HOMEビジネス 就活生に聞いた!業界って、どうやって絞ればいいの?「自己分析」「業界研究」セットがよさそう|インタツアー調べ

就活生に聞いた!業界って、どうやって絞ればいいの?「自己分析」「業界研究」セットがよさそう|インタツアー調べ

白井恵里子

2022/07/02(最終更新日:2022/07/02)


このエントリーをはてなブックマークに追加

イメージ画像/iStock

就活に臨むとき、何から始めるかは人それぞれ。中には「まずは業界を絞りたい」と考えている学生もいるでしょう。しかし、どのように業界を決めればよいかわからず、迷ったまま答えが出せない人もいるのではないでしょうか?

株式会社インタツアーは、23卒~26卒学生を対象とした調査『大学生の志望業界決定プロセス調査』を実施。6月30日(木)にその結果を公開しました。

748人を対象に、仕事や業界について最初に意識したきっかけと、その後の行動について調査したもので、自身の就活の参考にしてみてはいかがでしょうか。

意識した業界「メーカー」広告・出版・マスコミ」などが上位

まず、最初に意識した業界について尋ねると、最も回答が多かった選択肢は「メーカー」(19.4%)。次いで、「広告・出版・マスコミ」(15.1%)、「IT・ソフトウェア・情報処理」(10.3%)などが続きました。

一般に、生活の中でよく目にする身近な製品や使用経験のあるサービスを提供している業界を、一番最初に意識する学生が多いようです。

「自己分析をして自分に合っていると思ったから」が最多

では、業界を意識するにあたり、何がきっかけとなっているのでしょうか?

この調査結果によれば、29.0%が「自己分析をして自分に合っていると思ったから」と回答し、最多でした。就活をするにあたって自己分析をした結果、特定の業界を意識するようになる人が多いようですね。

一方で、「憧れの業界だから」(23.9%)、「小さい時にあの仕事をしたいと思ったから」(12.3%)、「親の職業だから」(9.0%)など、就活スタート前から業界を意識している人も多く見られました。

就活前に気になる業界が特にない場合は、やはり自己分析からスタートする方法が良いのかもしれませんね。

自己分析で業界を絞り、業界研究へ進むステップが多そう

意識し始めた業界について「業界研究をしたか」「実際に志望業界として選考を受けたか(受ける予定か)」を尋ねると、「業界研究をしたうえで今後受けようと思っている」(52.1%)「業界研究をしたうえで受けた」(24.1%)など、業界研究を行う学生が約8割を占めました。

まだ業界が定まっていない人は、まずは自己分析で自分に合う業界をいくつか見つけてから、業界研究に進む、というステップが有効かもしれません。

入社後に前向きな気持ちで仕事をし続けられるよう、しっかり自分と向き合う時間をつくっておきたいですね。

【調査概要】
調査名:23・24・25・26卒生対象 大学生の志望業界決定プロセス調査
調査機関:株式会社インタツアー
調査対象者:インタツアー登録の23・24・25・26卒大学生
調査母数:1万1061人
回答数:748人(23卒203人、24卒371人、25卒142人、26卒32人)
調査方法:SNSを経由した依頼によるWEBアンケート
調査期間:4月11日~4月18日

※調査結果の詳細についてはプレスリリースをご確認ください。

【関連記事】


hatenaはてブ


この記事の関連キーワード