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VLOOKUP関数とは?役立つシーンと、基本の型を紹介

U-NOTE編集部

2022/07/21(最終更新日:2022/08/25)


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Excelやスプレッドシートを活用するときに覚えておきたい関数のひとつである「VLOOKUP関数」。なんとなく難しそうなイメージがある人も多いのではないでしょうか。

本記事では、VLOOKUP関数の基本や役に立つシーンはいつかなどをご紹介します。VLOOKUP関数の使い道を知りたい人や、活用していきたい人はぜひ参考にしてください。

本記事の内容をざっくり説明
  • VLOOKUP関数とは?
  • VLOOKUP関数が役立つシーン・あまり役に立たないシーン
  • VLOOKUP関数の基本の型

 

VLOOKUP関数とは?

「VLOOKUP関数」という関数を聞いたことがある人は多いのではないでしょうか。

VLOOKUP関数(ブイルックアップ関数)とは、垂直方向(Vertical)にデータを検索し、検索したいキーの同行にある値を参照する関数のことです。

「HLOOKUP関数」「XLOOKUP関数」と呼ばれるVLOOKUP関数の類似関数がありますが、まずは基本のVLOOKUP関数を押さえていきましょう。

 

VLOOKUP関数が役立つシーン

「VLOOKUP関数はどのようなシーンで役に立つのだろう」と思う人もいるのではないでしょうか。

以下では、VLOOKUP関数が役立つシーンをご紹介します。

上記のように、商品名ごとの金額が決まっている際、注文履歴の金額を入力したいときにはどうしたらいいでしょうか。商品名を見て価格をいちいち打ち込むのには時間がかかってしまいます。

VLOOKUP関数を使用すれば、上の表から自動的に価格を入力してくれます。

たとえ、商品名に急な変更があっても商品名を変更すれば、自動的に価格も変更されます。

また、VLOOKUP関数をコピーすれば、上記の画像のように、自動的に価格が表示されます。

VLOOKUP関数は作業の効率化が図れるため、社会人には必須の関数のひとつ。難しいイメージもありますが、使い方と数式を覚えておけばそれほど難しいものではないため、ぜひ習得することをおすすめします。

 

VLOOKUP関数があまり役に立たないシーン

VLOOKUP関数は何にでも役に立つ魔法の関数というわけではありません。以下では、VLOOKUP関数があまり役に立たないシーンをご紹介します。

検索キー、つまり「商品名」の左側の列にある「管理番号」は、VLOOKUP関数では参照することはできません。

VLOOKUP関数には、検索キーが含まれる列を一番左に持ってこなければいけないというルールがあります。

関連記事:VLOOKUP関数の左側を参照する3つの方法を画像付きで徹底解説!

このような条件を満たせない場合は、VLOOKUPは適していないといえるでしょう。

 

VLOOKUP関数の基本の型

「VLOOKUP関数を使用したい」という人は、VLOOKUP関数の基本の型を押さえておきましょう。

VLOOKUP関数は「=VLOOKUP(検索値, 範囲, 列番号, 検索の型)」です。

「範囲」にある「検索値」と同じ行にあるもので、参照したい「列番号」を指定します。

より詳しく使い方を知りたい人は「VLOOKUP関数の使い方とは?準備から基本の式の作り方を解説」を参考にしてくださいね。

 

VLOOKUP関数がどのような関数なのか知ろう

本記事のまとめ
  • 垂直方向(Vertical)にデータを検索し、検索したいキーの同行にある値を参照する関数
  • VLOOKUP関数は、検索範囲の左側を参照できない
  • 「=VLOOKUP(検索値, 範囲, 列番号, 検索の型)」と使用する

本記事では、「VLOOKUP関数とはどのような関数なのか」や、「どのようなシーンで役に立つのか」などをご紹介しました。

VLOOKUP関数を使いこなせれば、業務の大幅な効率化が可能です。使い方を詳しく知りたい人は、「VLOOKUP関数の使い方とは?準備から基本の式の作り方を解説」を参考にしてください。

本記事を参考に、VLOOKUP関数に興味を持って学んでみてはいかがでしょうか。

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