初めて転職活動に臨む時、「自分のどんな部分をアピールしたらよいのだろう?」「企業側はどんなことを求めているんだろう?」といった不安や疑問が浮かぶこと、ありますよね。
転職サービス「doda」は、「doda ビジネスパーソンと企業のギャップ調査」を継続的に行うことを発表。第一弾として8月4日(木)に、オフィスワークとテレワークを組み合わせた「ハイブリッドワーク」に関する意識のギャップについての調査結果を公開しました。
特に転職先にハイブリッドワークが可能な環境を求めている人は、参考にしてみてはいかがでしょうか。
約8割の企業が「ハイブリッドワークを導入済み/導入意向あり」
転職を検討している/興味のある150人、転職を1年以内に経験した100人、および企業の人事担当者200人の計450人を対象に行った調査。
この調査結果によれば、約8割の企業が「ハイブリッドワークを導入済み/導入意向あり」と回答。ビジネスパーソンについても、8割以上が「ハイブリッドワークを実施済みまたは希望している」ことがわかりました。
また、約7割のビジネスパーソンが求人への応募時に「ハイブリッドワークの有無」を重視していることも明らかとなり、働き方への関心の高さがうかがえる結果となりました。
「確かに、フレキシブルな働き方ができると、生産性も上がりそう」と納得する人も多いでしょう。
ハイブリッドワークにおいて"強み"となるスキルに意識のギャップ
では、ハイブリッドワークにおいて"強み"となるスキルは、どんなものがあるのでしょうか?
ハイブリッドワークの働き方をする上で強みとなると考えるスキル、または従業員に持っていてほしいスキルについて尋ねたところ、ビジネスパーソンの回答は「対面/オンライン問わないコミュニケーション能力」が48.0%と最多に。次いで、「ITスキル(45.6%)」、「臨機応変さ(42.8%)」「タイムマネジメント能力(38.4%)」と続きました。
一方で企業側は「臨機応変さ(59.5%)」を一番多くあげており、次いで、「対面/オンライン問わないコミュニケーション能力(57.0%)」「課題解決力(52.5%)」「主体的思考力(50.0%)」と続く結果に。
特に「主体的思考力」「臨機応変さ」「課題解決力」は、企業の過半数以上が「強みになる」と回答していますが、それぞれにおいてビジネスパーソンの回答は最大20ポイント低く、意識のギャップが垣間見えます。
「アピールしようと思っていた強み、的外れかも?」と驚いてしまった人もいるかもしれませんね。
dodaキャリアアドバイザーはこの調査結果を受け『転職時において個人は、「自律自走する力」をきちんと伝えることが大切』と解説しています。
過去に自分のコミュニケーション能力を活かして、周囲を巻き込みながら成果を出した経験や、自主的な行動で目標を達成できた経験があれば、面接時で丁寧に説明しておくと、企業側の印象もぐっと上がりそうです。
コミュニケーション不足を乗り越える「自律自走する力」が求められている
ハイブリッドワークは、通勤時間を短縮できたり、勤務時間や働く場所を自分でコントロールできたり、メリットも大きいですよね。一方で、コミュニケーション不足が生じてしまうデメリットもあり、今回の調査でもその認識はビジネスパーソンも企業側も同じでした。
転職活動では、「この人なら、ハイブリッドでも問題なく仕事が進められるだろう」と思ってもらえるよう、積極的にアピールしたいですね。
初めての転職で面接対策に頭を抱えている人は、まずは自分自身の「自律自走する力」について、これまでを振り返ってみてはいかがでしょうか。
【調査概要】
・個人向け調査
集計対象数:250人
調査手法:インターネット調査
調査機関:7月6日~7月10日
・企業向け調査
集計対象数:200人
調査手法:インターネット調査
調査機関:7月6日~7月10日
※調査結果の詳細についてはプレスリリースをご確認ください。
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