HOMEインタビュー 自分に合う会社…どう見つける?"自分の性格"と"仕事"の共通点から生まれた、前向きな気持ちの変化

自分に合う会社…どう見つける?"自分の性格"と"仕事"の共通点から生まれた、前向きな気持ちの変化

白井恵里子

2022/08/26(最終更新日:2022/08/26)


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野崎健斗さん/提供:MIC株式会社

「この会社なら、きっと楽しく働ける」こう思って決めた、ファーストキャリア。しかし経験を重ねていくうちに、「思っていた以上に自分に合う」「入社前よりも働く意義が明確になった」と感じ始めている人はいませんか?どんな時に、そのような前向きな変化が生じるのでしょうか。

MIC株式会社の1年目社員・野崎健斗さん(23)は、入社から4カ月目の今、社内外における"業務フローの改善"に積極的に取り組むことにやりがいを見出しています。

決して入社前から持っていたわけではない「業務フローを改善していきたい」という気持ち…4カ月でどのようにして育っていったのでしょうか。

「デジタル×フィジカルで、未来をもっと素晴らしく」

MIC株式会社は、1946年に活版印刷を行う「水上印刷株式会社」として創業。

2021年12月に現社名に名称変更し、現在は「デジタル×フィジカルで、未来をもっと素晴らしく」というビジョンを掲げ、印刷物の企画からデザイン、在庫管理、マーケティング支援、配送など、顧客が煩わしさを感じる周辺業務を一気通貫で担っています。

提供:MIC株式会社

世の中の良い製品と、それを必要としているユーザーを繋ぎたい

野崎さんは、2022年4月に同社へ新卒入社。現在はリテールアンドメーカー事業統括部にて、顧客であるメーカーの販促物の生産手配などを担当しています。

-----販促物というと、小売店舗などでよく見かけるPOPなどですね。

野崎さん:はい。そういった販促物を社内の工場で制作しており、私は見積もり・発注・生産・納品まで担当しています。

-----MICへの入社の経緯について、教えていただけますでしょうか。

野崎さん:大学時代、「コーヒーが好き」という理由で、コーヒーの新しい価値を発信しているスタートアップでインターンをしていました。

製造からマーケティングまで、あらゆることを経験させてもらううちに、「世の中の良い製品と、それを必要としているユーザーを繋ぐ」という仕事に興味を持つようになり、就活では広告業界をメインで企業を見ていました。

そんな中で出会ったのがMICです。販促物を作るだけではなく、お客様それぞれの中にある課題を解決できるからこそ選ばれるこの会社に強い魅力を感じました。

"取り組み方"がマッチしそうなMICに新卒入社

-----例えば、どのような課題でしょうか。

野崎さん:複数店舗をお持ちの事業者様の中には、「店舗ごとに販促物の送付数が異なる」という状況の方もいらっしゃいます。

そういった時に「どの店舗にいくつ必要なのか」を集計し可視化できるシステムも、MICは提供しています。

その他にも、「何度も発注しなくて済むようにある程度の数をまとめて送付しましょう」とご提案するなど、"業務フローの改善"という側面から積極的に提案しているのがMICの強みだと捉えています。

最も、そんな風に解像度高く捉えられるようになったのは、入社してから少し経ってからでしたが…。

-----そうだったのですね。では入社の決め手は別の側面にあったのでしょうか?

野崎さん:入社の決め手は、選考過程で交流した社員の皆さんの魅力、これから人口が減少していくこの国でも選ばれ続けるであろうと思える事業内容、そして、「何度も試行錯誤したい」という私の姿勢とのマッチ度合いが高かったことの3つです。

-----「何度も試行錯誤したい」というと?

野崎さん:私はもともと、コツコツ努力を積み上げながら成長してきたタイプなので、1回の試行錯誤では物足りず、改善の余地があれば何度でもトライしたいんです。

MICではデザインからシステムまで幅広い分野に携わることができるので、PDCAを回せる機会がたくさんあると思いました。

そういった"取り組み方"がマッチするなと感じたことが、一番の決め手でしたね。

提供:MIC株式会社

「PDCAの前には気付きがある」という社長の言葉が印象的

同社の新入社員は、生産手配業務の中で「改善の余地がある部分」を見つけ、改善策の提案/実行を行う課題に取り組む機会があるといいます。

-----社内の業務フロー改善を、新入社員が提案していくんですね。野崎さんはどのような提案を行ったのですか?

野崎さん:私は、POPの型のデータベースを整理して、過去の型を見つけやすい仕様にすることを提案しました。

POPはカード紙に印刷し、型で切り抜いて商品にしますが、その型のデータベースが整っていないところに目を付けたんです。

例えば「何年か前に制作した、あのPOPの型をもう一度使いたい」というご要望があった時、従来のデータベースではそれを見つけるのにとても時間がかかってしまいます。

そのため、過去のやりとりを遡り、情報を整理することを提案しました。本格的な実行はこれからですが、周囲からも「必要だからやったほうがいいだろう」といった前向きな言葉をもらっています。

-----なるほど、データベースの整理は、なにかと手付かずになってしまうことも多いですよね。一連の提案作業の中で、特に印象に残っていることは何ですか?

野崎さん:提案の報告会で、社長が言っていた「PDCAの前には気付きがあり、その気付きは現地・現物・現場にある」という言葉でしょうか。

それまでの"当たり前"と思われるルールに違和感を抱いたからこそ、今回の提案も行えたわけなので、この言葉はすごく腑に落ちました。

-----「何度もPDCAを繰り返して改善したい」とおっしゃっていましたが、その前段階にある"気付き"や"違和感"を意識できるようになったわけですね。

野崎さん:そうですね。私は「あれ?」と思ったことや「足りないな」と思ったことは放置せず、解決していきたいという気持ちが強いんです。

自分の中で消化しないと前に進めないため、仕事に時間がかかってしまうと感じることも多々ありましたが、社長の言葉を聞いて「このままでもいいんだ」と思えるようになりました。

同時に、MICでの仕事においても、「どんな製品の販促に携わりたいか」という視点ではなく、「事業者様の業務フローをもっと改善するにはどうすればいいか」という考え方にシフトできるきっかけにもなりました。

今では、自分の性格やタイプ、取り組み方がこんなにマッチする会社に出会えてよかったと心から思っています。

提供:MIC株式会社

「マイルールをつくらないこと」がマイルール

-----仕事において大切にしているマイルールはありますか?

野崎さん:「マイルールをつくらないこと」ですね。

自分が良いと思ったことがいつも最適とは限らないので、あえてマイルールは作らず、周りの良いところをどんどん吸収していきたいと考えています。

と言うのも、学生時代に国際交流などの場に積極的に参加していた時、世の中には本当に色んな人たちがいるので、彼らから"良いところ"をどんどん吸収できる柔軟な自分でいたい、と思うようになりました。

-----常に柔軟でいることが、違和感に気付くことにもつながりそうですね。最後に、今後の目標についてお聞かせください。

野崎さん:自分の手を動かすプレイヤーとしてだけではなく、チームとして成果を上げられるようなマネジメントに挑戦してみたいです。

全体を俯瞰して見たうえで、何が必要で、そのためには誰に何をしてもらわなければならないのか…こんな風に考え、実行していけるようになりたいです。

-----ありがとうございました、応援しています。

提供:MIC株式会社

自分の性格やタイプを客観的に分析できているからこそ、入社後に前向きな気持ちの変化が訪れ、さらなるモチベーションアップにつながっている野崎さん。

「どんな企業が自分に合っているのだろう」と迷っている人は、まずは自分の性格を見つめ直し、事業内容やミッションとの共通点を探ることころから始めてみると、納得のいく入社が叶うだけでなく、"活躍する人材"へと成長することができるかもしれませんね。

出典元:MIC株式会社

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