HOMEインタビュー 「これで給料をもらっていいのか」と悩んだことも…1年目社員に学ぶ、足りない部分は挑戦して埋める姿勢

「これで給料をもらっていいのか」と悩んだことも…1年目社員に学ぶ、足りない部分は挑戦して埋める姿勢

m.yoshida

2022/08/19(最終更新日:2022/08/22)


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提供:株式会社EXIDEA

これまで学んでいた分野を離れて、他の分野にチャレンジするのは勇気が必要です。特に専門性が求められる場合、「今からでは遅いのではないか」と諦めてしまうことも少なくありません。

日本体育大学出身の髙橋朋也さん(24)は、在学中にIT分野に進路を変更。株式会社EXIDEAでインターンシップを行うことで知識や経験を重ね、入社早々WEBディレクターとして活躍しています。インターンシップで入社することのメリットや、今後の展望について話を伺いました。

デジタルマーケティングを用いて企業にグロースハックを提供「株式会社EXIDEA」

株式会社EXIDEAは、総合比較メディア「HonNe(ホンネ)」やWebマガジン「So-gúd(ソウグウ)」を中心としたWebメディアの運営を行うほか、SEO対策・動画マーケティング・Web広告運用といったデジタルマーケティングを用いて企業にグロースハックを提供しています。

提供:株式会社EXIDEA

体育会系からIT業界にチャレンジ

-----髙橋さんは、日本体育大学卒業という経歴をお持ちなんですね。

髙橋さん:はい、体育学部を卒業しました。小学校一年生からサッカーをやっていて、日体大でもサッカー部に所属していました。

-----2020年4月、大学3年時にインターンとしてEXIDEAへ入社されています。どのような心境の変化があったのですか。

髙橋さん:入学時はスポーツ系を志望していましたが、就職を意識する時期になり「スポーツだけでは将来の選択肢が狭まる」と危機感を覚えました。そんな時に友人がプログラミングを学び始めたことに刺激を受けて、タイピングすらできない状態からPCを買ってプログラミングスクールに入会しました。

-----現在に近づく第一歩を踏み出しましたね。

髙橋さん:はい。それからスクールで出会った仲間と学生起業を志し、実際にプロダクトを作りましたが、全く結果を残せませんでした。「何とかしたい」と考えて、インターンを募集しているWEBマーケティング会社を探しました。

-----インターンを経由したのは、知識や経験不足を補うためですか。また、なぜ多くの企業から今の会社を選びましたか。

髙橋さん:そうです。実績やノウハウがある企業での経験を求めていました。EXIDEAを選んだ理由としては、弊社の社長である小川のブログを読んで、会社の存在意義を「すべての活(い)きるの最大化」と表現していることに共感したためです。場所によっては「綺麗事」と表現されるような理想を、大人が本気で目指して会社を経営している姿勢に心を打たれて、「この会社に入社したい」と思いました。

-----その後、どのようなアクションを起こしましたか。

髙橋さん:ビジネスSNSを使って応募しましたが、間違ってデザイナー志望で応募してしまい、EXIDEAから連絡がありませんでした。なんとしても入社したかったので、人事のTwitterアカウントがないか探し、そこから連絡して面接にこぎつけました。

-----間違いに気が付いて良かったですね(笑)。

重責に埋もれないメンタルが求められる

提供:株式会社EXIDEA

-----2年間のインターン期間中に、具体的にはどんな仕事を担当されたのでしょうか。

髙橋さん:入社後、約3カ月間の研修を経て、自社のアフィリエイトメディアを任されました。売り上げを伸ばすことが求められていましたが、最初は何がなんだかわからない状況でした。

-----早いうちに責任ある仕事を任せる社風なのですね。失敗や難しかったことなどはありませんでしたか。

髙橋さん:インターンを開始して10カ月目くらいに任された新規事業は大失敗でした。成果を出すのが目標でしたが、結局は赤字を垂れ流しただけ。「これで給料をもらっていいのか」と悩みました。

-----会社としては失敗は織り込み済みでチャレンジさせたのでしょう。

髙橋さん:責任は上司が取るスタンスでしたが、本当に成功を信じてもらって任せていただいたと思っています。結果は残せませんでしたが、この経験によってずいぶん成長しました。また、重要な業務をインターン生に任せてもらえたことも嬉しかったです。

-----ご自身のどんなところに成長を感じますか。

髙橋さん:犠牲者にならず、常に責任者になれるようになったところです。インターンでうまくいっていないときは、「教えてもらえないからできない」「周りに原因がある」と、責任を自分の外側に置くことがありました。ただ、それでは成長しないことに気づきました。

-----インターンの立場なら、分からないことだらけなので、人を頼ってしまうこともありますね。

髙橋さん:上司や先輩を頼ることは必要ですが、うまくいかない理由を人のせいにしたら、その時点で成長はないと思っています。もちろん分からないことは聞きますが、まずは自分で考えて行動に移すなど、仕事に責任を持つように心がけています。

「大切なことは何か」それを考えながら仕事を遂行している

提供:株式会社EXIDEA

-----2022年4月にインターンから正社員になりました。そこで印象的な出来事があったそうですね。

髙橋さん:新入社員歓迎会のランチの席で、社長から将来の希望を聞かれました。それに対して「稼げるようになりたい」と答えると、「大金を積まれても大切な家族や友達は売らないよね。つまり、それ以上の価値をすでに持っているよ。」と言われて、大切なことに気付かされました。

-----「今ある価値に気づいて感謝しなさい」という教訓ですね。

髙橋さん:そうですね、今あるものに感謝した上で自分の目指すところに向かっていくことが大切だと思いました。入社日に社会人としての人格形成の礎となる言葉をいただき、この会社に入社できて良かったと感激しました。

-----現在はどのような業務を行っているのでしょうか。

髙橋さん:Webディレクターとしてメディアの運営を行っています。金融ジャンルを中心に、3サイト5ジャンルを担当し、SEOやライティングのクオリティ管理など、業務委託スタッフのマネジメントを行っています。

-----サイト運営に金融の知識が必要だと思いますが、どのようにブラッシュアップしていますか。

髙橋さん:担当のメディア以外にも、弊社に金融ジャンルのメディアがあるので、それを見たり、会社にある情報を活用したりしながら知識を入れています。

-----ウェブサイトは、読者の人の反応が直接伝わりませんが、ダイレクトな反応がわからない中で、どのようなことを考えてデレクションにあたっていますか。

髙橋さん:画面の向こうのユーザーを意識しています。どんなキーワードで検索してこのサイトにたどり着いたのか、このサイトの前に、どんなコンテンツを閲覧していたのかなど、ユーザーの動きをモニタリングしています。

先輩の背中を追って高みを目指す

提供:株式会社EXIDEA

-----まだスタートを切ったばかりですが、今後の目標をお聞かせください。

髙橋さん:近い目標としては、今期中に月間売上1,000万円を達成したいですね。長期の目標は明確になっていませんが、ビジネスパーソンである以上、高みを目指したい気持ちがあります。EXIDEAの経営サイドになれるか、自分で事業を起こすかわかりませんが、何かしらのアクションを起こしたいと考えています。

-----社内に目標となる方がいそうですね。

髙橋さん:インターンから入社して5年で取締役になったメンバーや、マネージャーを経験して独立したメンバーなど、様々な方向に進んでいる人がいます。その背中を追って、いつかは超えていきたいです。

-----ありがとうございました。

「将来の選択肢を広げたい」と考えて始めたプログラミング。そこから「足りないのはマーケティングの知識や経験」と気付き、始めたインターン。正式入社後も、常に高みを目指して前向きに仕事に取り組んでいる髙橋さんの姿からは「道は自分で切り拓く」というメッセージを受け取れるのではないでしょうか。

今後のキャリアにおいて「もっと可能性を広げたい」と考えている人は、彼のようにまずは新しいことにどんどんチャレンジしていきたいですね。

出典元:株式会社EXIDEA

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