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フードロス問題、自分にできることはある?学生向けインターン「クラダシチャレンジ」群馬県と和歌山県で参加学生募集中

白井恵里子

2022/07/23(最終更新日:2022/07/23)


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イメージ画像/AdobeStock

最近では「地方の課題解決に貢献したい」「フードロス問題を何とかしたい」と考えている学生も増えているのではないでしょうか。

しかし都心に住んでいると、なかなか農業や地方との関わりが持てず、「何かしたくても何をすればよいかわからない」といったもどかしさを感じることもあるのでは。

株式会社クラダシは7月21日(木)、群馬県富岡市と和歌山県すさみ町での社会貢献型インターンシップ「クラダシチャレンジ」の参加学生募集をスタートしました。

地方創生やフードロス問題に興味のある学生が、人手不足で悩む地域・農家を訪れ、収穫支援や現地での交流を行うプログラム。実際に地域の課題を目で見て肌で感じられる貴重な機会となりそうです。

社会貢献型インターンシップ「クラダシチャレンジ」

クラダシチャレンジでは、学生が労働力で現地に赴くだけでなく、首長をはじめとした自治体関係者との意見交換を通じて学びを深めることも可能だといいます。

農作物のロスをなくすためにはどんな取り組みをしたらよいのか?地域人口を増やすためには?など、日頃から考えている課題について、実際に自治体と議論することができるチャンスですね。

なお、参加学生の旅費や滞在費、食費等は、同社自らが社会貢献活動を行うために創設した基金「クラダシ基金」から捻出されるのだそう。これまで費用面の問題で地方を訪れることができなかった学生にとって、嬉しいポイントではないでしょうか。

群馬県富岡市で、養蚕やシルク商品の魅力を伝える企画を考案

9月12日(月)~9月15日(木)に行われるクラダシチャレンジは、群馬県富岡市が舞台。同市では養蚕農家の高齢化や養蚕の衰退が課題となっているといいます。

そこで、養蚕やシルク商品の魅力をより多くの人に伝えることを目的とし、養蚕体験や現地の人々との交流を通し、参加学生がシルク商品のPR・マーケティング企画を考案するビジネスコンテストを開催します。

参加人数は8人(応募者多数の場合は選考となる可能性あり)。

養蚕体験や富岡製糸場見学も予定しているので、「実際に現地を見てみたい」と思っている人にもぴったり。ビジネスの観点から課題をどう解決できるのか…チャレンジングで刺激的な場となりそうですね。応募締め切りは7月31日(日) となっています。

和歌山県すさみ町で、伝統漁法「ケンケン漁」に挑戦

9月12日(月)~9月19日(月)に行われるクラダシチャレンジは、和歌山県すさみ町が舞台。

こちらでは、参加学生が伝統漁法「ケンケン漁」に取り組みます。すさみ町役場の人々との意見交換会や、現地漁師との交流ワークショップなども予定しているので、漁業に興味のある学生は参加してみてはいかがでしょうか。

参加人数は6人(応募者多数の場合は選考となる可能性あり)。応募締め切りは7月31日(日) となっています。

地域に貢献しながら自身の可能性を広げたい学生へ

現地の人と交流しながら、若い力と熱意をフル活用して地域に貢献することができるクラダシチャレンジ。

ソーシャルビジネスに関わりたいと思っている人や、コロナ禍で納得いく課外活動ができなかった人、農業や漁業、フードロス問題に興味のある人などにおすすめです。

普段出会えない人と出会い、初めての体験をすることで、きっと自分自身の可能性も広げることができるでしょう。

申込方法などの詳細についてはプレスリリース(群馬県富岡市)プレスリリース(和歌山県すさみ町)をご確認ください。

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