リモートワークの普及で、在宅勤務の機会も増えてきた昨今。上司や同僚などがいない「人目がない環境」については、「集中しやすい」「逆に見られていた方が集中できる」など、意見は様々。ビジネスパーソンのモチベーションという観点では、実際どうなのでしょうか。
プラス株式会社ファニチャーカンパニーは、従業員数100人以上のオフィスで働くデスクワーカー500人を対象に『職場の居心地WEB調査』と題し、「デスクワーク時のモチベーション」に関するWEB調査を実施し、その調査結果を公開しました。
結果は半々!デスクワークでの「周りに人がいる/いない環境」
「あなたがデスクワークを行うとき、『周りに人がいる環境』と『周りに誰もいない環境』のどちらがモチベーション高く仕事できると感じますか?」との質問に対し、「周りに誰もいない環境」が50.6%、「周りに人がいる環境」の合計が49.4%というほぼ半々の結果に。
理由としては、「励みになる」「お互いの成長がわかる」「周りの人の動きがわかる」等があがった一方で、「人に気を遣う必要がない」「話しかけられて手が止まることがない」などの意見がありました。置かれている状況によっても変わるのかもしれませんね。
具体的な項目では「メール返信」「業務に関連した勉強をする」は「周りに誰もいない方がいい」という人が6割を超えていることからも、「手を止めたくない作業」においては1人環境が適していることがわかります。
モチベーションを保つために大切な「距離感」
オフィスで働いていて「やる気が出ない」「居心地が悪い」と感じたことはあるか?という質問に対しては、「状況に気づいてもらえず話しかけられた」や「周囲の話し声がうるさい」など、集中したい内容の業務中に遮られるような状況を挙げた回答が多く見られました。
また、モチベーションを高く保つための工夫について、「メールや電話に応答しない時間を一定時間設ける」や「音楽を聴きながら」「常に人間関係を良く保つように」など、周囲との適切な距離感を保ち、「自分の空間」をしっかり作るという回答が目立ちました。職場の状況に配慮しながら、「個人」の環境をきちんと作ることが求められているようですね。
お互いのニーズを理解し居心地のよい職場環境を
一人で行うデスクワークであれど、工夫が必要であることが見て取れる今回の調査結果。「一人で集中したい」「仲間と話し合いながら仕事をしたい」など、お互いにそれぞれのニーズをきちんと把握することが、良い職場環境づくりにおいて大切だと言えそうです。
【調査概要】
調査方法:インターネット調査
調査実施日:7月5日(火)
調査対象:従業員数100人以上のオフィスで働く、デスクワークを含む業務を行う会社員、公務員
サンプル数:500人
※詳細はプレスリリースよりご確認ください。
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