HOMEライフスタイル 令和4年の新社会人に聞いた!3割が「昇給に期待をしていない」資産運用の意向を持つ人は6割以上|GFS調べ

令和4年の新社会人に聞いた!3割が「昇給に期待をしていない」資産運用の意向を持つ人は6割以上|GFS調べ

n.oga

2022/08/24(最終更新日:2022/08/24)


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イメージ画像:iStock

夏のボーナスの時期も到来し、新社会人のビジネスパーソンも、自身の勤務先のボーナス額や給料状況をある程度把握できてきた頃なのではないでしょうか。「今後、給料ってちゃんと上がっていくのかな?」「他社の同世代はどうなんだろう?」と気になっている人もいるのでは?

金融オンラインスクール「グローバルファイナンシャルスクール(GFS)」は、全国の新社会人806人に対して、今年の夏のボーナス事情と将来の昇給展望に関する調査を行い、結果を公開しました。

令和4年の新社会人、すでに3割が昇給に期待薄

「将来、給料は上がると思いますか?」の質問したところ、「あまり思わない」「思わない」と回答した人の合計が30%を超える結果になりました。同調査の実施時点で、社会人1年目が4カ月しか経過していないにもかかわらず、既に3割の人が将来の昇給にあまり期待をしていないことがわかります。理由は、「不景気」「業績が良くない」「今の日本の経済状況」「先輩の給料が上がっていな い」など。

また、将来に向けた資産運用の意向を聞いたところ、63%が取り組む考えがあると回答。将来給料は上がると思っている人の方が、思っていない人よりも資産運用に対する志向が高い結果になっています。

ボーナスの使い道は「預貯金」が圧倒的、投資意欲も

ボーナスの使い道についての質問では、「預貯金をする」(63.8%)が圧倒的に大多く、続いて「レジャー・旅行に使う」(22.9%)、「生活費に充当」(20.6%)という結果に。今年の新社会人の堅実さと、ボーナスを自己投資に使う傾向があることがわかります。

一方で、「投資をする」と回答した人も 11.9%おり、資産形成への関心の高さが見て取れます。これも「堅実さ」という意味では新社会人の傾向をよく表していると言えそうです。理由としても、「単純に資産を増やしたい」(61.6%)以外にも「将来の年金支給減に備えて」が17.1%となっており、将来への不安とその対策への意識が読み取れます。

社会情勢をしっかり見つめたライフプランが必要かも

経済面を中心に、何かと将来への不安が増している昨今。そんな社会情勢を顕著に表すかのような調査結果となりました。投資などの資産運用もどんどん増えてきていますが、将来をしっかり見据えて計画的なライフプランを考えることが必要な時代になっていると言えそうですね。

最近はマネーリテラシーに関する書籍やオンラインセミナー等も増えているので、参考にしてみるのもよいかもしれません。

【調査概要】
調査方法: インターネット調査
調査対象: 全国の新社会人
調査期間: 7月22日(金)~29日(金)
回答者数: 806人

※詳細はプレスリリースよりご確認ください。

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