バイト面接のときには、どのような服装で行ったらいいのか悩む人も多いのではないでしょうか。
本記事では、バイト面接の服装の基本や、高校生・大学生・フリーター・主婦(主夫)の業種別におすすめの服装を紹介。バイト面接で好印象を残すための服装を決める参考にしてみてはいかがでしょうか。
- バイト面接の服装の基本
- 高校生・大学生・フリーター・主婦(主夫の)バイト面接時の服装
- 業種・職種別バイト面接のおすすめの服装
バイト面接の服装の基本は「清潔感」
バイト面接に何を着ていけばいいかわからず、悩む人もいるのではないでしょうか。
まずは、バイト面接に行くときの服装の基本をご紹介します。
悩んだらスーツを着ることがおすすめ
バイトの面接時の服装は、ファッションセンスを問われるものではありません。「信頼感」「常識」があることを伝えられる、フォーマルな服装でいくことがいいとされています。
そのため、バイトの面接にはフォーマルな服装である「スーツ」が一般的です。高校生の場合、スーツの代わりに制服で問題ありません。
また、スーツを持っていない人は、スーツに準ずるフォーマルな服装を着ていくといいでしょう。
デニムやパーカーなどカジュアルに見える服装は避けたほうが無難
スーツを所有してなく私服で面接に行く予定の人は、デニムやパーカーなどのカジュアルに見える服装は避けたほうが賢明です。
ビジネスシーンにそぐわない服装の場合は「常識がない」という印象を与えてしまいます。事情があってデニムを選ばざるを得ない場合は、フォーマルに見えるものを選ぶことをおすすめします。
サンダルや短パンはNG
サンダルや短パンはバイトの面接に行くのにふさわしい格好ではありません。
サンダルや短パン以外でも、露出度が高い服装は嫌われる傾向にあります。夏場であっても、露出は控えめにすることを覚えておきましょう。
暑い場合は、半袖シャツやブラウスをチョイスし、ロング丈のスカートやズボンを履いていくことをおすすめします。
高校生のバイト面接時の服装
高校生のバイト面接時の服装は「制服」でも「私服」でもどちらでもいいと考えているバイトの採用担当者は多いです。
私服に自信がない人は「制服」で面接に挑むことをおすすめします。制服で行く場合は、スカートを短くしすぎないことや、シャツやブレザーなどのボタンをしっかり締めることなどを意識しましょう。
「制服」か「私服」どちらで行けばいいのか悩む人は、採用担当者にメールをして、服装について指定があるのか意見を聞くのも一案です。
また、服装以外にも「メイク」「ピアス」には注意が必要です。
濃すぎるメイクは、相手にいい印象を与えない可能性が高いです。メイクはするにしても、ナチュラルメイクにしておきましょう。
ピアスやアクセサリーなどの装飾品は、異物混入に繋がるので飲食店の場合面接には外していくほうが無難です。
大学生・フリーター・主婦(主夫)のバイト面接時の服装
制服がない大学生やフリーター、主婦(主夫)は、どのような洋服を着ていけばいいのでしょうか。
以下では、清潔感があるおすすめの服装を男性・女性別にご紹介します。
男性の服装
まずは、男性の服装についてご紹介します。
春夏の場合
春夏の暑い日の場合、長袖長ズボンでは暑くて体調を崩してしまう可能性があります。
なるべく涼しい格好をしつつ、清潔感を意識してアイテムを選びましょう。
また、ボトムスはジャージ素材やジーンズを選ぶのは避けるほうが賢明です。
- トップス:基本的に無地の襟付きシャツ 半袖でも可
- ボトムス:十分丈か、くるぶし丈のパンツ
- 足元:柄が入っていない革靴
- かばん:履歴書が入るサイズの華美ではないもの
秋冬の場合
秋冬の場合は、寒くないようにコートを着ていきましょう。
コートを脱ぐタイミングは、会社やお店に入る前。また、コートは裏返しにたたむことを覚えておくといいでしょう。
- コート:トレンチコート・ステンカラーコート・チェスターコートなどの華美ではないもの
- トップス:無地の襟付きシャツもしくは白インナーにテーラードジャケット
- ボトムス:十分丈か、くるぶし丈のパンツ
- 足元:柄が入っていない革靴
- かばん:履歴書が入るサイズの華美ではないもの
女性の服装
次は、女性におすすめの面接時の服装をご紹介します。
春夏の場合
タンクトップや、オフショルダーの服はおしゃれですが、面接には適しません。
暑くても、白色やパステルカラーのブラウスのような清潔感がある格好をしていくことをおすすめします。
- トップス:白色やパステルカラーのブラウス
- ボトムス:短すぎないスカートもしくはパンツ
- 足元:基本的にパンプス ローファーでも可
- かばん:履歴書が入るサイズの華美ではないもの
秋冬の場合
秋冬の肌寒いときには、カーディガンやコートを着ていっても問題ありません。
コートは、お店や企業に入る前に「裏向きにして」脱ぐことを覚えておきましょう。
- コート:トレンチコート・ステンカラーコート・チェスターコートなどの華美ではないもの
- トップス:白色やパステルカラーのブラウス カーディガンなど
- ボトムス:スカートもしくはパンツ
- 足元:基本的にパンプス ローファーでも可
- かばん:履歴書が入るサイズの華美ではないもの
関連記事:【就活時のコートのマナー】選び方・脱ぐタイミング・たたみ方などのマナーを徹底紹介
業種・職種別バイト面接のおすすめの服装
バイト面接のおすすめの服装は、業種・職種によって微妙に異なります。
以下では、業種・職種別バイト面接のおすすめの服装をご紹介します。自分のバイト先にふさわしい格好をしておくと好印象になるでしょう。
カフェ
カフェは、そのお店に適したコンセプトの服を着ていくことをおすすめします。
例えば、年齢層が高く落ち着いたカフェには、年配の方に好まれる「スーツ」やきっちりとした服がおすすめ。また、若者向けのおしゃれなカフェの面接では、白や落ち着いた色のトップスを着ていきましょう。
飲食店・居酒屋
飲食店や居酒屋では、食べ物を扱うため清潔感が最も重視されます。
色付きのアイテムを選ぶ際は、明るいイメージになるものを選ぶといいでしょう。
また、爪や髪型などを整えるのを忘れないようにすることをおすすめします。
コンビニ
コンビニの店員も同様に、清潔感が大切になります。
しかし、飲食店・居酒屋に比べると、髪色や服装にも寛容な場所が多いです。面接では、髪色や服装をかっちりしていくと、「真面目な子だ」と好印象を抱いてくれるでしょう。
スーパー
スーパーは、生鮮食品を取り扱っており、客層も幅広いことから身だしなみに厳しいところも多いです。
スーパーのアルバイトを希望している人は、きちんとした服装だけではなく、髪や爪にも気を配りましょう。
アパレル・ショップ店員
アパレルやショップ店員のバイトに応募した人は、トレンドを取り入れた服装にすることをおすすめします。
例えば、希望するアパレルの商品を取り入れることで「自社ブランドに愛情を持ってくれている」と好印象を残せるでしょう。
塾講師
塾講師の面接に行く場合は、基本的には「スーツ」でいくことを覚えておきましょう。
応募先にもよりますが、ほとんどの塾講師はスーツで授業を行います。スーツで行くことで、「常識がある」と思わせられるだけではなく、働いている姿も想像させやすくなるでしょう。
バイト面接の服装は「清潔感」を意識する
- 清潔感のある服装になっているか確認する
- デニムやパーカーなどのカジュアルなアイテムは避けるほうが無難
- 職種にあった服装ができると好印象を与えられる
本記事では、バイト面接の服装の基本や、おすすめのアイテムなどをご紹介しました。
塾講師や家庭教師などの堅い業種のバイトに付きたい人は「スーツ」を着ていくことをおすすめします。私服で行く場合は、本記事で紹介した、清潔感がある服装を選びましょう。
本記事を参考に、バイト先に好まれる服装を把握し、自信を持って面接に挑めるよう準備してみてはいかがでしょうか。
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