2022年度も、もうすぐ下半期へ突入。就職活動についても、内定が決まった人やまだまだ活動中という人、様々なのではないでしょうか。
新卒ダイレクトリクルーティングサービス「OfferBox(オファーボックス)」を運営する株式会社i-plugは、2023年卒業予定学生(以下、「23卒学生」)を対象に就職活動状況に関する調査を実施。その結果を公開しました。
現在就活中は約6割、内定保有者も継続的な活動
現在の就職活動の状況に関する質問に対し、6割以上が「活動中」と回答。今年3月に23卒学生を対象に実施した調査の回答と比較すると、約30%の学生が「活動中」から「活動終了」へと移行していることがわかります。採用選考活動開始日として政府が提唱する6月から、ほどなくして内定を得る学生が約3割に及ぶようです。
また、内定を保有しながらも活動を継続する学生もいるようで、その理由としては「時間をかけて比較検討したいから」が44.5%となり、続いて「本命の選考が続いているから」が27.4%という結果に。しっかり吟味する学生が少なくないようです。
多くの学生が必要としている「企業の待遇や業務内容」の情報
「就職活動をしていて、どのような課題を感じますか」という質問に対しては、「自分に合った業界や職種がわからない」が最多の51.2%、次いで「企業選びの軸が定まらない」が41.5%。企業や業界の選び方に課題を感じる学生が多いことがわかります。
そんな中、内定承諾/辞退を判断するために企業から欲しい情報としては、「入社後の詳しい業務内容」が62.3%、「給与面や評価制度などの詳しい説明」が58.1%。多くの学生は、待遇や業務内容の情報量によって入社を判断している様子が伺えます。
情報収集のためのSNS活用では、Twitterなどの「文章投稿型SNS」が最多の63.6%、Instagramなどの写真投稿型SNSが47.7%でした。口コミや評判などの文字情報も多いのかもしれませんね。
焦らず納得のいく就職先を見つけよう
今回の調査結果では、まだ半数以上の学生が就職活動を継続していることがわかりました。まだ内定が決まっていない学生も、焦るよりもしっかり情報収集をして活動することが、納得のいく就職先に出会う最短ルートだと言えそうですね。
【調査概要】
・調査期間:6月16日(木)~24日(金)
・調査方法:インターネット調査
・調査対象:OfferBoxに登録している2023年卒業予定の学生
・有効回答数:2275件
※詳細はプレスリリースよりご確認ください。
【関連記事】
「これで給料をもらっていいのか」と悩んだことも…1年目社員に学ぶ、足りない部分は挑戦して埋める姿勢
これまで学んでいた分野を離れて、他の分野にチャレンジするのは勇気が必要です。特に専門性が求められる場合、「今からでは遅いのではないか」と諦めてしまうことも少なくありません。 日本体育大学出...
コロナ禍で副業を始めた社会人は4割増!理由は「収入を上げるため」が最多|Job総研調べ
コロナ禍による働き方の変化により、新たに副業を考えるビジネスパーソンも増えている昨今。 就職・転職全般に関する研究や各種調査を行うJob総研を運営する株式会社ライボが8月15日(月)に公開...
【8月後半開催】マーケ最新情報、まだ自分でコツコツ調べてるの?さくっと学べそうな「ビジネスウェビナー」5選
刻一刻と移り変わるビジネスの世界。マーケティング業界も例外ではなく、「常に最新情報に追いついていたいけれど、なかなかインプットの時間が取れなくて…」「コツコツ調べてはいるけれど、時間ばかりが過ぎ...
U-NOTEをフォローしておすすめ記事を購読しよう