働き方が多様化する現在。キャリアの見直しを図る若手ビジネスパーソンは増えているのではないでしょうか。
株式会社学情は、転職を検討する20代の社会人に対し、「転職の捉え方」に関して調査。その結果を公表しました。
同じ社会人が、転職に関してどのような温度感を持っているのか。ぜひキャリアを再考する上での参考にしてみては。
約6割が、転職前提に就職
先行きが不透明な社会にあり、転職を希望する若手ビジネスパーソンは増えているのではないでしょうか。一方で、就職前から元々転職を視野に入れていた人は、どれほどいるのでしょう。
同調査によると、20代の56.2%が「社会人になる前から転職を視野に入れていた」と回答していることがわかりました。
コロナ禍で社会人になった人も多い中、当初より転職を見据えた上で就職している人が多いようですね。
スキルに懸念?実際の転職には迷いも
転職を希望するも、いざ行動に移そうとすると迷いが生じる人は多いかもしれません。
「転職活動をするにあたり、転職するか迷うことがあった」という質問に対し、約7割が「はい」と回答していることが、同調査で判明しました。
また、転職に迷う理由には「スキルや経験がないと思ったから」が最も多く回答としてあがりました。
転職に迷いのなかった人も。その理由は?
転職に躊躇する人がいる一方で、迷いなく転職を決めた人もいます。
転職すべきか迷わなかった理由としては、67.9%が「無理して合わない会社で就業し続ける必要がないと思ったから」、41.2%が「未経験の仕事への挑戦は早いほうがいいと思ったから」という回答結果となっています。
早期の判断がキャリアを左右すると考えた結果、若手のうちでの転職を決定づける人が多いようですね。
転職についての捉え方、今一度考えてみたい
「スキルをより役立てていきたい」「別の道でも力を発揮していきたい」など、入社後しばらくすると、異なる場所での活躍を考える人は増えてくるでしょう。その場合、転職も1つの選択肢となってくるはずです。この先のキャリアを考える若手ビジネスパーソンは、今回の調査結果を参考に「転職についての捉え方」を再考してみたいですね。
【調査概要】
調査対象:20代で転職を希望する社会人
調査期間:6月13日(月)~6月26日(日)
調査方法:インターネット調査
有効回答数:445
その他詳細は、同社プレスリリースをご確認ください。
【関連記事】
業界研究、進んでる?各業界の動向とM&Aの情報が一気に学べる『The Story』一挙5冊刊行
就活にあたり「まずは業界研究をしてみよう」と立ち上がってみたものの、情報が多すぎてどこから手をつけたらよいのかわからない…といった壁に直面している就活生はいませんか? 株式会社日本M&am...
あなたはどっち派?Z世代の新入社員、離職意向の有無で意識に大きな差が|ラーニングエージェンシー調べ
入社し、少しずつ仕事にも慣れてきた頃。日々の業務に取り組むなかで「このままずっとこの会社で働き続けたい」「今すぐ転職を考えている」「いずれは起業したい」など、この先のキャリアプランについて考える...
今の“選考状況”を登録するとスカウトが届く!新しい形の転職サービス「HOKADOKO」ローンチ
若手ビジネスパーソンの中には、「転職も視野に動いている」「すでに転職活動を始めている」という人も多いのではないでしょうか。転職に向け動いている最中も、よりよい仕事、あなたの希望を叶える仕事に就く...
U-NOTEをフォローしておすすめ記事を購読しよう