社会人になってしばらく経つと、将来のために資産形成をしたいと思い始める若手ビジネスパーソンも多いのではないでしょうか。しかし投資などに興味があっても、実際にやり始めるのはなかなか難しいですよね。
「マネーキャリア」を運営する株式会社Wizleapは、20代~50代の男女1000人を対象に、Webアンケートで「資産形成についての意識調査」を実施しました。
「資産形成について危機感を持っている」世帯年収300万円未満は86.9%
同社では「資産形成に危機感があるか」を調査したところ、世帯年収が低いほど「危機感がある」と回答する人の割合が多く、興味関心があることがわかったそうです。
世帯年収300万円未満の86.9%と年収1000万円以上の75.8%では11.1ポイントの差が出たとのこと。
まだ社会人としてスタートを切って間もない若手ビジネスパーソンは、「世帯年収300万円未満」にあたる人が多いでしょう。
実際に資産形成をしているのは高所得者層8割に対し、低所得者層は5割
しかし「資産形成を実際にしている」割合に関しては、年収300万円未満が50.5%に対し、年収1000万円以上は82.3%で31.8ポイント差と、非常に大きな差がでたそう。
世帯年収が低ければ低いほど、資産形成に危機感がある割合と資産形成をしている割合の差が大きく開いていることが分かりますね。
資産形成に向けて準備を始めたい人へ
以上の調査結果から「資産形成に危機感がある」にも関わらず「資産形成をしていない人」は「資産形成をしたくてもできない人」の可能性が高いということがわかりました。
ここからも見て取れるように、資産形成に興味があるけれど、今はお金の余裕がないという若手ビジネスパーソンも少なくないでしょう。
しかし、年収300万~500万のゾーンから「資産形成を実際にしている」人の割合がグッと増えているように、「年収がこれぐらいになったら資産形成をこのように始めよう」といった計画を立てておくことはできそうです。今のうちから情報を少しずつ集めておいて、将来に備えたいですね。
【調査概要】
調査対象者: 1000人(世帯年収1500万円以上はカウントせず949人で算出)
調査期間:5月10日(火)~5月12日(木)
調査方法:Webアンケート
調査会社:株式会社ネオマーケティング
詳細はプレスリリースよりご確認ください。
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