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大学3年でインターンシップに行かないと就活に不利?参加しないメリットや注意点などを紹介

U-NOTE編集部

2022/09/09(最終更新日:2022/09/09)


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大学3年生でインターンシップに行かない選択をすると、「インターンシップに行かなくても大丈夫なのかな」と不安になってしまう人も多いのではないでしょうか。特に、周りにインターンシップに参加している人が多いと、就活のスタートダッシュが切れていないように思えて焦ってしまうかもしれません。

本記事では、インターンシップに参加しないメリットや、インターンシップに行かないで内定をもらう方法などをご紹介します。

本記事の内容をざっくり説明
  • 大学3年生のインターンの参加率
  • 大学3年生でインターンシップに参加するメリット
  • インターンシップに行かないで内定を取るための5つの方法

 

大学3年生のインターンの参加率

インターンシップを実施している企業も増えており、就職活動の際にはインターンシップに参加することが定番になりつつあります。

実際、インターンにはどれほどの大学3年生が参加しているのでしょうか。

23年卒の場合、1月までにインターンシップに参加した人の割合は「84%」でした。就活生の殆どがインターンシップに参加していると言えます。

2024年卒の場合、7月までにインターンシップに参加した人の割合は「53.9%」でした。つまり、8月から1月までの間にもインターンシップは開催されており、夏から就活に向けて動き出しても遅くはないことがわかります。

参考:2024年卒インターンシップ就職活動準備実態調査(7月)

 

大学3年生でインターンに行かないのは就活に不利になる?

大学3年生のほとんどがインターンに行っている中、インターンに行かない場合には就活で不利になるか不安になっている人も多いのではないでしょうか。

結論としては、インターンシップに行かないと不利になることもあります。

例えば、長期インターンシップのように内定に直結したインターンシップに参加していないと、特定の企業には就活しにくいこともあります。

しかし、インターンシップに行くことには様々なメリットがありますが、同様にデメリットもあります。

インターンシップに行くメリットとインターンシップに行かないことのメリットを天秤にかけて参加するかしないか選択することをおすすめします。

 

大学3年生でインターンシップに参加するメリット

「インターンシップに行く必要があるかわからない」と参加するモチベーションが低い人もいるでしょう。

インターンシップに参加するメリットは以下の通りです。

大学3年生でインターンシップに参加するメリット
  • メリット1.企業の文化や社風の雰囲気がわかる
  • メリット2.周りの就活生と情報交換しやすい
  • メリット3.早期選考や内定に繋がる

それぞれの詳細を解説していきます。

 

メリット1.企業の文化や社風の雰囲気がわかる

大学3年生でインターンシップに参加するメリットの1つ目は、企業の文化や社風の雰囲気がわかることです。

インターンシップに参加すると、企業の雰囲気を肌で感じられるだけでなく、働いている人との交流もでき、企業やその業界への知識が深まります。

また、実際に働いているところを想像しやすく、自分にあった企業か考えることもできるので、「就職した後に、イメージと違った……」ということを避けやすくなるでしょう。

 

メリット2.周りの就活生と情報交換しやすい

大学3年生でインターンシップに参加するメリットの2つ目は、周りの就活生と情報交換しやすいことです。

インターンシップに参加することで、ライバルであり仲間である就活生と出会えます。意識が高いインターンシップ生と会話をすることで、どのように就職への準備をしているか・他のインターンシップ生の就活の進み具合を知ることができるのは、就活の中で大きな気持の支えとなるでしょう。

 

メリット3.早期選考や内定に繋がる

大学3年生でインターンシップに参加するメリットの3つ目は、早期選考や内定に繋がることです。

インターンシップで優秀な成績を収めた人は、早期選考に招待されたり、内定へと繋がるインターンシップに招待されたりすることもあります。

インターンシップに参加しても、必ずしも早期選考や内定を獲得できるわけではありません。しかし、どのような点で評価されるかや、周りの受験生の振る舞い方を知ることで就活の役に立つでしょう。

 

大学3年でインターンシップに行かない場合のメリット

インターンシップに行くことのメリットがあるように、インターンシップに行かないことのメリットもあります。インターンシップに行くか決めるときの参考にしてください。

 

インターンシップに当てる時間を有意義に使える

インターンシップに当てる時間を有意義に使えることが、大学3年でインターンシップに行かない場合のメリットだといえます。

インターンシップに行くためには、インターンシップに参加するためのエントリーシートや、面接などに時間を割かなければいけません。また、インターンシップに行っても特に有意義な情報を得られないこともあるでしょう。

もちろん大学3年でインターンシップに行かないことを決めても、空いた時間を娯楽に使ってしまえば、あまり意味がありません。空いた時間を何に使うか明確にできている場合は、インターンシップに行かないことも一案です。

 

自己分析や適性試験対策に時間が取れる

まだ就活に手を付けていない人は、自己分析や適性試験などに対策ができていない人が多いのではないでしょうか。

自己分析を深く行えていないと、自分がどの企業や業界に興味があるのかわからず、参加するインターンシップを選ぶことも難しくなります。

まだ、どのインターンシップに参加するべきかわかっていない人は、適当にインターンシップに参加せず、自己分析のために実りのある時間を過ごすのも一案です。

 

インターンシップに行かないで内定を獲得するの5つの方法

インターンシップに行かないことを決意した人は、就活で成功するために以下の5つのことを準備しておきましょう。

 

1.自己分析を行う

インターンシップに行かないで内定を取るための1つ目の方法は、自己分析を行うことです。

自己分析とは、自分の性質や強みなどを分析することをいいます。

「どの業界や企業に行けばいいのかわからない」「自分が何をしたいかわからない」と悩んでいる人は、特に自己分析を行うことをおすすめします。

ただし、自己分析ツールは自己分析をするための手助けをするものであって、自己分析そのものではありません。

「自己分析ツールを使ってすでに自己分析をしているよ」という人でも、インターンシップを通して仕事をするときの新たな自分の一面に気がつくこともあります。インターンシップに参加しない場合は、その他の活動で自分のことを多角的に知るためにも、より努力が求められます。

深く自己分析をしたいという人は「【就活生向け】自己分析のやり方を徹底解説!5つの方法・進め方・注意点などを紹介」を参考にしてみてはいかがでしょうか。

 

2.ES・グループディスカッション対策を行う

インターンシップに行かないで内定を取るための2つ目の方法は、ES・グループディスカッション対策を行うことです。

就活では、エントリーシートやグループディスカッションなど対策をしておくべきことがたくさんあります。エントリーシートは「ES」とも略され、「学生時代に力を入れたこと」や「周りからどんな人と言われるか」などを聞かれます。

「学生時代に力を入れたこと」は通称「ガクチカ」とも呼ばれ、何を書くべきか悩む人も多いもの。例えば、バイトや長期のインターンシップについて書く人が多いです。

特に何も思いつかない人は、自己分析を行うだけではなく、実際に自分の興味のある活動に参加してみるのも一案です。

周りからどんな人と言われるかについての回答は、「就活での「周りからどんな人と言われるか」の答え方は?面接やESで頻出の質問への回答例文15選&意図・回答のポイントを紹介」を参考にしてください。

 

3.面接対策をする

インターンシップに行かないで内定を取るための3つ目の方法は、面接対策をすることです。

面接のための準備に何をすればいいかわからない人も多いのではないでしょうか。

「頻出の質問への回答を練る」「視線や話し方を改善する」「清潔感のある見た目にする」など様々な準備をする必要があります。

インターンシップに参加する場合は、インターンシップの面接にトライできるので、就活時にも活かすことができます。インターンシップに参加しない場合は、より練習をして本番に備えましょう。

面接対策について詳細を知りたい人は「就活の面接対策は何をしたらいいの?知っておきたい10のことを徹底解説」を参考にしてみてはいかがでしょうか。

 

4.業界・企業研究を行う

インターンシップに行かないで内定を取るための4つ目の方法は、業界・企業研究を行うことです。

まだ行きたい業界も企業もないという人におすすめなのが「業界・企業研究」です。

なんとなく「自分にはあわなさそう」と思っていた業界が、自分の天職である可能性もあります。イメージや噂のみを鵜呑みせずに、自分自身で正しい情報を集め、将来の仕事を決めましょう。

業界・企業研究を行いたい人は「就活での業界研究のやり方は?5つの方法やおすすめの本7選、それぞれの業界の特徴などを紹介」を参考にしてください。

 

5.OB・OG訪問をする

インターンシップに行かないで内定を取るための5つ目の方法は、OB・OG訪問をすることです。

OB・OG訪問とは、卒業した先輩にアポを取り就職についての相談に乗ってもらったり、先輩の会社の内部事情を聞いたりすることをいいます。

インターンシップに参加すると、実際に働いている人から直接話しを聞けますが、参加していない場合はOB・OG訪問で情報収集することが大切になります。

また、インターンシップでは、質問する時間はあっても深堀りしにくいもの。OB・OG訪問なら、聞きたいことを深堀りすることが可能です。

OB・OG訪問のメリットややり方に興味がある人は「就活でのOB・OG訪問のメリットや探し方は?やり方・流れ・注意点などを紹介」を参考にしてくださいね。

 

インターンシップに行かない時間で何をするか明確にしよう

本記事のまとめ
  • 1月までにインターンシップに参加した23卒の割合は「84%」
  • インターンシップに参加しないメリットは、自分の時間が作れること
  • 空いた時間で何をするかが就活で成功する秘訣

本記事では、大学3年生がインターンシップに行かない場合のメリットや、インターンシップに参加しなくても就活で成功する方法などをご紹介しました。

インターンシップに参加することで、就職した後のイメージがつきやすくなるだけではなく、自分自身の価値観を知れるため、多くの就活生が参加しています。周りから遅れを取りたくないという人や、就活の準備をしたい人は参加することをおすすめします。

自分を磨く時間を有効的に活用できる人は、インターンシップに行かない選択をとるのも一案です。「めんどくさいから」という理由でインターンシップに行かないというのは避けておきましょう。

本記事を参考に、インターンシップの参加するか否かを決定し、有意義な時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
 

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