多くの社会人が働き方や価値観、また今後のキャリア感に悩みや不安を感じている現代。そろそろ仕事に慣れてきた若手ビジネスパーソンも、自身のキャリアを改めて考えることが自然と増えてきますよね。
「同世代は今後のキャリアについてどう考えているのかな」「キャリアについてぼんやり不安を抱えているのは自分だけだろうか?」など、自分以外のビジネスパーソンのキャリアについての考えが知り、参考にしたい人も多いのではないでしょうか。
株式会社ライボは、635人の社会人男女を対象に「2022年 キャリアに関する意識調査」を実施。7月19日(火)に結果を発表しました。
キャリアの悩みについて、最多の回答は「年収・収入」
現職での仕事の充実度について聞くと”充実している派”が73.8%という結果に。
その一方で、キャリアに関する悩みの有無では、70.5%が”ある派”の回答をしました。充実度と悩みの有無はあまり関係がないようです。
キャリアの悩みについて具体的な内容は「年収・収入について」が全世代で最多に。
次いで「仕事とプライベートのバランスについて」、「やりがいについて」、「転職について」、「会社からの評価」と続き、最も少ない回答は「職場の人間関係について」となりました。
人間関係の悩みが少ないことから、とりまく環境よりも自身の働き方そのものや、やりがい、ライフスタイルへの悩みが増えているようです。
今後のキャリアへの不安は約7割が「ある」と回答
自身の今後のキャリアに関する不安の有無について、72%が”ある派”の回答をしました。
20代の回答コメントでは、「入社前に感じた印象と悪い意味でのギャップが大きくてキャリアビジョンが描けない」「自身がどうなりたいかが定まっていなので将来が不安」といった将来への漠然とした不安の回答が目立ったといいます。
今後転職を予定している人は7割以上
今後の転職可能性については、”ある派”の回答が7割を超え、そのうち約6割は3年以内を予定しているという結果に。
現職は充実しているものの、自身のキャリアや将来のお金関連等の不安から今後の転職を早い段階で考えていることが推測できます。同社はプレスリリースで「近年の不安定な日本経済を踏まえると、今後転職を検討する社会人は増加していくことが予測される」とコメント。
他にも、プレスリリースでは30〜50代の回答も掲載しています。同世代の回答と、今後の自分が感じるであろう悩みを知ることで、より納得のいくキャリアプランを考えるきっかけにしてみてはいかがでしょうか。
【調査概要】
調査対象:全国の男女20~50代
調査条件:1年以内~10年以上勤務している社会人/20人~1000人以上規模の会社に所属
調査期間:7月6日(水)~7月11日(月)
サンプル数:635人
調査方法:インターネット調査
詳細な調査結果は、同社プレスリリースをご確認ください。
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