働き方が変化し、価値観の多極化する現在。就活市場における企業や就活生がお互いに求める内容も、同様に変化してきているのでしょうか。最近では入社の決め手について「会社のパーパスやミッションへの共感」と答える人も増えている印象です。
ウォンテッドリー株式会社は、「企業のパーパスと採用」をテーマにアンケート調査を実施。5月25日(水)にその結果を公表しました。
就活生の36%がパーパスを「かなり重視」
コロナ禍でキャリアへの意識が変化した就活生は多いはず。あなたは、何を重要視して企業選びを行っていますか?
同調査によると、就活生の36%が企業のパーパスを「かなり重視」し、入社を決定していることがわかりました。また、2017年時の調査ではパーパスを重視する就活生は18%であったことから、直近5年間で倍増していることも判明しています。
さらには、企業のパーパスに共感して入社を決めた場合、そうでない人に比べモチベーションの高さが2.5倍異なることも、同調査で分かりました。
企業の持つビジョンやミッションの確認は、現在の就活では欠かせないようですね。
採用側は、スキルよりもパーパスへの共感度を重視
就活生が企業の目的や意義を求める一方で、採用側は就活生に何を求めているのでしょうか。
同調査によると、採用担当者の32%が「スキルよりパーパスへの共感度を重視する」と回答しています。
また、パーパスへの共感度を重視して採用した場合、63%の採用担当者が就活生のモチベーションが高いことを認識していることが分かりました。
企業は就活生に対し、入社後の組織貢献度を考慮し、スキル以上にパーパスへの共感度がいかに高いかを求めているようですね。
パーパスを理解したうえで入社意思を決めてみよう
これから就活に臨む学生は、自身が納得のいく結果を生み出したいですよね。そのためにも、企業のパーパスをしっかりと理解することが内定への近道となり、入社後も高いモチベーションを維持することに繋がるでしょう。
【調査概要】
調査対象:就活生、採用担当者
調査期間:4月15日〜4月22日
調査方法:Webアンケート調査
有効回答数:1340人
その他詳細は、同社プレスリリースをご確認ください。
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