HOMEライフスタイル 在宅勤務、半数近くが「幸福度が上がった」転職・副業・地方移住への関心が増加|パソナ総研調べ

在宅勤務、半数近くが「幸福度が上がった」転職・副業・地方移住への関心が増加|パソナ総研調べ

n.oga

2022/06/20(最終更新日:2022/06/20)


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イメージ画像:iStock

コロナ禍で在宅勤務が普及してからしばらく経ちますが、みなさんの職場はいかがでしょうか?今後も在宅勤務を続けるべきか否か、迷い始める若手ビジネスパーソンもいるのではないでしょうか。

パソナ総合研究所は、新型コロナウイルス感染症の拡大を受けた緊急事態宣言中に在宅勤務を経験した三大都市圏の人を対象に、『第2回 コロナ後の働き方に関する調査』を実施しました。

2020年12月に発表した第1回調査と結果を比較しながら、今回は第2弾として「在宅勤務による生活・キャリア意識への影響」に関する結果を発表しています。

約半数が「仕事以外の重要性を意識」

「在宅勤務を行った結果、仕事と仕事以外の生活のバランスについての意識に変化はあったか」について、「仕事以外の生活の重要性をより意識するようになった」と回答した人は46.9%と約半数。若年層ほどその傾向が強く見られます。

理由は「家事や家族とのコミュニケーション増加」が56.8%、「健康面の意識が高まった」が53.7%で上位を占めましたが、前回より増加したのが「会社の同僚等と接する時間が減ったため(30.2%)」。職場でのコミュニケーションが減少したことで仕事以外の生活でコミュニケーションの重要性を認識したのかもしれません。

転職や副業、地方移住への関心が増加

資格取得やスキルアップへの意欲については、「意欲が高まった」と答えた人は微増(30.5%)に留まったのですが、在宅勤務を機に転職や副業を検討したり、希望する職務や就業先が変化した人が合計で46.3%に上り、前回(40.9%)より増加。

同時に、在宅勤務が可能になったことにより、地方移住への関心が27.1%と高くなり、特に20代では半数近くになりました。「首都圏にいる必要性を感じなくなった」と感じる人が多いようです。地元で実家暮らしができるのも理由のひとつかもしれませんね。

約半数が幸福度上昇を実感、ライフスタイルの見直しも

健康面では運動不足が問題となりながらも、「在宅勤務により幸福度が上がった」と答えた人は約半数の45.7%という結果になりました。

徐々に定着化しつつある在宅勤務。選択肢が増えて幸福感に繋がるのならば、これからもまだまだ多様なライフスタイルを模索できそうな気がします。心身ともに健康なビジネスライフを送りたいですね。

【調査概要】
調査方法 :インターネットを通じたアンケート方式
調査期間 :2021年11月19日(金)~22日(月)
調査対象 :2021年の新型コロナウイルス感染症の拡大を受けた緊急事態宣言中に、在宅勤務を経験した三大都市圏(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、愛知県、大阪府、京都府、兵庫県)の20歳以上の男女
回答者数 :1101人
回答者属性:20代、30代、40代、50代、60代以上 男女 各100人超

詳細はプレスリリースよりご確認ください。

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