若手ビジネスパーソンの中には「イノベーションを起こしたい!」と、新規事業のアイデアをひねり出そうと日々努力している人もいるでしょう。しかし思うようにいかず、「どうしたらイノベーションを起こせるんだろう」「発想を転換した方がよいのかな?」と頭を抱えている人も多いのでは。
今年1月にプレジデント社より出版された、嶋⽥淑之氏の著書『“変態"の20則ー天才イノベーター・新古敏朗に学ぶ』が、全国有名書店の売上ランキングで上位にランクインするなど、注目を集めています。
環境変化への対応⼒が学べる『“変態"の20則ー天才イノベーター・新古敏朗に学ぶ』
創業140年の⽼舗醤油蔵ながら、醤油の概念を覆すチョコレート醤油や、ワイン樽仕込み醤油の開発などを手がける5代目当主、新古敏朗氏にフォーカスした同書。
コロナ禍にあり、これまでの常識や価値観が⼤きく変わろうとしている時代に問われるのは、環境変化への対応⼒であり、そのための思考法のヒントが詰まった一冊として話題になっているそうです。
まさに、「イノベーションを起こしたい!」と願う若手ビジネスパーソンが活かせるヒントやアイデアが見つかりそうです。実際にイノベーションを起こす一助にいかがでしょうか。
醤油の変態のイノベーションを起こし続ける⾰新的な取り組みを紹介
新古氏は、⽇本の伝統的な調味料である醤油の需要が年々減っている中、「醤油の変態」を自称し、醤油の概念を覆すチョコレート醤油であるカカオ醤や、カレー好きのためのカレー専⽤醤油、フランスの⼀流シャトーのワイン樽を使った醤油を開発してきたとか。
こうした様々なイノベーティブな取り組みを通じて、醤油業界に新⾵を吹き込んできたといいます。
昨今、多くの企業や地方自治体において、コロナ禍の環境変化に対応できず経営資源や地域資源、⼈材が有効活⽤されていないケースが見受けられるといいます。作家・ジャーナリストである嶋⽥淑之⽒は、"イノベーションを起こし続ける価値観・思考法を実践する⼈"を増やすことが、この閉塞感を打破する⼒になり得るとしています。
そこで同書は、醤油の変態・新古敏朗氏の価値観や思考法、醤油業界にイノベーションを起こし続ける⾰新的な取り組みの事例を紹介。ビジネスパーソンとして、「時代の変化に対応して新しい価値を⽣み出していくべき」という同書から学ぶべきことは多いのではないでしょうか。
時代への対応力、イノベーションを生み出す思考力を磨きたい人などにおすすめ
これからも140年続く伝統を守りながら、時代のニーズに合わせた醤油の新たな可能性を広げていきたいという新古氏。
時代への対応力、イノベーションを生み出す思考力を磨きたい人や、地方創生ビジネスに関心がある人など、幅広いビジネスパーソンにおすすめの一冊です。
価格は1650円(税込)。同書の詳細についてはプレスリリースをご覧ください。
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