パワーポイントには人物や矢印、顔文字などのアイコンを挿入できる機能があります。
本記事では、パワーポイントのアイコン機能の使い方や、アレンジ例などを紹介。パワーポイント以外のアイコンを使用したい人のためにおすすめの素材サイトも5つご紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
- パワーポイントのアイコン機能の使い方
- パワーポイントのアイコン機能のアレンジ例
- フリーで使える人物や画像のアイコン素材おすすめサイト5選
パワーポイントのアイコン機能の使い方
まずは、パワーポイントのアイコン機能の使い方をご紹介します。一度操作を覚えれば簡単にできるようになるので、画像を使って確認してみましょう。
STEP1.「挿入」>「アイコン」をクリック
アイコンを挿入するために、上部のメニューバーの「挿入」>「アイコン」をクリックします。
STEP2.アイコンを選択し、挿入する
アイコンが右側に表示されるので、好きなアイコンを選んで「挿入」をクリックします。
アイコンは検索して挿入することも可能です。例えば検索窓に「人」と入れて検索すると、上記の画像のように人のアイコンが表示されます。
STEP3.アイコンを確認する
アイコンを挿入できると、上記の画像のようにスライドに表示されます。
パワーポイントのアイコン機能のアレンジ例
デフォルトのアイコンはシンプルなので、色や大きさを変えたいという人も多いのではないでしょうか。
以下では、パワーポイントのアイコン機能のアレンジ例と、アレンジの仕方をご紹介します。
アイコンを縮小または拡大する
アイコンは大きくしたり、小さくしたりすることができます。
アイコンをクリックした上で、「グラフィックスの形式」を開きます。高さと幅を変更することで、アイコンの縮小や拡大が可能です。
高さと幅の隣にチェックマークがついている場合、高さと幅が連動して変更されます。つまり、縦長のアイコンや横長のアイコンにしたい場合は、チェックマークを外すといいでしょう。
アイコンの大きさを変える
アイコンの大きさを横長、縦長に編集すると、個性的なアイコンになります。
アイコンにカーソルを近づけていくと、上記の画像のように、カーソルの形が変化します。
そのままクリックし、上下または左右に動かすと、アイコンの大きさを変えられます。
アイコンを回転させる
アイコンを回転させることで、動きをつけることもできます。
アイコンをクリックした上で上部にある矢印をクリックしながらカーソルを動かすと、アイコンを回転できます。
アイコンの色を変える
アイコンはデフォルトでは黒色ですが、色を変更することも可能です。
アイコンをクリックし、「グラフィックス形式」から「グラフィックの塗りつぶし」をクリック。
色の選択肢が表示されるので、好きな色をクリックしましょう。
アイコンの枠線の色を変更する
アイコンの枠線の色を変えると、立体的なアイコンになります。
枠線の色は、「グラフィックの塗りつぶし」の隣りにあるマークをクリック。好きな色や太さ、線の種類を選びましょう。
アイコンに影や光彩をつける
アイコンに光彩や影、ぼかしなどをつけることも可能です。
アイコンをクリックした上で「グラフィックス形式」から直方体のマークをクリック。
いろいろな編集ができるので、シンプルなアイコンを目が惹かれるデザインに変えてみてはいかがでしょうか。
パワーポイントのアイコン機能のライセンス
パワーポイントのアイコン機能を使うときに気をつけておきたいのが「ライセンス」。無意識に著作権を侵害しないためにも、アイコン機能の許されている使用範囲や使用方法を知っておきましょう。
マイクロソフト製品のアイコンは、サムネイル サイズの画像であり、ご使用のオペレーティング システムにマイクロソフト製品がインストールされていることを示します。マイクロソフト製品のアイコンは、広告、書籍およびその他の印刷物、衣服やその他の販促物、オンラインおよびインターネット上の場所、ソフトウェア アプリケーション、TV 番組、コマーシャル、映画、またはビデオで使用することはできません。
マイクロソフト製品のアイコンは、マイクロソフト製品に関するトレーニング用の教材や資料で使用することができます。マイクロソフト製品のアイコンの使用はマイクロソフト ソフトウェア内のアイコンの機能のみを対象とするものでなければなりません。アイコンをグラフィックまたはデザインの要素として使用することはできません。アイコンは、変更または改変することはできず、マイクロソフト ソフトウェア内で表示されるとおりに表示されなければなりません。
フリーで使える人物や画像のアイコン素材おすすめサイト5選
パワーポイントのアイコンで心惹かれるものがなかったという人もいるのではないでしょうか。
実は、フリーで使える人物や画像のアイコンサイトは多々あります。本記事では、フリーで使える人物や画像のアイコン素材のおすすめサイトを5つご紹介します。
Material icons
「Material icons」は、Google社が提供するアイコンサービスです。無料で使用でき、人や動物、花などのアイコンが豊富にあります。
2,500以上のグラフィックがあるので、いっぱいアイコンがあるサイトで探したいという人におすすめです。
参考:Google「よくある質問」
Human pictogram 2.0
Human pictogram 2.0は、人間に特化したアイコンを無料で使用できるサイトです。
素材そのものの再配布、販売はしてはいけませんが、商用デザインでも使用可能です。
人間のアイコンやピクトグラムを探している人は「Human pictogram 2.0」を使ってみてはいかがでしょうか。
ICOON MONO
ICOON MONOは、食べ物や飲み物、医療やビジネスなどの幅広いアイコンが無料で使用できるサイトです。
商用利用も可能なので、ビジネスシーンでも安心して使えるのもポイント。
以下の禁止事項を守ってアイコンを使用しましょう。
WEBサイトやCDなどで『ICOON MONO』に掲載している素材を再配布することは無料、有料を問わず禁止です。
また 素材をアイコンやフォント作成などのジェネレーターの素材として使用する事も禁止しています。
素材販売サイトなどで素材そのものや改変した素材を販売する事は禁止です。
素材への直リンクはサーバーを圧迫するのでお控えください。
出典:ライセンスについて
FLAT ICON DESIGN
「FLAT ICON DESIGN」は、クオリティの高いアイコンが無料で使用できるサイトです。
色や影などがすでに入っているので編集して変える必要がなく簡単に使用できます。
以下の禁止事項をよく読んだ上で使用しましょう。
FLAT ICON DESIGN素材を、素材販売サイトなどで素材そのものや改変した素材を販売する事は禁止です。
素材への直リンクはサーバーを圧迫するのでお控えください。
このようなサイトを作ってアイコン素材を再配布することは禁止です。
ロゴなどの商標として素材を登録されるとTopeconHeros含め他のデザイナーさんが使えなくなりますので禁止です。
(その場合は原型がわからなくなるぐらい改変するか、デザインのごく一部としてご使用ください。)
出典:FLAT ICON DESIGN「素材の利用条件」
ICONS8
ICONS8では、「グラフィックデザイン向け」「UIデザイン向け」などのアイコンを無料で使用できます。
1万以上のアイコンがあるので、いろいろなアイコンを吟味したいという人は「ICONS8」を使ってみてはいかがでしょうか。
参考:ICONS8「無償ライセンス」
パワーポイントで効果的にアイコンを使用しよう
- 「挿入」>「アイコン」から簡単にアイコンを挿入できる
- アイコンを縮小拡大、色の変更などをして自分好みにカスタマイズしよう
- フリーで使用できるアイコンサイトを使用するのもおすすめ
本記事では、パワーポイントのアイコン機能の使い方や、フリーで使用できるアイコンサイトをご紹介しました。
アイコンは簡単に使用できて、おしゃれなスライドに変えてくれます。アイコンを使うときに気をつけたいことは、「著作権」。間違った使い方をしてしまわないように、ライセンスを確認した上で使用するようにしましょう。
本記事を参考にパワーポイントのアイコン機能を使用してみてはいかがでしょうか。
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