パワーポイントの表紙スライドをおしゃれに作りたいと思っている人は多いのではないでしょうか。必要なポイントをおさえると、簡単にスタイリッシュな表紙を作成できます。
本記事では、パワーポイントの表紙スライドの作り方や、ページ番号や画像を挿入する方法などを紹介。表紙スライドに入れたい内容や表紙スライド例などを紹介するので、ぜひ参考にしてください。
- パワーポイントの表紙スライドに記入すべき内容
- 表紙スライドにページ番号を付ける方法
- パワーポイントで使用できる表紙のテンプレート
パワーポイントの表紙スライドとは
パワーポイントの表紙スライドとは、スライドを見る人の興味を引きつけるために、資料のテーマを伝えるものです。また、表紙スライドは資料を管理するためにも役に立ちます。
表紙スライドは目を引くものであれば、興味を持ってもらえプレゼンを聞いてくれるようになるため、デザインや編集を重視することをおすすめします。
パワーポイントの表紙スライドに記入すべき内容
パワーポイントの表紙スライドに何を書けばいいのかわからないという人もいるのではないでしょうか。
以下では、パワーポイントの表紙スライドに記入すべき内容をご紹介します。こちらの内容は、会社や大学によって異なります。会社や大学に決められた規定があるのならば、規定に従いましょう。
タイトル
いまからどのようなプレゼンをするのかを伝えるためにも「タイトル」は必要不可欠です。
全体の内容を吟味した上で、一番伝えたいことは何かを考えた上でタイトルを付けましょう。
タイトルが長すぎると「わかりにくい」と感じさせてしまいます。見ただけで内容がわかる簡潔なタイトルをつけるようにしてください。
作成者の名前・会社
プレゼンに興味を持ってもらった際に相手が連絡しやすいように「作成者の名前」や「会社、大学」を記載しておくことも大切です。
プレゼン資料を提出先が管理する場合、誰のプレゼン資料なのかを把握するためにも、必ず作成者の名前を書きましょう。
大学生の場合、学籍番号や学年、学部、学科も必要ならば書くことをおすすめします。
作成日
ビジネスシーンの場合「作成日」を記入することをおすすめします。
作成日を記入することで、いつの資料なのかがわかり、新しい資料を作成するときに役に立ちます。
パワーポイントで表紙スライドを作る方法
では次からは、表紙スライドを作成する方法を紹介します。まずは、表紙スライドを挿入する方法からチェックしていきましょう。
STEP1.「挿入」>「新しいスライド」
画面上部にあるメニューバーから「挿入」>「新しいスライド」の右にある「∨」ボタンをクリック。
STEP2.「タイトルスライド」をクリック
スライドの種類が表示されるので「タイトルスライド」を選択しましょう。
タイトルやサブタイトルを入力する画面が表示されました。
「タイトルを入力」と書かれた場所にタイトルを書き、「サブタイトルを入力」と書かれた場所に「作成者の名前、会社、作成日」などを入力するといいでしょう。
会社のスライドを作る際に決まったフォーマットがあれば、それに則って記載しましょう。
表紙スライドにページ番号を付ける方法
パワーポイントには自動でページ番号を付ける機能が備わっています。
以下では、表紙スライドにページ番号を付ける方法について詳しくご紹介します。
STEP1.「挿入」>「スライド番号」をクリック
まずは、「挿入」>「スライド番号」をクリックしましょう。
STEP2.「スライド番号」にチェックを入れる
「スライド番号」にチェックを入れ、「すべてに適用」を押します。
スライドを見てみると、右下にスライド番号が表示されているのがわかります。
表紙スライドからページ番号をはずす方法
「表紙スライドにはページ番号はいらない」という人もいるのではないでしょうか。
以下では、表紙スライドからページ番号をはずす方法をご紹介します。
STEP1.「タイトルスライドに表示しない」にチェック
先程と同様に「挿入」>「スライド番号」をクリック。
一番下にある「タイトルスライドに表示しない」にチェックを入れて、「すべてに適用」ボタンを押しましょう。
STEP2.タイトルスライドにページ番号がなくなったことを確認する
タイトルスライドにページ番号がなくなりました。
次のスライドを見てみるとページ番号が「2」になっています。本来タイトルスライドに表示されるページ番号「1」がなくなったため、「2」から突然始まったかのように見えてしまいます。
STEP3.スライド番号の「開始番号」を0にする
スライド番号の「開始番号」を「0」にすることで、タイトルスライドを除く始めのスライドのスライド番号が「1」 になります。
このようにして、スライド番号をタイトルスライドから除くことができました。
表紙スライドに画像を挿入する方法
表紙スライドに画像を挿入し、背景にすることでプレゼンのイメージを相手に伝えられます。
以下では、表紙スライドに画像を挿入する方法をご紹介します。
STEP1.「挿入」から「写真」をクリック
まずは、写真を挿入するために「挿入」>「写真」をクリック。
写真の挿入方法を選択します。
写真を挿入できました。写真が最前面にあるため、テキストが隠れてしまっているのがわかります。
STEP2.写真を再背面に移動させる
写真の上で左クリックして、「最背面へ移動」をクリックします。
最背面へ移動させることで、テキストボックスが見えるようになりました。
STEP3.「透明度」を変更する
「図の書式設定」から「透明度」を変更します。
透明度はいろいろなパターンを試してみて、自分の好きな透明度に変更しましょう。
STEP4.画像の大きさを変更する
画像の大きさを変更して表紙スライドの完成です。
パワーポイントで使用できる表紙のおしゃれなテンプレート
パワーポイントで使用できる表紙テンプレートを探している人もいるのではないでしょうか。
パワーポイント内にあるテンプレートを活用することもできますが、もっと自由度高く設定したい人におすすめなのは、「Canva」です。
テンプレートがたくさんあり、自分が使いたいシーンのテンプレートを探せます。
また、上記の画像のように、作り込まれているのでテンプレートから内容を変えるだけで簡単にスライドを作成できます。
デザインアイデアやCanva以外のテンプレートサイトを知りたい人は「パワーポイントのデザインアイデア10選|無料おしゃれデザインテンプレートも紹介」を参考にしてみてはいかがでしょうか。
見る人の興味をひけるようなおしゃれな表紙スライドを作成しよう
- 「挿入」>「新しいスライド」から「タイトルスライド」を挿入する
- 「透明度」を下げた写真を挿入して、イメージが湧く表紙スライドにしよう
- テンプレートを使ってスライドを作成するのも一案
本記事では、パワーポイントの表紙スライドの作成方法や、画像を背景として挿入する方法をご紹介しました。
始めに目に入るパワーポイントの表紙スライドは、プレゼンの印象を大きく左右するものです。適当に作るのではなく、見た目や内容にこだわって作成することをおすすめします。
本記事を参考に、見る人の興味をひけるようなおしゃれな表紙スライドを作成してみてはいかがでしょうか。
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