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ゲームクリエイターとは?仕事内容・なり方・年収・取得しておきたい資格について紹介

U-NOTE編集部

2022/06/29(最終更新日:2022/08/25)


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ゲームクリエイターとは?仕事内容・なり方・年収・取得しておきたい資格について紹介

ゲームの楽しさに魅了され、「ゲームクリエイター」に憧れている人も多いのではないでしょうか。

本記事では、ゲームクリエイターの仕事内容や年収、向いている人の特徴などをご紹介します。ゲームクリエイターになりたい人は、ぜひ参考にしてください。

 

ゲームクリエイターとは?

「ゲームに関わる仕事をしたい」「ゲームを作りたい」という理由でゲームクリエイターを目指す人も多いのではないでしょうか。

ゲームクリエイターとは、ゲームを作成する人全般を指します。ゲームと一口に言っても、パソコンゲーム、家庭用ゲーム機のゲーム、スマホアプリのゲームなど様々です。

通常ゲームは一人で作るわけではなく、「企画」「プログラミング」「グラフィック」「サウンド」「キャラクターデザイン」など様々な役割に分割して仕事を行います。

それぞれの専門家の集団でゲームが作られていて、ゲームクリエイターはゲームを作る人の総称であることを押さえておきましょう。

 

ゲームクリエイターの仕事内容

ゲームクリエイターは、それぞれの専門分野があり協力し合うことでひとつのゲームが作り出されていることをご紹介しました。

では、ゲームクリエイターの中には、どのような役割があるのでしょうか。以下では、それぞれのゲームクリエイターの仕事内容についてご紹介します。

 

企画担当

ゲームの企画担当者には「プランナー」や「シナリオライター」がいます。

企画担当者はどうすれば多くの人に楽しんでもらえるゲームになるか、改善点はなにかなどを考えてゲームを作っています。

プランナーとは、どのようなゲームを作るか企画し、仕様書を作成する仕事。シナリオライターとは、ゲームのストーリーを考えたり、キャラクターデザインに沿ったキャラクターの会話や発言を提案したりする仕事です。

ゲームが面白いものになるかは、企画担当者にかかっているため、責任重大です。ゲーム企画は、時間をかけて企画を練るため、粘り強い人に向いているといえるでしょう。

 

プログラミング担当

企画されたゲームを実装する「プログラマー」もゲームクリエイターには欠かせません。

プログラマーは、企画担当者が意図したように、キャラクターやグラフィックを動かせるようにプログラミングを行います。

プログラミングを身につけることは簡単ではありませんが、ゲーム根幹を支える大事な役割を果たします。

関連記事:独学でのプログラミングの勉強方法は?おすすめのサイト・本・言語の種類や特徴などを詳しく紹介

 

コンピューターグラフィック担当

「コンピューターグラフィック(CG)」という言葉を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。

コンピューターグラフィックとは、コンピューターに表示される映像全般のことを指します。グラフィックまたはグラと略されることもあります。

ゲームクリエイティブにおけるコンピュターグラフィック担当者には「キャラクターデザイナー」「背景デザイナー」などがいます。

キャラクターの可愛さやかっこよさ、背景の美しさなどでゲームの売上が変わるため、CG担当もゲームクリエイターの中でも大切な仕事です。

 

サウンド担当

ゲームには、敵にヒットしたときの音や、キャラクターの声、流れるBGMなど魅力的な音楽が必要不可欠です。

ゲームに流れる音は「サウンドクリエイター」が担当します。

ゲームの音楽が素敵なもので全国的にヒットした場合、コンサートが開かれることもあります。例えば、ドラゴンクエストシリーズのクリエイターとして著名な「すぎやまこういち」さんの作った曲は、「東京都交響楽団」とコラボしてコンサートが開かれていました。

このように、サウンドクリエイターが魅力的な音楽を作るとゲームをプレイする人だけではなく、たくさんの人に音楽を聞いてもらえることになります。

他にも、チームの作成やゲームの予算の分配をする「プロデューサー」や、現場をとりまとめスケジュールの管理などを行う「ディレクター」などがいます。

 

ゲームクリエイターの年収の目安

ゲームクリエイターを目指す人は「年収」が不安要素である人もいるのではないでしょうか。

厚生労働省によると、ゲームクリエイターの年収は「584.4万円」です。国税庁の発表によると、日本人の平均年収は「461万円」なので、平均年収よりも大幅に高い給料が期待できます。

大手企業に勤めるトップクリエイターになると、年収のアップも期待できます。

例えばドラゴンクエストやファイナルファンタジーなどで愛される「スクウェア・エニックス・ホールディングス」の平均年収は「1469万円」。集まれどうぶつの森や、ポケットモンスターなどで知られる「任天堂」の平均年収は「971万円」です。

年収アップを目指したい人は、技術を身につけて大手企業に入社することをおすすめします。


参考:令和3年賃金構造基本統計調査

参考:国税庁「II 1年を通じて勤務した給与所得者

参考:スクウェア・エニックス・ホールディングス「2021(令和3)年3月期 有価証券報告書

参考:任天堂「2021年3月期 第81期 有価証券報告書

 

ゲームクリエイターになるための方法

ゲームクリエイターになるための方法や、進路に悩んでいる人もいるのではないでしょうか。

ゲームクリエイターの求人の多くは、専門学校や大学卒業の学歴を必要としていることが多いです。高卒の場合就職が難しくなってしまうので、専門学校以上に通うことをおすすめします。

また、すでにご紹介したように一口にゲームクリエイターといっても専門性が異なります。そのため、「企画担当」「プログラミング担当」など、どのような専門性を持ってゲームを制作したいのか検討しましょう。

学生時代のプログラミング経験や、キャラクターデザインなどの製作実績を就活時に提示すると、即戦力として就職しやすくなる可能性があります。そのため、何をしたいのか決めたあとは、制作実績や経験を積むためにも将来やりたいことが学べる学校に進むことをおすすめします。

 

ゲームクリエイターに向いている人の3つの特徴

ゲームクリエイターは「向いている人」「向いていない人」が比較的はっきりしており、資質が問われる職業です。

以下では、ゲームクリエイターに向いている人の3つの特徴をご紹介します。

 

1.ゲームのことが好きな人

ゲームクリエイターに向いている人の1つ目の特徴は、ゲームのことが好きな人です。

ゲームクリエイターは、ゲームの企画を考えたりキャラクターを考えたりと四六時中ゲームのことを考えて過ごさなければいけません。他のゲーム会社の新作のゲームができたら、どのような傾向のゲームが好まれるか確かめるためにゲームをすることも。

ゲームが仕事になるため「ゲームが好きで、ずっとプレイできる」という人がゲームクリエイターになる素質があるといえます。

 

2.新しいものを考えるのが好きな人

ゲームクリエイターに向いている人の2つ目の特徴は、新しいものを考えるのが好きな人です。

「同じようなゲームばかりで飽きてしまった」と思っている人もいるのではないでしょうか。「ワクワクする新しいゲームをしたい」とゲームが好きな人はみんな思っているため、斬新なアイデアのゲームは多くの人が手にとってくれます。

ゲームをしている間も「もっとこうすれば面白くなるのでは?」と考えながらゲームをしている人は、ゲームプランナーに向いているといえるでしょう。

 

3.責任感があり忍耐強い人

ゲームクリエイターに向いている人の3つ目の特徴は、責任感があり忍耐強い人です。

ゲームクリエイターは、人々のニーズに合ったゲームを作るために、市場調査をしたり仕様を検討したり、忍耐強く向き合わなければいけません。

また、バグの対応や急な内容の変更などの不測の事態に対して迅速な反応をしなければいけないことも。自分の作ったゲームに対して責任を持ち、ユーザーに楽しんでもらえるような努力ができる人が向いているといえるでしょう。

 

ゲームクリエイターに必要な3つのスキル

ゲームクリエイターは、どの専門職に就くかによって必要とされるスキルは異なります。自分が担当したい専門分野のスキルを身につけることが求められます。

最終的にプロデューサーやディレクターなどの役職に付きたい人は特に以下で紹介するスキルを身につけておきましょう。

 

1.プログラミングスキル

ゲームクリエイターに必要な1つ目のスキルは、プログラミングスキルです。

プログラミングはゲームを作成するときには欠かせないスキルです。志望している企業がある場合は、使用している言語についてリサーチし、予め学習を進めておくとよいでしょう。

実際にプログラミングが組めなくても、最低限の知識があることで、できること・できないことを判断しやすくなったり、スケジュールを検討しやすくなります。

 

2.デザインソフトの使用能力

ゲームクリエイターに必要な2つ目のスキルは、デザインソフトの使用能力です。

ゲームクリエイターの中でも特にコンピューターグラフィックを担当する人は、デザインソフトの使用スキルが必要不可欠です。Illustrator(イラストレーター)やPhotoshop(フォトショップ)を使うケースが多いので、ソフトの使用ができるようになっておくと業務がスムーズに行えるでしょう。

 

3.企画力

ゲームクリエイターに必要な3つ目のスキルは、企画力です。

ゲームの設計書の基礎となる「企画」は、ゲームの面白さを左右する最も大切なもの。

企画力を磨くためには、まず既存のゲームについて詳しくある必要があります。様々なゲームを実際に行い、どのような切り口で作成されているのかを把握しましょう。

さらに、市場のニーズや、トレンドなどを把握することで、今求められているゲームについて検討しやすくなります。

 

ゲームクリエイターの将来性

「ゲームって将来性あるの?」という心無い声をかけられたことがある人もいるのではないでしょうか。

AIが人間の仕事を奪うといわれていますが、ゲームクリエイターはAIの苦手な「新しいものを作ること」を仕事にします。そのため、ゲームクリエイターという職業は残り続けるでしょう。

また、国公立大学である東京芸術大学は、2019年ゲームコースを作成しました。ゲームはもはや芸術の一部として捉えられ、楽しまれているのです。

また、eスポーツを始めとしてゲームをスポーツのように楽しむ文化も広まってきました。日本だけではなく海外でもゲームは楽しまれていて、将来性のある職業であるといえるでしょう。

 

ゲームクリエイターとして何の専門家になりたいのか検討しよう

本記事のまとめ
  • ゲームクリエイターはゲームを作る専門家の総称
  • ゲームクリエイターの年収は高い傾向がある

本記事では、ゲームクリエイターの仕事内容や年収、向いている人などをご紹介しました。

ゲームクリエイターになるためには、大学や専門学校で一般教養やスキルを身につける必要があります。プログラミングやデザインなどのスキルは独学でも身につけられるので、早めに挑戦をし、ポートフォリオを準備しておきましょう。

ゲームクリエイターとして、ゲームを企画する人になりたいのか、プログラミングで実装をしたいのか、キャラクターをデザインしたいのか、シナリオを書きたいのか……どのような専門家になりたいのか、ぜひ検討してみてください。
 

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