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活用しない手はない?SNSで商品を購入した人の6割以上が「購入の予定はなかった」|ネオマーケティング調べ

白井恵里子

2022/08/06(最終更新日:2022/08/06)


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イメージ画像/AdobeStock

マーケティングの一環としてSNSを活用する企業が増える中、「商品の販促にSNSを使いたいけれど、どんな工夫をすればよいのだろう…」と悩んでいる若手マーケターもいるのではないでしょうか。

生活者起点のリサーチ&マーケティング支援を行なう株式会社ネオマーケティングは、全国20~69歳までの男女984人の「SNSで商品を購入したことがある人」を対象に、「SNSでの商品の購入前の興味」や、「SNSでの商品購入の決め手」などをテーマに調査を実施。8月5日(金)にその結果を公開しました。

「よく購入する」「時々購入する」Instagramが最多

SNSにおいて「よく購入する」「時々購入する」という回答が最も多く挙がったのは、Instagram(48.3%)でした。魅力的な商品の画像や動画を目にした時に「買ってみようかな」と思ったことがある経験、誰にでもあるのではないでしょうか。

次いで、Pinterest(48.2%)、TikTok(44.8%)、YouTube(43.7%)、Twitter(41.8%)と続きました。

商品を購入した人の約6割以上が「購入の予定はなかった」

SNSを機に商品を購入した人は、もともと購入予定があったのでしょうか?

この調査結果によれば、Pinterestを除く各SNSにおいて、商品を購入した人の約6割以上が、「購入の予定はなかった」と回答しています。

もともと購入する気持ちがなかったのに、SNSを機に購入しているということは、やはりSNSを活用しない手はなさそうですね。

決め手となったSNS投稿について尋ねると、「商品の紹介動画」が43.2%とトップに。2位の「友人やフォローしている一般の方の口コミ投稿」(27.7%)と15.5ポイントもの差がありました。

また、「ハッシュタグ検索で見つけた投稿」が10~20代/30~40代においては20%以上に対して、50~60代が7.0%と、年代での検索方法にも特徴がみられる結果となりました。ターゲットとする年代に合わせてうまく使い分ける方法がよさそうです。

SNSのビジネス活用をまだ本格的に出来ていない若手マーケターに

プライベートではSNSをよく活用しているけれど、ビジネス活用には二の足を踏んでいる…そんな若手ビジネスパーソンは、これを機に公式アカウントをつくってみたり、商品の紹介動画をつくってみたり、新しい取り組みに挑戦してみてはいかがでしょうか。

イメージ画像/AdobeStock

【調査概要】
調査の方法:ネオマーケティングが運営するアンケートシステムを利用したウェブアンケート方式で実施
調査の対象:全国20~69歳までの男女984人の「SNSで商品を購入したことがある人」
有効回答数:984
調査実施日:7月5日(火)~7月7日(木)

※調査結果の詳細についてはプレスリリースをご確認ください。

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