働き方が多様化する昨今、ビジネスパーソンも自分のキャリアは組織に与えてもらうのではなく、自分で築いていく時代。とは言っても、まだ自分のキャリアの展望なんて固まっていない…という人も多いのでは?
株式会社NEWONEは、20~50代の会社員445人を対象とした、キャリアの自律(形成)度合いに関する意識調査を実施しました。
最先端のキャリア開発研究を牽引する法政大学教授・田中研之輔氏が監修した、一歩踏み込んだ調査結果です。
仕事の満足度が高い人は「なぜ」が明確
「今の仕事に満足していますか」の質問に対し、「とても満足している」と答えた人と「満足していない」と答えた人で最も差が大きくなった項目は、「他の会社ではなく、なぜ自分がこの会社で働くのかが明確である」でした。
次いで「他の仕事ではなく、なぜ自分がこの仕事をするのかが明確である」、「自分自身が働くことを通じて得たいことをよく理解している」という結果に。
自身の会社や仕事などについて、「なぜ」という理由付けが明確かどうかが満足度のカギとなっているようです。
20代後半のモヤモヤ期は、30代へのキャリア転換のカギ
では、『なぜ「この会社」で働くのかが明確かどうか』という質問を年代別に見ると、25~29才が45~49才に次いで2番目に低い結果に。20代後半は、会社に対しての迷いや転職を考えるタイミングであることが伺えます。
一方で、会社で働く意味や仕事をする意味が最も明確なのは、30~34才。仕事や日常生活・人生全体において、スキル・知識・人脈獲得など主体的な行動をしているのもこの年代でした。意欲的な行動が「やりがい」に繋がっていることが伺えますね。
また、自身の未来に対して前向きな展望を持って行動しているのは、 20代。「なぜ?」とモヤモヤしつつも、その答えを見つけ出すことが、30代のキャリア形成に大事な時期と言えそうです。
自分なりの「理由付け」を探し、キャリア形成へ
今迷っている若手ビジネスパーソンも、20代は自分なりの仕事の動機付けを模索する時期と言えそうです。30代からの自分らしい豊かなキャリアに向けて、今のうちにいろいろなことにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
詳細はプレスリリースよりご確認ください。
【調査概要】
方法:インターネット調査
対象:20代~50代の会社員 445人 (男性:283人 女性:162人)
期間:2月7日(月)~10日(木)
出典元:年代別で見える「キャリア形成」の揺らぎ ~キャリアクラフト調査~
出典元:キャリア形成に影響を及ぼす行動とは? ~仕事の満足度や管理職・転職の有無での違い~
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