「系統1」と書かれていたところを「りんご」と変更すると、グラフも連動して変更されます。

 

STEP3.エクセルの情報を追加・削除する

上記の画像のように、「5月」とエクセルの情報を追加するとグラフにも5月が追加されます。

このように、エクセルの情報を編集して理想のグラフを作成してみてはいかがでしょうか。

 

パワーポイントでグラフの設定を変更する方法

「パワーポイントのグラフの色を変えたい」「グラフの単位の変え方がわからない」と困っている人もいるのではないでしょうか。

以下では、パワーポイントでグラフの設定を変更する方法を紹介します。グラフの細部までこだわることで見やすいグラフを作成しましょう。

 

グラフの色分けを変更する

グラフの色は自動的に色付けられますが、他の色に変えたいこともあるのではないでしょうか。

以下では、グラフの色をセットで変更する方法をご紹介します。

 

STEP1.ペンキマークをクリックする

グラフをクリックしたあと、色を変更するためにペンキマークをクリックします。

 

STEP2.「色」をクリック

「スタイル」の隣の「色」をクリックします。

 

STEP3.色のセットを選択する

カラフルやモノクロなどの色のテーマを選択しましょう。

 

STEP4.色が変わったことを確認する

色が変わったことを確認できます。

この方法では、ひとつ一つのグラフの色を変更できません。りんごを赤色に、バナナは黄色になどとこだわりがある人は、以下で紹介する方法を使ってみましょう。

 

凡例の色を変更する

凡例の色を個別に変更したい場合は、「データ系列の書式変更」を行う必要があります。

 

STEP1.色を変えたいグラフをクリックする

色を変えたいグラフをクリックします。クリックができると、上記の画像のように、青色の四角が表示されます。

 

STEP2.「データ系列の書式設定」をクリック

色を変えたいグラフをクリックしたまま、右クリックを押すとメニューが表示されます。

メニュー下部にある「データ系列の書式設定」をクリックします。

 

STEP3.バケツマークをクリックし、色を変更する

「データ系列の書式設定」にあるバケツマークをクリックし、色をクリック。

好きな色を選択して凡例の色を変更しましょう。この操作を繰り返して、理想のグラフの色に変更してみてはいかがでしょうか。

 

グラフの単位を変更する

グラフの軸の単位を変更することで、データの見せ方を変えられます。以下では、グラフの軸の単位を変更する方法をご紹介します。

 

STEP1.グラフの軸をクリックする

グラフの単位を変更するために、グラフの軸をクリックします。

 

STEP2.「軸の書式設定」をクリック

軸をクリックした上で、右クリックをすると上記の画面のようなメニューが表示されます。

メニューの下部にある「軸の書式設定」をクリックします。

 

STEP3.「軸のオプション」を変更する

「軸の書式設定」から軸の単位や境界線などを変更できます。主線や補助線の単位を変更して見やすいグラフに変更しましょう。

 

グラフのデザインを「スタイル」で変更する

グラフのデザインを簡単に変更したい場合は「スタイル」を使用することをおすすめします。

 

STEP1.ペンキマークをクリック

「スタイル」を変更するためには、グラフをクリックすると表示されるペンキマークをクリックします。

 

STEP2.「スタイル」を選択する

様々なグラフデザインが表示されるため、好きなデザインを選択しましょう。

グラフのデザインを選ぶ際は、デザイン性ではなく「わかりやすさ」を優先させることをおすすめします。

 

アニメーションを追加する

グラフにアニメーションを追加することで、プレゼンで効果的にグラフを使用できます。

以下では、パワーポイントのグラフにアニメーションを追加する方法をご紹介します。

「アニメーション」タブをクリックし、アニメーションを選びましょう。

正常にアニメーションを入れられると、グラフの左上にアニメーションが入ったことを示すマークが表示されます。

アニメーションのプレビューを確認して、思っていた通りのアニメーションが入っているかどうかを確認してみましょう。

 

テンプレートとして保存する

作成したグラフはテンプレートとして保存できます。例えば、凡例やグラフの種類が同じで月ごとにデータを変えてプレゼンをする場合は、テンプレートとして保存しておくと便利ですね。

 

STEP1.「テンプレートとして保存」をクリック

グラフをクリックした上で、グラフの上で右クリックをすると上記の画像のようなメニューが表示されます。「テンプレートとして保存」をクリックしましょう。

 

STEP2.「保存」をクリック

ファイル名を付け、保存をクリックすると、パソコン上にテンプレートが保存されます。

 

エクセルのグラフをパワーポイントに貼り付ける方法

エクセルのグラフをパワーポイントに貼り付けて、グラフをスライドに表示させることも可能です。

先にエクセルにデータを打ち込んでいる場合は、こちらの方法を使えば二度手間にならないのでおすすめです。

 

STEP1.「挿入」>「グラフ」を選ぶ

エクセルを開き、エクセル上でグラフを挿入するために、パワーポイントの上部にあるメニューバーから「挿入」>「グラフ」をクリックします。

 

STEP2.グラフをコピーする

グラフをクリックしコピーを行います。コピーを行う方法は多々ありますが、今回はグラフの上で右クリックを行い、メニューから「コピー」をクリックする方法を使用します。

他にも、ショートカットキーを使う方法もあります。コピーのショートカットキーは「Control+C」です。

 

STEP3.コピーしたグラフを貼り付ける

 

コピーしたグラフを貼り付けたいスライドを開き、右クリックでメニューを開き「ペースト」をクリックします。

コピーしたグラフが正確に貼り付けられたことを確認しましょう。

パワーポイントにエクセルを埋め込む方法は多々あるので「パワーポイントにエクセルを埋め込む5つの方法|表やグラフの編集方法も紹介」も参考にしてくださいね。

 

パワーポイントでグラフを作成できるようになろう

本記事のまとめ
  • 「挿入」>「グラフ」からグラフの種類を選んでグラフを挿入する
  • 色分けや凡例の色を変更して、見やすいグラフを作成しよう
  • エクセルのグラフをパワーポイントに直接貼り付けるのも一案

本記事では、パワーポイントでグラフを作成する方法をご紹介しました。

パワーポイントでグラフを作成すると凡例を使いながらグラフを作成できます。どのようにグラフを作成するべきかをイメージしやすいところがポイントです。

一方で、たくさんのデータを使ったグラフを作成したい人はエクセルでデータを入力することをおすすめします。エクセルからパワーポイントにグラフを移動させる方法も覚えておくと便利ですね。

本記事を参考に、自分の理想のグラフ作成を行ってみてください。

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