スタートアップやベンチャーでは、早くから若手マネジャーとしてチームをリードする若手ビジネスパーソンは多いでしょう。その一方で、未経験ながらメンバーの育成や目標管理に苦労する人もいるのでは。
株式会社ジェイフィールは、現役マネジャーへの実態調査を実施。7月28日(木)にその結果を公表しました。
「部下の能力把握や育成」に苦労
目標到達に向けてチームをリードする、責任のあるマネジャー。だからこそ、マネジャーならではの苦労や悩みがあるのではないでしょうか。
同調査によると、マネジャーは「部下の能力把握や育成」に多くの苦労や悩みを抱えていることがわかりました。
加えて、マネジャーの1週間あたりの業務割合としては、35.5%がプレーヤー業務にあてられており、部下のケアには15.8%ほどしか時間を割けていないことも判明しました。
業務が多岐に存在する中で、部下に割く時間が取れず、充分な育成ができていないと感じるマネジャーが多いようですね。
「仕事のマネジメント」よりも「人のマネジメント」に課題感
組織の課題解決に挑む中で、マネジャーはどのようなことを特に課題と感じているのでしょうか。
同調査によると、ほとんどの職種で「仕事のマネジメント」よりも「人のマネジメント」に課題感を持っていることが分かりました。
メンバー同士の価値観の違いや、歳の離れたメンバーとの関係性など、多くのマネジャーが対話によるマネジメントに難しさを覚えているようです。
マネジャーの欲しいサポート「マネジャー同士の交流」が39.9%
仕事の管理からメンバーの管理まで、やりがいのある立場であるマネジャー職。一方で、悩みや課題を打ち明けられず、自身に対するマネジメントが不足している人が多いのではないでしょうか。
したがって、マネジャー職にあたる人は、苦労を理解し合えるマネジャー同士の相談の場が大切となりそうです。実際に同調査でも、マネジャーの欲しいサポートとして「マネジャー同士の交流」が39.9%と、最も多く挙げられています。
若手マネジャーとしてこれからも活躍していくために、壁に直面した時にはぜひ悩みの共有の場を設けてみてはいかがでしょうか。
【調査概要】
調査対象: 従業員数300人以上の民間企業の入社3年以上の正社員で、営業職、情報システム職、研究開発職のいずれかの54歳以下の課長職
調査期間:6月6日(月)~13日(月)
調査方法:インターネット調査
有効回答数:376
その他詳細は、同社プレスリリースをご確認ください。
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