就活や転職活動に向けて「役立つ資格を取得したい」と思う気持ちはあっても、具体的にどんな資格を選べばよいのかわからず、「検討中」の状態が続いてしまっている人はいませんか?
一般社団法人UXインテリジェンス協会は、新しい資格試験「UX検定(TM)基礎」をリリース。
ユーザーエクスペリエンス(UX)向上の取組みに欠かせないスキルとマインドを体系的に学ぶ内容。第1回の試験は8月に予定しており、6月から申込の受付をスタートします。新しい選択肢のひとつとして、検討してみてはいかがでしょうか。
ビジネスパーソン全般が身につけるべきスキル「UX検定(TM)基礎」
「DXに向けて最新テクノロジーを導入したものの、うまくいかずに失敗してしまった…」このような失敗の要因のひとつとして「不十分なUXの設計」があげられるといいます。
とは言っても、中には「言葉は聞いたことはあるけれどUXっていったい何?」「UXの設計を成功させるためには、どうすればいいの?」といった疑問が出てくる人もいるでしょう。セミナーや書籍などで学ぼうと思っても、デザイナーやコンサルタントなど限られた職種に向けたものが多く、ハードルを感じてしまうこともあるはず。
今回誕生した「UX検定(TM)基礎」は、ビジネスパーソン全般が身につけるべきスキルが実践的かつ体系的に学べる内容となっているのだそう。まさに「こんな資格、待ってました!」と思う人も多いかもしれませんね。
「UXジェネラリストレベル」が証明できる
同協会では、UX向上の取組みに必要なスキルを「UXジェネラリストレベル」「UXプロフェッショナルレベル」「UXマネジメントレベル」の3段階で定義。「UX検定(TM)基礎」を取得すると、「UXジェネラリストレベル」のスキルを有していることを証明できるといいます。
5月時点でのシラバス(出題範囲)は、UXデザインやデザイン思考などを含む「UXインテリジェンスの理念」、行動経済学や認知心理学などを含む「UX関連基礎知識」、UXリサーチや定量/定性調査などを含む「ユーザー理解」など。
サービスやプロダクトのグロースに関わりたい人におすすめ
同協会によれば、この資格の対象は幅広いものの、デジタルサービス/プロダクトの開発やそのグロースに関わっている人、これからそういった仕事に就きたいと考えている人、顧客起点のデザインプロセスについて学びたい人などにおすすめ。「特に若手社会人や就活生にぜひ受けてほしい」としています。
サービスやプロダクトのグロースに関わりたい!と思っている若手ビジネスパーソンは、これを機にUXについての基礎を学び、実務に役立てたり転職に活かしたり、ネクストアクションへ繋げてみては。
【「UX検定(TM)基礎」】
名称:UX検定(TM)基礎(HCD検認定)
対象者:ビジネスパーソン全般(受験資格制限無し)
試験日程:8月上旬予定(6月申込開始予定)
受験料:1万890円(税込)
実施方法:知識問題(単一選択式)/オンライン実施(自宅受験)
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