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大学入学と同時にスタートアップへジョイン!「やりきる」を徹底した結果、見えてきた"将来のビジョン"

白井恵里子

2022/06/23(最終更新日:2022/06/23)


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宮本 恵伍さん/提供:株式会社パルケ

コロナ禍真っただ中に入学した大学生の中には「やりたいことがわからず、前向きに就活に臨めない」「いつも"楽なこと"ばかりを優先させてしまい、自己嫌悪に陥ってしまう」といった無力感に陥ってしまっている人もいるのではないでしょうか。

宮本 恵伍さん(19)は、「やるべきことを後回しにしてきた自分を変えたい」と一念発起して、大学入学とほぼ同時期に株式会社パルケにてインターンを開始しました。

「任された仕事は必ず期限内に終わらせる」と強い意志を持って仕事に取り組み続けた結果、これまで持てていなかった"キャリアビジョン"もうっすらと見えてきたといいます。宮本さんに詳しく話を聞きました。

ミーティングアプリ「パルケミート」

株式会社パルケは、2020年6月に設立したばかりのスタートアップ。無料でずっと話せるミーティングアプリ「パルケミート」を運営しています。

また今秋には、簡単につながる無料ビジネスチャット「パルケトーク」をリリース予定。「パルケミート」でのウェブ会議終了後、シームレスにチャットでのコミュニケーションに移行できる機能を搭載し、互いに連携して利用することができます。

パルケミート/提供:株式会社パルケ

大学1年でインターン開始、+αの仕事を意識できるように

宮本さんは、2020年4月に同社へインターン入社。現在はパルケミートのQAテスト(品質保証テスト)や、オウンドメディアの記事執筆の業務を担当しています。

-----インターンを始めた経緯について教えてください。

宮本さん:コロナ禍でも無理なくできる「オンラインでできる仕事」を探していた時、パルケの取締役を務める親戚からパルケのインターンを紹介してもらったことがきっかけでした。

創業したばかりの会社ということもあり、社名すら知らなかったところからのスタートでしたが、「まずはやってみよう!」と飛び込んでみました。

-----具体的にはどのような仕事をしているのですか?

宮本さん:パルケミートのQAテストは、利用者としてアプリを使ってみて、不具合などがないか一つ一つ確認していく作業です。

オウンドメディア「楽しく働くを語るラボ」の記事執筆では、他の類似サービスと比較しつつパルケミートの魅力を伝える記事などを執筆しています。

どちらも完全に未経験からのスタートでしたので、慣れるまでは思考錯誤の連続。わからないことに直面するたび、社員の皆さんに助けてもらっています。

-----QAテストで心がけていることはありますか?

宮本さん:始めは「テスト結果の報告のしかた」ひとつとっても、わからないことが多く、そのたびに教えてもらっていましたが、基本的なことがわかるようになると「今度は自分なりの+αを付け加えて報告しよう」と思えるようになりました。

例えば、何らかの原因により画面が映らない事象が発生した時。「映りませんでした」と報告するだけでなく、「なぜ?」を自分なりに解析して、不具合の可能性をいくつか提案するようにしています。

そうすることで、報告を受け取った社員の方が、不具合の原因を調査しやすくなるかな、と。このように意識し始めたら、社内でも「助かるよ」などお褒めの言葉をもらえるようになり、少しずつ自信に繋がっていきました。

仕事はフルリモート/提供:株式会社パルケ

「やりたいこと」を完全に断ち、自分を変えた

現在は大学2年生の宮本さん。業務にも慣れ、自分なりのやり方も確立してきましたが、難しい場面に直面したこともあったのだそう。

-----これまで、一番難しかった業務は?

宮本さん:入社半年後に、今までのバグを一斉に検証することになった時です。

それまでは比較的小さいバグをちょっとずつ直していく作業でしたが、その時は数が本当に多くて…。「これは、これまでみたいに一つ一つに時間をかけていたら終わらないな」と思いました。

そのため、自分なりに「これとこれは同時にチェックできる」と、バグの組み合わせを考えて対応していきました。そうすることで、段々と期限内に終わらせることができるようになったんです。

-----それは大変な作業ですね。「期限内に終わらせること」は、当たり前のようで実は難しいことだと思いますが、以前から期限は守るタイプだったのでしょうか?

宮本さん:いえ、実は真逆のタイプでした…。高校時代までは、「やらなければならないこと」を後回しにして、好きなゲームなどを優先して過ごしていたんです。

でも、大学受験の結果を振り返った時に「このままではダメだ」と気付き、一念発起しました。

大学では、計画を立てて課題を終わらせるように心がけ、インターンの仕事でも「任された仕事は次回に持ち越さず、時間内に絶対終わらせる」と強い覚悟で臨むようになりました。

-----具体的に取り組んでいる工夫はありますか?

宮本さん:私の場合、極端ではありますが、ゲームなどの「やりたいこと」を完全に断つところから始めました。

「絶対やらない」と決めて、大学の課題やインターンに集中して過ごしていると、自然と「ゲームがしたい」と思わなくなり、今の過ごし方が日常になりました。

-----それは強い意志ですね。「すべきこと」を後回しにする生活から抜け出せたことで、何かマインド的な変化はありましたか。

宮本さん:心に余裕ができました。締め切り直前に焦って追い込むこともなくなりましたので、ストレスが軽減されたように思います。

見えてきた将来のビジョンに向かって

強い覚悟で始めたインターン。入社してみると、働くことへのイメージが良い意味で変わったと言います。

-----どのように変わったのでしょうか?

宮本さん:親戚の叔父が取締役を務めている会社なので、「叔父と同じぐらいの年代が多いんじゃないか」「堅い雰囲気があるのではないか」「馴染めなそう…」などの固定概念がありましたが、いざジョインしてみるとそんなことは全くありませんでした。

確かにメンバーは自分よりずっと上の年齢の人が多いですが、フランクに話しかけてくれますし、とてもフラットな関係です。そのため「馴染めない」「何も発言できない」などの問題は生じませんでした。

-----よかったですね!これから先、就活に臨むことになると思いますが、キャリアにおける目標や将来のビジョンがありましたら教えてください。

宮本さん:親の仕事の影響で、もともと不動産や金融業界に興味はありましたが、パルケでインターンする前は具体的な目標は特にありませんでした。

でも、強い覚悟で仕事に臨んでいるうちに、だんだんと将来のビジョンが見えてきたんです。

自分自身がリモートワークの恩恵を受けていることから、「不動産業界で、家の賃貸や売買の契約もリモート完結できるようになるのでは?」「そのようなサービスを生み出したい」と考えるようになりました。

まだ漠然としたビジョンではありますが、インターンを始めていなければ持てていなかっただろうと思います。

-----これからが楽しみですね。ありがとうございました。

提供:株式会社パルケ

「自分を変える」と強い意志で臨んだからこそ、将来のビジョンにまで辿り着けた宮本さん。とても生き生きと仕事について語ってくれました。

コロナ禍においては挑戦できる舞台も限られ、物足りなさを感じている大学生も多いでしょう。しかし、そんな時だからこそ、自分の弱点に目を向けて、積極的に動いていく姿勢が求められるのではないでしょうか。

出典元:株式会社パルケ
出典元:パルケミート
出典元:楽しく働くを語るラボ

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