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海外に就職する5つの方法|向いている人や日本との違いも紹介

U-NOTE編集部

2022/08/05(最終更新日:2022/08/05)


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就職活動を行っている方のなかには、海外での就職を検討している方も多いはず。その場合に知っておきたいのは、海外の就職事情です。

そこで今回は、海外での就職を考えている方の参考になる、5つの就職方法をご紹介。併せて、海外で働くのに向いている人の特徴や日本との違いも解説します。

「海外で働いてみたいけれどまず何から始めたらよいかわからない」という方は、ぜひチェックしてみてください。

本記事の内容をざっくり説明
  • 海外に就職する方法は複数ある
  • 海外で働くのに向いている人の適性とは
  • 国を選ぶ際の3つのポイント

 

新卒で海外に就職することは難しい?

「大学を卒業したら海外で働いてみたい」と夢見ている人も多いのではないでしょうか。実は、新卒で海外に就職するのは難易度が高いといわれています。そもそも日本人に対応している求人情報が少なく、面接まで進めるかどうかが最初の関門です。

新卒に求める条件も日本と違っており、海外では即戦力となる人材が優先的に採用されます。そのため、ビジネスラインでの言語の取得は必須。加えて、言語力以外のスキルを身に付けておく必要があります。また、就労ビザの取得が厳しくなっていることも海外での就職の難易度に関係しています。

ただし、難易度が高いからといって諦める必要はありません。ワーキングホリデーを活用したり、駐在員として海外に派遣されたりと、海外で働く方法はいくつかあります。

 

新卒で海外に就職する方法・求人の探し方

海外の企業に新卒で入社するのはなかなかハードルが高いと紹介しましたが、方法はいくつか存在します。海外就職を考える方の参考になる、以下の5つの就職方法をご紹介します。

新卒で海外に就職する方法
  • 1.海外の求人に応募する
  • 2.日本の企業から海外駐在を目指す
  • 3.青年海外協力隊に応募する
  • 4.就職エージェントに相談する
  • 5.ワーキングホリデーとして挑戦する

 

1.海外の求人に応募する

新卒で海外に就職する1つ目の方法は、海外の求人に応募することです。

現地採用の人と比較されるため、言語に不安がある場合は難しいですが、求人のなかには、日本人を求めている企業もあります。日本から海外に就職するのは非常に難易度が高いため、とにかく求人を掲載している企業に数多く応募していきましょう。

すべての応募に対して返事があるわけではなく、また返事自体2〜3週間ほどかかるのも一般的。日本国内での就活に比べてスムーズに進みにくいため、なるべく早く動き出すのがポイントです。

 

2.日本の企業から海外駐在を目指す

新卒で海外に就職する2つ目の方法は、日本の企業から海外駐在を目指すことです。

日系大手グローバル企業や海外に事業展開しているベンチャー企業などは、海外への赴任のチャンスがあります。特に、社員の大半が海外駐在員としての経験を持っている企業であれば、新卒でも海外で働ける可能性が高いでしょう。

海外に展開している日本企業への就職を目指し、経験を積んだ後海外を目指すのもひとつの方法です。

 

3.青年海外協力隊に応募する

新卒で海外に就職する3つ目の方法は、青年海外協力隊に応募することです。

青年海外協力隊とは、政府開発援助の一環として独立行政法人国際協力機構(JICA)が実施しているボランティア派遣制度のことを指します。日本では20〜69歳までの日本国籍を持つ方が応募可能です。

自身の経験・スキル・知識を開発途上国のために生かしたい方におすすめ。募集期間は春と秋の年2回で、選考・訓練を経て青年海外協力隊として派遣されます。

青年海外協力隊で募集している職種は農林水産・公共事業・商業・観光と幅広いため、さまざまなジャンルで活躍できます。

参考:独立行政法人国際協力機構「JICA海外協力隊を知る

参考:独立行政法人国際協力機構「募集情報

 

4.就職エージェントに相談する

新卒で海外に就職する4つ目の方法は、就職エージェントに相談することです。

新卒で海外就職を目指すなら、就職エージェントに相談するのもひとつの手。海外就職に特化したサイトは多いので、まずは話を聞いてもらうことから始めてみるのがおすすめです。

ただし、その際は「海外で働く目的」「働きたい地域」「活かせるスキル」は明確にしたうえで臨みましょう。

 

5.ワーキングホリデーとして挑戦する

新卒で海外に就職する5つ目の方法は、ワーキングホリデーとして挑戦することです。

ワーキングホリデーとは、海外での長期滞在が認められる特別なビザ制度のことを指します。日本の場合は18〜30歳の方が利用でき、ワーキングホリデー協定を結んでいる国で1〜2年ほど就労および生活することが許されています。対象の国によって対象年齢や期間などが異なるので、よく確認するようにしてください。

現地で語学の勉強をしながら生活費を得るために働けるのが特徴。ただし、就職という形ではないのが注意点です。あくまでも海外で就労と生活が認められているという制度なので、働き口は自身で探します。求人に応募したり、知り合いに紹介してもらったりしながら就労先を見つけましょう。

参考:一般社団法人 日本ワーキング・ホリデー協会「ワーキングホリデーとは

参考:一般社団法人 日本ワーキング・ホリデー協会「ワーキングホリデー中の仕事について

 

海外での就職活動の開始時期

海外での就職活動の開始時期は、国によって異なります。例えばアメリカやカナダの大学は5月・6月に卒業式がありますが、内定はその後に決まることがほとんど。そのため自己分析は4年の4月あたりから開始し、卒業の3ヵ月ほど前からエントリーをし始めます。

日本に比べて就職活動の期間はやや短めです。しかし、新卒で海外就職するには現地の学部生と同じスケジュールでは十分ではありません。何より情報を探しにくい分、業界・企業研究には時間がかかるので、出来るだけ早くから準備を行うのがおすすめです。

参考:マイナビ国際派就職「国別就職スケジュール|イギリス

 

海外で就職することが向いている人の3つの特徴

海外で就職する場合、適性も大切です。実際に働いてから向いていなかったと後悔をする前に、向いている人の特徴を把握しておきましょう。

 

特徴1.環境適応能力が高い

海外で就職することが向いている人の1つ目の特徴は、環境適応能力が高いことです。

日本と海外では、環境や文化が大きく異なります。日本では常識だったことも、海外では通用しなくなったり、逆に非常識に思われたりするでしょう。

日本で培ってきたことを一度リセットし、環境に適応しようと励める人は海外での就職に向いています。違う環境であることを楽しむことが大切です。

 

特徴2.ポジティブ

海外で就職することが向いている人の2つ目の特徴は、ポジティブであることです。

海外で働くことは楽しいことばかりではありません。最初は言葉が通じなかったり、予想もしていないトラブルに巻き込まれたりと、思うままには進まないものです。

そうした経験を前向きに捉えられる方は、海外での就職に向いています。

 

特徴3.コミュニケーションを取るのが好き

海外で就職することが向いている人の3つ目の特徴は、コミュニケーションを取るのが好きであることです。

海外では、「自分がどんな人間なのか」「どんなことが好きなのか」「どんなスキルを有しているのか」など自己アピールをする態度が好まれます。また、異なる文化やバックボーンを持つ人が集まる中で「察する」というのは至難の業。言葉にして自分の意見を述べることが求められます。そのため、積極的なコミュニケーションは重要です。

海外に就職したての頃はどうしても消極的になりがちですが、勉強をしながら積極的に人と関わり続けましょう。周囲の人に自身を知ってもらう機会になるほか、言語力も磨かれていきます。

ネガティブにならず前向きにコミュニケーションを取り続けられる人は、海外での就職に向いています。

 

海外での就職の3つの特徴

日本と海外では、新卒の就職事情が異なります。新入社員に求められることも違うため、事前に特徴を知っておきましょう。

 

1.ビジネスレベルの言語力はスタートライン

海外での就職の1つ目の特徴は、ビジネスレベルの言語力はスタートラインということです。

海外では新卒であっても即戦力となるスキルを求められます。そのうえで、ビジネスレベルの言語力は大前提。言語ができない場合は、スタートラインにすら立てていない状態だといえます。

就職活動期間に入る前にTOEICやTOEFLを受験しつつ、実務で役立つビジネス用語も習得しておく必要があります。

 

2.新卒だからと研修を丁寧に受けられるわけではない

海外での就職の2つ目の特徴は、新卒だからと研修を丁寧に受けられるわけではないことです。

日本は新卒への研修制度が手厚く、1年目は新人として上司や先輩などさまざまなサポートを受けながら働けます。一方、海外は必ず新卒研修があるわけではありません。制度が設けられている場合でも日本より細かく教えてくれることは少ないと考えておくとよいでしょう。

 

3.即戦力が求められるため、特定分野の専門知識・経験が重要

海外での就職の3つ目の特徴は、即戦力が求められるため、特定分野の専門知識・経験が重要ということです。

日本と海外の新卒の扱いとして、最大の違いは即戦力が求められることにあります。日本では3年目から一人前として活躍できるといわれていますが、海外では1年目からその分野でのプロとしての働きを期待されます。

そのため、特定分野の専門知識は不可欠。就職活動をする前から行きたい業界のトレンドを追ったり、一般レベルの知識は身に付けておきましょう。日本国内の同じ業界でインターンをして、経験を積んでおくこともおすすめです。

 

海外に就職する場合の国の選び方

一口に海外就職といっても、国の選択肢は豊富にあります。国選びに迷ったら、ご紹介する3つのポイントから選択するのもひとつの手です。

 

1.習得している言語

海外に就職する場合の国の選び方1つ目は、習得している言語です。

海外企業への就職活動は、当たり前ですが日本語以外の言語で行います。そのため、すでに習得している言語で就職活動を行うと非常にスムーズです。

また、留学とは違い、海外で働くには現地の言語をビジネスレベルで習得している必要があります。入社後の語学勉強が進めやすいという点においても、ある程度就職している言語の方が国を選びやすいでしょう。

 

2.自分が生活しやすい環境が整っているか

海外に就職する場合の国の選び方2つ目は、自分が生活しやすい環境が整っているかどうかです。

海外で働く場合、その国に何年もとどまる可能性があります。自分が生活しやすい文化・環境を重視して就労先を選ぶのもひとつの手です。

一般的に、日本人が住みやすいといわれているのはアジア。すでに日本人の多くが滞在していたり、物価が安かったりするため人気があります。

治安・食事・日本へのアクセスのよさなど、生活するうえで自分が何を重視するのかを明確にして、条件を満たす国を選びましょう。

 

3.就労ビザは取得できるのか

海外に就職する場合の国の選び方3つ目は、就労ビザは取得できるのかです。

渡航する目的が就労である場合、就労ビザを取得する必要があります。さまざまな種類があり、取得までにかかる時間も異なるため、余裕を持ったスケジュールで取り組みましょう。

就労ビザ取得にはいくつかの条件を満たさなくてはなりません。国ごとに異なるため、自身の就労先のビザ取得条件については、在外大使館ホームページで確認しましょう。

参考:外務省「在外公館リスト 目次

また、就職する際に就労ビザのサポートを企業がどの程度してくれるのかどうかも確認するようにしてください。

 

海外の求人が探せるサイト・エージェント

海外に就職するには、海外の求人を扱っているサイトやエージェントを利用するのがおすすめ。キャリアコンサルタントの手厚いサポートが受けられて、安心して就職活動ができるサイト・エージェントを5つご紹介します。

 

ビズリーチ

「ビズリーチ」は、海外の求人情報が多いのが特徴です。ヘッドハンティングを受けるためのサービスですが、有料プランにはヘッドハンターに直接相談できる「エージェントサービス」も用意。就職を考えている国に合わせてヘッドハンターを探せるので、効率的に就職活動を行えます。

就職先の国だけ決まっており、職種・業界は問わないという方におすすめのサイトです。

参考:ビズリーチ

 

リクルートエージェント

「リクルートエージェント」は、海外で働くのが初めての方におすすめのサイトです。海外求人の数はそこまで多くないものの、就職支援実績が高く安心して使えます。

掲載している求人のエリアが限定されておらず、北米・欧州・東アジア・東南アジアなどさまざまな国の求人に応募可能。英語での書類作成を支援したり、面接対策を行ったりとサポート体制が手厚いのも特徴です。

参考:リクルートエージェント

 

パソナグローバル

「パソナグローバル」は、グローバルに特化した転職エージェント。キャリアカウンセリングの制度があるため、相談しながら自身に適した就職先を見つけられます。

就職支援として、履歴書の書き方や面接対策も実施。そのほか、現地での生活やビザ取得についてのアドバイスなども積極的に行っています。海外拠点に日本語対応スタッフが常駐しており、就職後もさまざまなサポートを受けられます。

参考:パソナグローバル

 

JACリクルートメント

「JACリクルートメント」は、世界11カ国にネットワークを持ちグローバルの就職を支援しています。対応する国は、日本・シンガポール・マレーシア・インドネシア・タイ・中国・香港特別行政区・韓国・ベトナム・インド・英国・ドイツです。

得意としているのは、外資系企業や海外進出企業。コンサルタントが実際に企業を訪問し、文化や風土などリアルな情報を得ているため、内定後のギャップが少ないのが特徴です。

参考:JACリクルートメント

 

REERACOEN

「REERACOEN」は、東南アジア・南アジア・東アジアに特化した転職エージェント。アジアで働きたいと考えている方におすすめです。

海外で取り引きしている企業数は1,000社と非常に豊富。コンサルタントと複数名の面会を重ねながら目的のキャリアを明確にし、海外への就職実現を叶えます。

参考:REERACOEN


海外への就職は適性を見極め、スキルを身に着けて挑戦

本記事のまとめ
  • 海外で働くには適性を重視しよう
  • 海外の求人に特化したエージェントを使うのがおすすめ
  • 就職活動前に語学力とスキルを磨く

日本とは違い、海外への就職は非常に高いレベルを求められます。本格的な就職活動時期よりも前にスキルを身に付けたり、経験を積んだりすることが大切です。

もちろん語学力の高さも内定に繋がる重要な要素。即戦力として活躍できるためには、コミュニケーションに困らない程度の言語力は基本として備えられるようにしておきましょう。

海外への就職を考えている方は情報をこまめにアップデートし、自身の適性を見極めて就職活動に挑んでください。


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